真の保守とは何か 近代日本の地下水脈
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真の保守とは何か 近代日本の地下水脈

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

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昭和史研究者が日本を覆う空気の正体に迫る

高市政権誕生、参政党の台頭……。「保守」を標榜する人々が躍進する今、あえて問う、石橋湛山、池田勇人ら戦後保守たちの群像。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春新書
  • タイトル
    :
    近代日本の地下水脈 Ⅰ 哲学なき軍事国家の悲劇
  • タイトルID
    :
    1506397
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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近代日本の地下水脈 Ⅰ 哲学なき軍事国家の悲劇 の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 近代日本の地下水脈 Ⅰ 哲学なき軍事国家の悲劇
    1,001円 (税込)
    近代日本の失敗は「地下水脈」で読み解ける! なぜ日本は太平洋戦争を始め、敗戦に至ったのか。なぜ「玉砕」「特攻」といった無謀な作戦で多くの人命を失ってしまったのか?―― 著者が昭和史の研究に携わるようになったのは、こうした謎を解明したいとの強い動機からであった。今まで5000人近くの昭和史関係者にインタビューを重ねてきたのは、それはこの根源的な問いに対する答えを探す旅でもあった。そして、敗戦に至る道筋を調べれば調べるほど、昭和だけでなく、明治維新以降の歴史をもう一度つぶさに検証しなおす作業に迫られることになった。 その結果、著者は「地下水脈」という歴史観にたどり着く。 大日本帝国憲法ができるまでのほぼ20年間、「日本という国をこれからどのように作り変えていくか?」をめぐって、さまざまな勢力の“主導権争い”がおこなわれた。 実際の歴史では、日本は「欧米列強にならう帝国主義国家」の道を歩み、すべてが軍事に収斂していくことになる。その結末が、昭和の悲惨な敗戦であった。 では、残る国家像は、そのまま消えてしまったのか? そうではない。4つのそれぞれの思想やビジョンは、いったん日本社会の地下に潜りながら、いまも脈々と流れ続けている。そして歴史の重要なターニングポイントを迎えるたびに、噴出してくるのである。 「地下水脈」という歴史観でとらえれば、現在の日本の窮状――経済の迷走も、終身雇用サラリーマン社会が変わらないのも、政治がダメなのも、エリート教育がダメなのも、150年以上繰り返されてきたことがわかってくる。 本書は、「地下水脈」をあらためて見つめることで、日本の近現代史を再検証する。
  • 右翼と左翼の源流 近代日本の地下水脈II
    1,001円 (税込)
    戦後80年に読みたいベストオブベスト! 知的エリートたちに蔓延したマルクス主義の勃興と敗北、陸軍青年将校らの心をつかんだ北一輝の国家社会主義、そして井上日召らテロリストの横行――。 戦前日本のテロルから安倍晋三首相暗殺までを貫く「保阪近現代史」の決定版! 日本はなぜ無謀な戦争に突っ走り、負けたのか? それから80年経った今、なぜ日本は同じような失敗を繰り返しているのか?――近現代史の第一人者である保阪氏は、「地下水脈」という歴史観にたどり着く。 明治初期、「日本をこれからどのような体制の国家にするか?」をめぐって“主導権争い”がおこなわれた。 著者はこの間に、次の5つの国家像が模索されたと考えている。 1 欧米列強にならう帝国主義国家 2 道義や倫理を尊ぶ道義的帝国主義的国家 3 自由民権を軸にした民権国家 4 アメリカにならう連邦制地方分権国家 5 攘夷を貫く小国家 実際の歴史では、日本は1を歩み、すべてが軍事に収斂していくことになる。その結末が、昭和の悲惨な敗戦であった。 では、残る2~5の国家像は、そのまま消えてしまったのか? そうではない。 これらの地下水脈は反体制運動に流れ込んだ。社会主義者、マルクス主義者、アジア主義者、国家社会主義者、アナキスト、農本主義者たちは、地下水脈を受け継ぎながら、社会の変革を企図していったのである。 「地下水脈」という歴史観でとらえれば、左翼運動の失敗も国家社会主義と軍の結託も、昭和天皇の「人間宣言」の意図も、そして安倍暗殺事件の奥底にあるものも、クリアに見えてくる。
  • 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈
    1,100円 (税込)
    昭和史研究者が日本を覆う空気の正体に迫る 高市政権誕生、参政党の台頭……。「保守」を標榜する人々が躍進する今、あえて問う、石橋湛山、池田勇人ら戦後保守たちの群像。

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真の保守とは何か 近代日本の地下水脈 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現在の高市政権は、殺傷能力を持つ武器輸出の解禁、防衛力の大幅な拡充など、太平洋戦争で国家が崩壊の危機に瀕し、憲法9条に守られながら再興•確立されてきた戦後の平和、そして、それを支えた安全保障政策を、大転換する軍備増強路線を推進している。これにはかつての昭和の大戦争に向かった帝国日本のファシズム的な流れを想起する人も少なくないのではないだろうか。確かに中国、北朝鮮、そして泥沼のウクライナ侵攻を続けるロシアを近隣に抱え、安全保障の環境が変わったと言えば、何となく納得してしまう面も無きにしも非ずではある。だが、このままトランプ大統領のアメリカ追従、振り回される一方の日本が、可能性としては高まりつつある台湾有事を機に、かつて中曽根氏が言った列島不沈空母に一気に傾く可能性を高める一因になっていると感じる。ディールを政治に持ち込み損得勘定で国家政策を決めるトランプ氏の手法は、日本の安定的な平和にとってはリスクであり、アメリカによる対中国政策の一つの駒としか見られない日本は、常に二大国の間で激しく揺さぶられ続けるのは目に見えている。高市日本がアメリカの望むままに軍備を拡張したところで、在日アメリカ軍の存在なしには、我が国一国で前述した不安定要素3カ国に立ち向かうのは無理な話である。
    ここで改めて高市政権の行ってきた事を振り返ると「非戦闘目的5類型」を撤廃や、戦闘機•護衛艦など殺傷能力のある完成品武器の輸出を原則可能とした「防衛装備移転三原則の改定」。GDP比3.5%規模(20兆円超)への増額要求が浮上する一方で5年後目標額については慎重な姿勢も示す、防衛予算の増額。戦時転用可能な技術とも言えるAIや無人機、そして原子力潜水艦の動力開発検討への着手など、明らかに将来の有事を見据えた技術開発への積極姿勢など、中国や韓国などかつて日本が侵略した国々からの批判を巻き起こすだけに止まらず、国内でも疑問視する声が大きくなるなど、不安定さを助長する方向へと突き進んでいる様に感じる。表向き、いや真に平和を求めながらも、却ってそれを不安定化する動きは、国内外の不安視する声を大きくさせる一因となっているのは間違いない。高市総理の元、日本は再び戦争の惨禍を引き寄せかねないリスキーな動き方をしているのは誰が見ても解るし、不安を感じざるを得ない。
    一方、戦後の日本は80年以上もの間、平和を謳歌し、経済的に劇的に力を伸ばしてきた事は事実であり、バブル崩壊後失われた30年と言われながらも、GDPベースでは上位の経済大国の位置を維持し続けているのも事実だ。これに寄与したのは、言うまでもなく軍備縮小•経済拡大、そして日中国交正常化や各国へのODA支援などで、海外との経済的な結びつきを強めて行った国家政策にある事は間違いない。そうした政治を支えてきたのは、保守と言われる政治体制と保守を標榜する政治家達の実績である。本書は現在の高市政権を始めとし、選挙で躍進してきた保守を名乗る政治政党が、かつての「良い保守」と比較し、極端に右寄りの政策を掲げる、言わば偽物の保守であると論じる。本来の正しい意味での保守「真の保守」の在り方を、戦後日本の平和や経済的発展を築き上げてきた政治家達の名前を挙げ、現代政治の問題点を分析する内容となっている。
    著者は近現代史特に昭和史研究の第一人者である保阪正康氏。氏の著作はこれ迄にも多く読んできたが、多くの政治家や戦争経験者へのインタビューを通じて培ってきた広い知識と、それをベースとする鋭い分析眼、納得感のあるロジックで練り上げられた文章は、一気に読める内容となっている。日本の地下水脈に、かつての偉大な政治家達の意思を受け継ぐ「真の保守」は生き続けているのか。激しく戦争への道を突き進む今の日本の中で、我々国民一人一人が世界情勢をどう読み、何をしていくべきか考えるきっかけをくれる一冊だ。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    うまく表現はできないのだが、なんとなくこの社会がファシズムに走っているように感じる。昨年の選挙で、自民党の圧勝は何だったのであろう? 
     筆者が書いている 『真正保守』の政治家10箇条読むと、このような政治家が今の日本にいるのだろうか不安を感じる。まず私は歴史をしっかり学びたいと感じた。これまでの真正保守の政治家たちには、確かに戦争経験がある。その経験のなくなった世代の社会がいかに危険であるか感じた。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    本書は、歴史的な取材の蓄積を背景に、「保守」という言葉を政治家の実践から捉え直そうとする意欲的な一冊です。石橋湛山という人物を軸に据えた構成は説得力があり、現在の政治状況への危機感も伝わってきます。

    ただし、タイトルに掲げた「真の保守とは何か」という問いに対して、日米関係と天皇制という二つの核心的な論点が最後まで明確な結論を与えられないまま終わる点は、物足りないところです。新書としての紙幅を考えれば無理からぬことかもしれませんが、読者としてはこの二点にこそ著者自身の踏み込んだ見解を聞きたかったところです。

    【目次】
    はじめに 「真正保守」の再興を求めて
    第一章 高市自民党は本当の保守なのか
    第二章 軍部と闘う石橋湛山
    第三章 アメリカと闘う石橋湛山
    第四章 池田勇人が継いだ湛山精神
    第五章 後藤田正晴という保守的「護憲」政治家
    第六章 日本の保守はなぜ親米なのか
    おわりに 「真正保守」にとって天皇とは何か

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    冒頭から今の日本の状況を非常に的確に分析されていると思いました。
    本書で紹介されている歴史上の人物の紹介や評価については、私の知識不足もありその是非までは評価できなかったので、何人かもう少し詳しく知りたいと思いました。

    新自由主義改革で格差を拡大させた小泉内閣や、格差をさらに拡大させ権力を私物化したような安倍内閣に今の状況の原因があると言えるかもしれませんが、私個人の経験から言えば、安倍内閣の頃は仕事も安定していて特に不満はなく、小泉内閣の時に至っては勢いのある話し方をする人と言う薄ぼんやりとした記憶しかありません。
    結局のところ人間がその時には正しいと思った選択や行動も後から見ると間違いだったということが、長い目で見てみれば良くあることなだけなのかも知れません。
    高市政権や参政党を支持する人たちも別に悪気があって支持しているわけではなく、それが正しい事と信じて支持しているところに難しさがあります。

    読み終わった後に少し前に読んだユダヤ教の本に書いてあった教えを思い出しました。
    それは、老人が実がなるまで時間のかかる果物の木を植えた時に、ある人からあなたはその実を食べられないかも知れないのになぜその木を植えたのか?と聞かれ、その老人は自分が子供の時に食べた果実も私の祖先が植えてくれたものだから私も同じようにする。と言う教えです。
    歴史を学びそこから洞察を得ようとする行為は、少しでも現在を良くしようとする行為だと思いますが、今を良くするだけでなく、未来にも良い選択ができるような人間になれるように、これからも歴史を学び続けたいと思いました。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    保坂さん本当に必死に切実に今の日本のかじ取り(してる人たち)の危うさを訴えていらっしゃる。こんなにマーカーつけた本ないもの。私たちは保坂さんの訴えを深く心に刻まねばならない。そして次世代へとつないでいかなくては。

    0
    2026年09月16日

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  • ジャンル
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    学術・語学 / 教育
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    文藝春秋
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    文春新書
  • タイトル
    :
    近代日本の地下水脈 Ⅰ 哲学なき軍事国家の悲劇
  • タイトルID
    :
    1506397
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
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    3MB

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