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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 僕の少年時代にこんな本があればよかった、と思えるような本を書きたかった、と著者は語る。少年や青年たちが抱く、愛や性、仕事や幸福、そして生き方を哲学を通して考える。解説=栗原彬
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Posted by ブクログ
哲学とは何か?を改めて考えさせてくれる1冊。哲学とは、その時代に人間が絶望し、そこから自分の精神を自由に解放しようとするものである。これまでのように、たった1つの真実を追求するような論理的で、人間を超越した哲学はやめなければいけない。人間の日常的な中にある苦しみや、絶望などの精神に寄り添い、そこを出...続きを読む発点に未来への考えを作り出していけるものでなければならない。
哲学の旅への道案内をしてくれている。私に精神の自由なんて感じることがあったか、不自由を不自由とも思わなくなっていたのではないかと考え込んでしまった。まず疑いを持つこと。そして問いを持つこと。美しく自由に生きたいと主体的に未来をつくること。主体的な行為と精神が、未来に向かっているとき、人間の精神の自由...続きを読むはあるという。私も精神の自由を感じてみたいと思った。
『哲学』と『冒険』の二つの言葉が一緒になっていることに少し興味を持ち購入。父親と少年の会話が凄く分かりやすく、引き込まれる様に一気に読み終わる。
分野、趣味、関心事、主義主張に関係なく、皆さんに一度は読んでいただきたい本です。 皆さんの当たり前が、近代に飲まれているかもしれない。 私達の行為を凄く「みじめ」に感じてしまうかもしれない。 私達はどう生きるべきか?
働くことの意味を見いだせなくなった頃に、ちょうど出会った。 現実にはきっと、資本主義と自由との間になんとか折り合いをつけるしかないのだが、権力と金とがすべてのように見える今の社会に馴染めないわたしに、それでもよいと励ましてくれた。
分かりやすく物語風に書かれた作品。哲学に関する本としては取っ掛かりやすく親しみやすい作品だった。 哲学史をたどりながら自分の哲学を拡げていく話なので一方的な持論展開でなく、自身の整理にもなる。個人的には、自分の大好きな漫画『進撃の巨人』に通ずるところが沢山あり非常に面白かった。 とりあえず、哲学は美...続きを読むしく生きるためのものらしい。哲学とは何なのか、自分とは何なのか、自由とは何なのか、私はこのままで良いのだろうか?と日々考えてしまう自分に嫌気がさすこともあったが、美しく生きるために必要だったんだと背中を押してくれた気がする。
中学生にも読みうるように、という条件のもとで、哲学史に題材を取りながら著者が自らの問題意識を語った哲学への案内。 自分の手で働いて生きる者のための哲学、と著者は自ら謳っている。 生きることの意味を明らかにすることは、働くことの意味を明らかにすることに他ならない。働くことの意味が決定的に損なわれた近代...続きを読むにおいて、それを回復させるために何が必要か、という内山哲学の原点が、きわめて平明な言葉で綴られている。
人間の生きる意味は人間の歴史に参加すること すなわち何かを生み出すこと 本来の労働とは何かを生み出すことそのものだった 産業革命以降人間の労働は歯車になった その中で生きる意味を見失っている 哲学とは今の人生と理想の人生のギャップを 埋めるための精神的活動 理想を描くのが難しい社会になっている 主...続きを読む体的に理想を探すことこそが自由ということ
毎日中学生新聞の中学生のための哲学の連載の文庫化 というだけあって、読みやすかった。 おすすめだ。 目次 第一章 哲学の中へ 一 未来への迷い 二 美しく生きるために哲学をーエピクロス 三 人は誰でも、いま生きているように未来をつくっていくー三木 清 四 哲学は自分自身の勇気を信頼するところ...続きを読むから始まるーへーゲル 五 世界の成り行きに驚嘆する能力から新しい文化は生まれるーウェーバー 六 人はつねに過渡期の人間として生きているー梅本克己 七 不完全な人間が哲学をつくりだすー親鸞 八 哲学はこれからも不完全な学問でありつづけるーディドロ 第二章 現代哲学の発見 一 あらゆるものは動き続けているーヘラクレイトス 二 歴史の発達は、一面では人間を退化させたールソー 三 私は考える、それ故に私は在るーデカルト 四 ある時代には、その歴史段階特有の精神的態度があるーウェーバー 五 現代の戦争や悲惨は、私有財産からつくられるールソー 六 近代産業の中には、人間に対する侮辱が生まれているーアダムスミス 七 死に至る病とは絶望のことであるーキェルケゴール 八 我々の共同社会をー近代革命の担い手たち 九 人間は実現可能なことのみを考えるーマルクス 第三章 未来への冒険 一 人間たちの幸せと不幸 二 自由の研究 三 生きることの意味を探して 人名注 日本にもたらされた主要哲学とその歴史 あとがき
ふと思い立って、教養文庫コラボのフェア冊子を読んだ。ここ数年、入手はすれども通読せず状態で、何となく取っつきがたいイメージってだけで敬遠していたんだけど、ちゃんと読んでみると、なんとまあ、結構魅力的な作品が多いこと。そんなに難解な感じでもなく、それならってことでピックアップしたものをなるたけゲット。...続きを読む実際読んでみた感触も、モノによっては新書の方がハードルが高いくらいかも。前置きが長くなったけど、要は難なく通読可能だった、ということ。で、本作。哲学の変遷をたどりつつ、自身の哲学論も順次開陳されるという、なかなかの読み応え。哲学史を学ぶというより、その活かし方を習得するための一冊かな。
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