常識人の作法

常識人の作法

1,430円 (税込)

7pt

3.7

「あたりまえ」をくつがえす異端の社会学。理路整然、博覧強記、痛快無比。社会学の泰斗が「世の変な常識」に挑む書き下ろしエッセイ集。歴史、民俗、風土などさまざまな角度から現代の世相を鋭く分析。日本の常識は正しいか? ●戦前の日本にも「民主主義」はあった/●談合は悪ではない/●ツイッターは表現を貧困にした/●雑学こそ「知」の理想的なありかただ 他

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常識人の作法 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年09月01日

    若い頃「独学のすすめ」「整理学」、最近は「隠居学」「続・隠居学」、楽しく拝読しています!加藤秀俊さんの「常識人の作法」、2010.10発行です。読みやすくて、楽しくて、味わい深いエッセイです。特に「演劇する現代」は面白かったです。確かに現代は(いつからなんでしょう?)「ヤラセ」の構造ですね。TVはグ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月29日

     常識という曖昧で大雑把な思考の判断方式は潤滑油のようなもので、それは人間や社会の持つ摩擦をなめらかに回避する道具である。その根拠が正確か不正確か、妥当か妥当でないかはともかく、それはその場における緊急避難的措置としては有効である。しかし、無知な大衆の織り成す社会はこの不完全な道具である「常識」に過...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月30日

     常識人であろうとする著者が、世の中の非常識を槍玉に挙げる。非常識に目を向けることで常識を探るかたちで、著者は論を展開している。80歳の著者が見る若者たちの生態。気になって当然でしょう。しかし……。正論で、真っ当なのだけれども、頭が固すぎる気がしないでもない随想録。

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    Posted by ブクログ 2011年07月21日

    こんなうるさい頑固ジジイが町内に1人は居てほしいような気がする。そんなことどうでもエエやんか、時代が違うんだから。と、言いたくなるくらいいちいち目くじら立てて煩いけど、ひと昔まえの日本人にはそんなことは当たり前のことだった。そしてそれは今も正しい。でも今それを言われると鬱陶しいし、そんなことを誰もし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年11月08日

    彼の本は高校生の頃から読んでいて、もう30年以上になる。影響が大きく社会学者になりたいと、社会学部を受験した程。その尊敬する著者は、今、私の勤める広告代理店があまり好きではないようなのが、少しショック。
    でも、内容はおもしろく考えさせられることも多い。
    最近、メディアの役割の変化、メディア自身の功罪...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年03月08日

    新聞休刊日は談合だ!ホントよく言ってくださいました。
    トマス・ペインの「コモンセンス」。何かにでてきたな?副島隆彦だったっけ?
    きだみのる 「きちがい部落周遊紀行」。前から気になってたが、これも読んでおかないと。

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