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Posted by ブクログ
新書購入。
これは探偵小説ではない。推理でもない。たぶん。
異世界ファンタジー。
無夜は何か飛ばして読んだらしい。
賢者の石ってなに?
えー、なにこの展開、みたいな?わかんないのは自業自得なので仕方ないです。(読み飛ばしたのか??)
今回は夜の貴族登場。気づかいある父親(とある犯罪被害者の人間の少女を養女にしている)として登場。娘がかなりわがままに見えます。
こんなに大事にしてもらっていて、実の親が恋しいなんて……。贅沢な。
種族の違いが大きいのでしょうけれど。
そして、今回は日本にバーチがきます。(夢の中ですが)
シャワーに感激して帰ります。きっと、オスタスの街に、シャワーが普及することでしょう。(笑)
それにしても、マルタの名探偵のカードは凶悪ですね。策と布石をすべて、無にしてしまう。補助カードとしては最悪・最強では?
Posted by ブクログ
“「……デアスミス……」
掠れた声で思わず呟く。震えているのが悔しかった。
デアスミスはバーチとマルタのテーブルの横に立ち止まった。
「はじめまして、マルタ・サギーさん。いつもリッツが世話になっています。ありがとう。私はウィリアム・デアスミス。リッツの兄です」
デアスミスは曇りのない明るい、人好きのする笑顔でそう言って軽く両手を広げた。
マルタは頭の中が真っ白になった。
デアスミスはその彫刻めいた美しさの右手をマルタに差し出す。
マルタは何も考えずにその手を取りそうになった。
吸いこまれそうな青灰色の瞳。
「おいこらデアスミス」
不機嫌なバーチの声がして、マルタは出しかけた手を引っ込め、浮かせた腰をまた椅子に落とした。身体に鉛でも入ったようで、心臓が早鐘を打っていた、汗が噴き出したが寒気がした。
なんだ。
こいつはなんだ。”
デアスミスと初のご対面。
うー、マルタが好きすぎてたまらん。
バーチとのやり取りが本当面白いなぁ。素敵だ。
“マルタは何か反論したそうにバーチの顔を見つめていたが、早足で二階に行くと何冊かの雑誌をバーチに押しつけるように差し出した。
「これ。この中から選んで誰でもいいから化けろ。僕じゃなければいいから」
「化けろって。傷つくね」
「ラーメンと緑茶を出してやるからあっちに座ってそれ見ててくれ頼むからバーチ!!」
「なんだね人を厄介者みたいに」
バーチは雑誌を手に、ぶつくさ言いながらそれでもソファに座った。
置き場所からカップラーメンを二つ取り出し、ラップをはがしてかやくを入れながら、マルタは混乱する頭をなだめようとする。
どうして。
なんで僕は蓑崎にいるんだ。
なじみ深い家、なじみ深い台所。全てのものの位置を自分は知っている。
茶筒は引き出しの中、急須は食器棚の上から二番目の右手側。エアコンはかけっぱなしで、片付いているのは、そうだ、アウレカが来て掃除して。待て、今いつだ。もう一度自室に駆け上がってPCを立ち上げ、カレンダーを開く。
ぐう、と喉が鳴った。
やっぱり、オスタスに飛ばされた日だ。”
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