ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
15pt
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 直線的に過ぎていく「時の矢」としての時間と循環する時間――その違いをとおして、山里の暮らしとその変容から、時間という「存在」をとらえる。全集収録にあたり補章「過去・現在・未来の関係について」を書き下ろし。「労働と自然」「『真理』が価値を失った時代に」の2編もあわせて収録した。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~15件目 / 15件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
自分から進んで読んだ、はじめての哲学書。 森美術館のストアのインスタで紹介されていたのを見て、興味をもって購入した。 「時間」について、なんとなくピンと来たのである。私たちが生きているこの時間の流れとは別の時間の流れというものが存在している…というような紹介の仕方だったのだけど、なんかそれが「わかる...続きを読むかも」と思ったのだ。 本書は哲学書といいながらも、半分エッセイのような語り口でとても読みやすく「何を書いているのか全くわからない!」という箇所はほとんどない。ときどき、あれ、この話何回目?と同じ話を何回もされているように感じることがあり、そのときに「私は何かを読み取れていないのかもしれない…」と感じる程度の難易度。 私たちが今生きている世界は、資本主義を背景とした直線的な時間。いつか終りがくる、効率性や成果が重要視されている時間。対して、里山に流れている時間は、春が来て夏が来て秋が来てまた冬がくる円環の時間。その時間は自分が死してもなお続いていくことを前提にしたずっと続いていく時間。 それぞれの時間を背景にすると、「仕事」の意味も、そこに対する人間の向き合い方も全然ちがってくる。 自分たちが辛くなることの原因はこの「直線的な時間」の捉え方(そして資本主義)にあるのかもしれないと思わされた。 読んでいる間、付箋をたくさん貼ってしまった。 これは自分の本棚にずっとおいておいて、折に触れて読み返したい本である。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
内山節著作集
新刊情報をお知らせします。
内山節
フォロー機能について
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
内山節と語る未来社会のデザイン1 民主主義を問いなおす
内山節と読む 世界と日本の古典50冊
修験道という生き方(新潮選書)
新・幸福論―「近現代」の次に来るもの―
哲学の冒険
日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか
半市場経済 成長だけでない「共創社会」の時代
文明の災禍
試し読み
「内山節」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲時間についての十二章 ページトップヘ