古くてあたらしい仕事(新潮文庫)

古くてあたらしい仕事(新潮文庫)

605円 (税込)

3pt

「本をつくり、とどける」ことに真摯に向き合い続けるひとり出版社、夏葉社(なつはしゃ)。従兄の死をきっかけに会社を立ち上げたぼくは、大量生産・大量消費ではないビジネスの在り方を知る。庄野潤三小説撰集を通して出会った家族たち、装丁デザインをお願いした和田誠さん、全国の書店で働く人々。一対一の関係をつないだ先で本は「だれか」の手に届く。その原点と未来を語った、心しみいるエッセイ。(解説・津村記久子)

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古くてあたらしい仕事(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    誠実に生きる事を具体的に描いてくれた本。
    1人出版社を立ち上げる事になる流れがとてもよくらまとまっている。自分の居場所を求めること、身近な人に誠実に向き合うこと、この2つが重なる場所から自然に導き出せる帰結であり、職業人として素晴らしい自己分析であるように感じた。
    ここまで自分と向き合えて確信を持て

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    50社連続不採用。転職活動でうまくいかず、大好きな従兄も亡くなり、人生の暗い沼の中、本を読むことで自分の居場所を確認し、自分の大好きな本を顔の見える人に届けたいという思いで、古くてあたらしい「出版社」を立ち上げた島田潤一郎さんのバイオグラフィー的なエッセイ。大きな資本にできないことをやる小さな仕事の

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    『長い読書』は、著者にとって本を読むということがどういうものだったか、それによってどう支えられてきたかということが書かれていて、「読書に支えられてきた自分」ということに少しナイーブな印象を受けたが、本書では、読書への想いは変わらず、人のために本を作ること、本を作ることを通して人と関わることなどを通し

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    一人で出版社を作った人の本。
    毎日を生きる人にそっと寄り添ってくれる。そんな本。

    「今日、だれのために、なにをするのか。」
    文筆家を目指していた島田は大学を卒業後もアルバイトなどで食いつないでいた。しかし、時は立ち31歳で就職活動を行うが採用はされない。そんな中、仲の良い従兄が若くして亡くなる。悲

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    知ってる人には有名なひとり出版社「夏葉社」の島田潤一郎さんの著作。氷河期世代で就職できないなか、兄弟のように仲が良かった従兄弟の死をきっかけにひとりで出版社を立ち上げる経緯が語られている。
    全体的にとても静かで熱い。
    島田さんの本に対する思いのその言葉の端々がとても静かで熱くて読み終わった後もずっと

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    何も言わずにそっと渡して読んでもらいたいと思うくらい素敵な本でした。
    何の涙か覚えていないけれど、何度も涙が溢れてきました。
    言葉があったかくて寄り添ってくれる本です。

    0
    2025年01月26日

    Posted by ブクログ

    本屋で偶然出逢った本。
    ひとり出版社の人の日常ってどういうものなんだろうという好奇心で読み始めた。
    が良い意味で期待を裏切られた。日常を書いているのかと思っていたら、考え方、生き方の本だと思った。
    読んでいる途中に、『こういう風な気持ちで仕事をしたい。人と関わりたい。』と自然とじんわり胸に込み上げて

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    ひとり出版社、夏葉社の創業者によるエッセイ。
    自戒を含め、すべての働く人が読むべき本。
    和田誠とのエピソードに泣いた。

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    すごくあたたかくてやさしい本でした。
    また読み返すために手元に置いておきたいと思います。
    夏葉社さんの他の本も読みたくなりました。

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    地に足が着いた仕事とはこういうことだと思った。いかに生産性を上げるか、AIにどこまで任せられるか、みたいなことに汲々としている自分には眩しく映った。年始の1冊目に素晴らしいものを読ませてもらった。

    0
    2025年01月01日

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