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Posted by ブクログ
面白いんだけど、まさかこのまま、前作の主人公たち千早世代をひたすらヒーローに仕立て上げて格好良く活躍させるのが続くわけじゃないよな……? いつまでも頼りっぱなしでは花野や筑波たちの面目が。。
でも、凛風や凛月、千隼らの扱われ方を見ても、「子どもがのびのび幸せに生きられるよう大人は何をすべきか」という非常に教育的なテーマが主軸になっていることは明らかで、それに照らせば、千早たちOGは、ちょうど守られる「子ども」から、守る側の「大人」へと移行した存在だ。だから、かつての「子ども」が、前作の主人公たちが、新米の大人として、後輩のピンチに颯爽と登場して助けている姿を何度も何度も描いているのも、必然的なんだと思う。
宮内先生はまたとんでもない名言を生み出した。何かの見返り=搾取なしに、ただ無条件で支援されることが子どもは当たり前であること。
前巻の生理の話題といい、コンビニの外国人労働者の描写といい、すごく昨今の「人権」思想やジェンダー平等、フェミニズムなどのリベラルな要素を意識的に取り入れているが、たほう、「産み育てる女=母は強く尊い」というような、保守的な価値観も間違いなく通底しているため、そのねじれが興味深い。
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