九十歳のラブレター(新潮文庫)

九十歳のラブレター(新潮文庫)

605円 (税込)

3pt

5.0

ぼくたちが出会ったのは単なる偶然ではない。奇跡だ。小学校の同級生だったあなたと結婚して六十余年。アメリカでの新婚生活、京都での家造り、世界中への旅。自由気ままに勤務先を転々とするぼくに「好きなようにしたら。あたしついてくから」とニコニコ笑っていたあなた。つい昨日まであんなに仲良くしていたのに、もうあなたはどこにもいない――。老碩学が静かに綴る最後のラブレター。

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九十歳のラブレター(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    加藤秀俊さんの目線で妻との人生が終始書かれており、非常に読みやすかった。この本の感想を文字にすることに抵抗を感じる程に、とても素敵で優しい時間が綴られていた。大切な人の死は、決して「別れ」ではない。「死」の瞬間にその人との思い出が鮮明に蘇り、その人との「再会」を果たす。歳をとってもラブラブな夫婦に漠

    0
    2024年07月22日

    Posted by ブクログ

    互いに一途で美
    「妻は夫をいたわりつ、夫は妻に慕いつつ」は、
    変わりゆく時代の中でも覚えておきたい大事にしたいものになった。

    奥さんの「いずれいいことがあるでしょ、好きなようにしたらいいわ、あたし、待ってるから」のマインドがすごく好き。
    あと互いに難しそうな局面を楽しもうとするところ。

    たまたま

    0
    2024年04月01日

    Posted by ブクログ

    あっという間に読めてしまう
    筆者の奥様に語りかけるように、あなたと呼びながら昔を回顧していく文体に惹き込まれる

    とても理想的なカップルだと感じた。もちろん思い出は美化されていくものだし、息子さんのあとがきにもあったように思い出に酔われたように書かれてるところもあると思う。それでも、奥様がまったく大

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    大切にしたいと思った本は本当に久しぶりだ。
    今頃お二人は桜の木の下で手を取り合い笑いあっているのだろうな。だから一夫一婦制は辛いんだよなぁ、失うことの辛さを知りたくない→ひねくれの弱虫(笑)

    0
    2024年02月03日

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