ひるの幻 よるの夢

ひるの幻 よるの夢

小説・文芸
519円 (税込)

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孤高の老作家への作家秘書の秘めた想い……表題作、若い男より老人の持つ乾いた匂いに惹かれる愛人……「静かな妾宅」、義理の息子への激しい肉欲……「秋桜の家」、あらゆる美に執着する醜い男……「彼なりの美学」、年下の青年の力強い手の感触に惹かれてゆく中年女性……「シャンプーボーイ」。単純な性愛だけではない、男女のひそやかで強烈なエロティシズムの世界を描いた6篇を収める。きめ細かに官能の世界を描き続けてきた著者ならではの短篇集。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    ひるの幻 よるの夢
  • タイトルID
    :
    129388
  • ページ数
    :
    290ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年08月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ひるの幻 よるの夢 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小池真理子さんの小説は、読んでいてとても心地よく、癒される。所持する本をもっと絞って、何度も何度も読み返したいけど、好きすぎてなかなか絞れない作家さん。

    0
    2025年01月17日

    Posted by ブクログ

    儚い夢のような幻のような、不思議な気持ちになるお話。小池さんの美しい日本語に泣きそうになる。
    再々読。

    0
    2022年06月11日

    Posted by ブクログ

    6篇の短編集。
    日常のふとした瞬間にあの日のあの人が何気なく発した言葉を何度も反芻してみたり、休日のベッドの中で微睡みながら一度だけ関係を持ったあの肌を思い出してみたり。
    もう二度と戻らない過去の過ちに胸がぎゅっとしたり。
    が、つめこまれた短編集。

    0
    2026年04月12日

    Posted by ブクログ

    ①夢のかたみ
    ・夢を見ていた、と春恵は思った。馬鹿げた滑稽な夢。老いてゆく女にふさわしい。
     愚かしいほどのおめでたい夢。
    ②静かな妾宅
    ・「私は今が幸せなのよ。ここでこうやって、ポンコと一緒にいることが幸せなのよ。どこにも行きたくないし、誰とも会いたくない。どうしてわからないの?」と77歳の橋爪にせまる。
    「若いうちは誰でも、そんな気持ちになることがある。」橋爪は乾いた指先で素子の額にかかった髪の毛をそっと払いのけた。
    「一種のハシカみたいなものだろうね。自分に酔っているだけなんだ。そのうち、素子はわたしから巣立って行く。巣立たなければいけない。わたしのことを哀れに思わないでほしいんだ、素子。わたしは愛している女性には、決して同情されたくない。いい年をしてカッコつけていたいんだよ」
    ③秋桜の家
    ・志保は和馬と並んだまま、この男は嘘をついたかのか、それともあの轢き逃げ話は本当だったのか、と考える。今となっては、嘘のようであり、本当のようでもある。どちらでもいいような気もするし、それでは腹の虫が治まらないようなきもする。
    だが、わかっていることが一つある。加地は妻の情事を知らずにいた、ということである。だから、和馬の証拠湮滅を手伝ってくれたのである。それだけは確かなようである。
    この世には、知る必要のないことが山ほどある。知ったら最後、自分の人生を変えざるを得なくなるような不愉快な出来事に何ひとつ直面しないまま、幸福に生を終えていく人もいる。裕次郎や加地のように。
    ⑥シャンプーボーイ
    ・突然の来客があったので、と嘘をついて断ってしまおうかと思ったものの、それも大人げない。そんなことを考えるのは、桂木に何の思いも寄せていない証拠だったが、かといって、無関心なのかというと嘘になる。会って不愉快な男ではなく、むしろ心がなごむ。誘われれば喜んで応じたいと思うし、長い連絡がないと、ふと、どうしたのか、と気になる相手でもある。
     だが桂木は、雨の晩、健介に丁寧にシャンプーをしてもらってまで、いそいそと出掛けていくにふさわしい相手ではなかった。桂木は頼子にとって遠い身内のような、抑制を利かせた交流を心がけている。心やさしい隣人のような男でしかなかった。
    ・この人は、嫉妬にかられているだけなのだ、と頼子は思った。
    たった一度寝ただけなのに。これからもまた、寝る可能性がある、という、そのおめでたい想像にしがみつき、子供じみた嫉妬心を煽(アオ)られているだけなのだ。

    <感想>
    小池真理子氏をよんで女性の考え方が少しでも理解出来ないかと思い、上溝公民館図書で借りた。
    男も女も人間という生き物は、育った環境や生まれ持った宿命みたいの複雑に絡みあっていると思うので、いちがいにはその人(男・女)と付き合っていく中でその人に合うやり方で、触れ合っていくしかないと思う。

    0
    2010年08月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集

    夢のかたみ
    静かな妾宅
    彼なりの美学
    秋桜の家
    ひるの幻 よるの夢
    シャンプーボーイ

    解説は張競
    中国でも受け入れられるが,中国に書き手がいないかもとのこと。

    シャンプーボーイはやや気合い抜けかも。

    全体では作家の話がでてくるところが面白いかも。

    0
    2012年10月12日

ひるの幻 よるの夢 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    ひるの幻 よるの夢
  • タイトルID
    :
    129388
  • ページ数
    :
    290ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年08月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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