花だいこん

花だいこん

1,980円 (税込)

9pt

3.8

一膳飯屋「だいこん」を知人に譲ったつばきは、父安治と母みのぶと、新たな三人暮らしを始めた。不景気風が吹く江戸の商いはどこも経営不振でどの店も苦労していた。ある日、富岡八幡宮に参拝した安治は、薬種問屋「蓬莱屋」が看板の思案を求めていることを知り、渡世人の弐蔵と講釈師で絵心のある三太郎を仲間に、巨大提灯という壮大なスケールの看板を提案する。果たして一世一代のその勝負、勝ち取ることができるのか。

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花だいこん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月02日

    江戸時代大工の安治の生きざま仕事一途薬種問屋の看板作りに心を燃やし縁で知り合いになった仲間と共に命を賭けて奇跡を起こす。さらには三太郎と真之介とが双子だったとは!まだ語り尽くしていないように感じるのは小生だけかなそれは著者の思惑?

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    Posted by ブクログ 2023年05月27日

    山本一力の名作「だいこん」の待望の続編と思いきやスピンオフ的な作品でした。一膳飯店「だいこん」を辞したつばきの父親を主人公に、老舗薬屋の看板仕立てに奔走する姿が肝の話となりましたが、山本一力お得意の義理人情に溢れた江戸っ子の真骨頂物語で、読んでいて清々しい気持ちになりました!山本一力の次回作に期待で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    『だいこん』、『つばき』に続くシリーズ三作目。

    棄捐令の発令により、かつてない不景気の江戸の町。
    ご多分に漏れず、仕事が減っていた大工の安治は、ある日薬種問屋〈蓬莱屋〉が看板の思案を募集している事を知り、“巨大提灯”というアイデアで応募しようと乗り出しますが・・・。

    前二作は、つばきと彼女が営む...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月15日

    一善飯屋「だいこん」を知人に譲ったつばきは、父と
    母と新たな三人暮らしを始めた。ある日、薬種問屋
    蓬萊屋が看板の思案を求めていることを知り、巨大
    提灯という壮大なスケールの思案を提案する。

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