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◆全世界で読まれている「投資のバイブル」
1973年の初版以来、全米累計200万部を超え、「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新版。本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものだが、類書と異なる点は、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、データを示してしっかり論じているところだ。過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快である。
硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすくなっている。間抜けなテクニカル分析手法やチューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読める。
◆改訂版の特徴
原著第13版は初版から50周年の記念版。著者のマルキール氏はインフレは当面続くとみているが、その中でもこれまで示してきたインデックスファンド投資が最強という論を引き続き展開する。
新たな内容としては暗号通貨、NFT、ミーム株(オンラインコミュニティで人気になり、一時的に高値がつく株)について触れるが、これらも最終的には有効ではなく、これまでの手法の良さをさらに強調する材料となるだけである。
Posted by ブクログ 2024年02月17日
内容は難しいが、スカッとする言い回しにニヤッとしながら楽しく読みました。
「インデックスファンド最強。」ということが書かれている。
以下備忘録
「敵に出くわした、自分という敵にな。」
本書は一攫千金を目指す向きには何の役にも立たない。そういう人たちは貪欲につけ込む詐欺師達に任せておきたい。あ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月13日
500ページもある大著だけど、土日で一気読みするほど、面白い!
ファンダメンタル(アナリスト)派、砂上の楼閣(テクニカル分析)派、それぞれの正当性をデータから検証している。結局、いずれに対しても、インデックスファンドのバイアンドホールドの勝ちという結論になる。
これ、読んでたら、ポストプライムの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月12日
この辞書みたいに分厚い本書を一文でまとめると次のとおりだ。
『個人投資家にとって、個々の株式を売買したり、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買ってじっと持っている方が、遥かに良い結果を生む。』
投資が趣味でも仕事でも無い個人は、ただお金の置き場...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月06日
投資の教科書ということでやく4年前に第9版に手を付けたが、その当時は難しすぎて断念。
新しく記念盤が出たので再挑戦したのだが、詳細を理解できたか?と言われれば半分ぐらいは理解できていないのではないだろうか。
投資の教科書ではあるが、初心者向けというわけではない気がする。
(でも投資を始めるにあた...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月31日
「個別銘柄を売買したり、それらを組み入れて運用される投資信託に投資したりするよりも、幅広い銘柄に分散投資した市場インデックス・ファンドを安定保有する方が、はるかに良い結果が得られる」と言う言葉を信じ、それ以外の投資を行わないという人は、本書を読む必要はない。
スマートベータ運用、暗号資産、金など、...続きを読む
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