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  • ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理
    4.2
    1巻2,970円 (税込)
    ◆全世界で読まれている「投資のバイブル」  1973年の初版以来、全米累計200万部を超え、「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新版。本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものだが、類書と異なる点は、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、データを示してしっかり論じているところだ。過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快である。  硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすくなっている。間抜けなテクニカル分析手法やチューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読める。 ◆改訂版の特徴  原著第13版は初版から50周年の記念版。著者のマルキール氏はインフレは当面続くとみているが、その中でもこれまで示してきたインデックスファンド投資が最強という論を引き続き展開する。  新たな内容としては暗号通貨、NFT、ミーム株(オンラインコミュニティで人気になり、一時的に高値がつく株)について触れるが、これらも最終的には有効ではなく、これまでの手法の良さをさらに強調する材料となるだけである。

ユーザーレビュー

  • ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理

    Posted by ブクログ

    あまり詳しくはないでずか、ジョン・ボーグルがインデックスファンドを世に出す前に、この本が書かれたというのは、すごいことだと思います。

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    2025年09月21日
  • ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理

    Posted by ブクログ

    一般投資家に向けた資産運用のベストセラー。
    五十年に亘って版を重ね、内容をアップデートし続けており素晴らしい内容でした。

    が、投資の素人が読み通すには中々手強かった。何十頁のメモ、AIでの用語解説などを駆使してまあ何とか読み切った。よく頑張った、オレ。

    読みにくいことはないです。読破の難易度はその人の投資の素養によるでしょう。まじめに勉強している経済学部の学生さんなら内容がスラスラ入ってくるでしょうし、マルキール先生は必ず章の最初に「こんな話をするよ」と書いてくれるので理解の助けになります。数式なども極力抑えてくれてます。

    序盤は古今東西のバブルの狂気について。オランダ、チューリップバブ

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    2025年09月16日
  • ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理

    Posted by ブクログ

    数版前を読んで以来の再読。
    13版で追加された「リスク・パリティー」について読みたいと思い手に取ったが、つい通読してしまった。
    投資案内書の最高峰のひとつと称されている通り素晴らしい書籍だが、かなりのボリュームがあるので、お世辞にも読みやすいとは言えないかも…インデックス投資家でも通読できる人は実は多くはないのでは。。
    抄録版もあると、読み直しする際にもありがたいなと思った。

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    2025年03月24日
  • ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ランダム・ウォーク理論

    株価の動きは予測不能であり、過去の価格変動から将来の値動きを正確に予測することはできない。
    テクニカル分析(チャート分析)やファンダメンタル分析(企業業績の分析)は、長期的に市場平均を上回る成果を出すのが難しい。
    市場の効率性

    「効率的市場仮説」によれば、市場にはすでにあらゆる情報が織り込まれており、個人投資家が優位に立つのは難しい。
    短期的な売買を繰り返すよりも、インデックス投資を行い、長期で保有する方が有利。
    バブルと市場の非効率性

    市場は完璧ではなく、バブルや過大評価される銘柄も存在する。
    しかし、これを見極めて利益を得るのは極めて困難。
    推奨される投資戦略

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    2025年02月25日
  • ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版> 株式投資の不滅の真理

    Posted by ブクログ

    これを読んで学んだこと=積立NISAでS&P500に、非課税で投資、再投資し続ける。


    積立NISAやiDeCoはアメリカにはない制度なので出てこないけれど、ドルコスト平均法が積立NISAにあたる。
    本書を読むと、非課税でインデックスファンドに積み立てができるNISAの制度がどれだけ優れているかわかる。

    そのほかには、年齢やリスク許容度に応じたポートフォリオの考え方、定年後の資産取り崩しは何割にすべきか、など実用的な内容が充実している。

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    2024年11月18日

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