死刑のある国で生きる

死刑のある国で生きる

1,980円 (税込)

9pt

死刑を徹底的にオープンにするアメリカ。死刑容認派が8割を超える日本。一方、死刑を廃止したがゆえに加害者と被害者遺族が同じ町に暮らすスペイン。そして新たな形の「死刑」が注目を集めるフランス――死刑を維持する国と廃止する国の違いとは何なのか。死刑囚や未決囚、加害者家族、被害者遺族の声から死刑の意味に迫る。

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死刑のある国で生きる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2022/12/20リクエスト 1

    アメリカの死刑囚、ジョン・ウィリアム・ハメルが最初の章に出てくる。彼は3人を殺害、放火した罪で死刑宣告され、執行を待つ身だった。
    そんな時に、宮下氏は、面会する。
    あまりに澄んだ目をして、刑を受け入れる覚悟が見えたハメルに、かなりの部分、肩入れしているように感じ

    0
    2023年01月13日

    Posted by ブクログ

    各国の死刑、罪、死に対する考え方がこんなにも違うものであり、そこには宗教、文化的背景があることを知った。
    死刑廃止が世界的に広まる中で、なぜ、日本には死刑があるのか。これは個々が考えておくべき内容だと思う。
    印象的だったのは、日本とフランスの比較において、日本には死刑があるものの、警察における射殺は

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    死刑制度について、アメリカ、フランス、日本、スペインの制度や実情、また加害者や被害者遺族の取材を通じて書かれている。

    先進国のなかで死刑制度があり、なおかつ実際に死刑を行なっているのはアメリカの一部の州と日本である、というのは広く知られた話である。
    「死刑制度があり、なおかつ実際に死刑を行なってい

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

     普段あまり考えることのない、日本の死刑の問題。新鮮だったのは、日本在住ではなくスペインで長く暮らし、ヨーロッパ的な政治制度と価値観を実感している日本人による死刑の考察であることだ。はじめに死刑賛否の態度があるわけではなく、著者自身迷い、悩みながら、ひとつひとつの事例を辿り、関係者へのインタビューを

    0
    2025年02月10日

    Posted by ブクログ

    アメリカ、フランス、スペイン、日本等世界の死刑囚、遺族、死刑制度関係者を取材する事で制度そのものを問いかける本。国は違えど長期刑よりは早く処される方が良いと考える囚人も何人かいて興味深い。
    人を殺して8年で出所して遺族の近所に住む事を受け入れる村もあったが、自分としては死刑囚に長く苦しんでもらいたい

    0
    2023年09月12日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    死刑を何を目的に行うべきかがちゃんと問われていて、考えさせられる。それゆえに、自分としても死刑には反対も賛成も出せないなと。

    0
    2023年05月09日

    Posted by ブクログ

    ヨーロッパで暮らす筆者が、アメリカ、日本、そしてフランスやスペインで、死刑囚本人やその家族、被害者やその遺族、司法関係者等、思いつく限りの対象者に取材を試みたもの。

    途中、死刑に対する疑念を語る場面も多かったが、筆者の本書での最終結論は、日本という国における制度としての死刑に意義を見いだすものだっ

    0
    2023年03月30日

    Posted by ブクログ

    借本。先進国で死刑があるのは、アメリカの一部の州と、日本だけ。海を渡って、各国の死刑との向き合い方、考え方が分かって良かった。海外のルポタージュと違って、わりと個人的な体当たり取材を感じる読み口も合った。

    0
    2023年02月15日

    Posted by ブクログ

    この人は相変わらず日本人の民族性では現状を変えるのは難しいという立場が変わらんなあ。外国で育ったということもあるのだろうが。できれば死刑反対の立場として社会の責任という立場から論じても欲しかった。北欧にも取材に行ってくれると違ったのではというのが正直な感想である。

    0
    2023年01月29日

    Posted by ブクログ

    死刑制度を存置しているアメリカと日本、廃止したフランスとスペインを主な取材先とした骨太なノンフィクション。
    宮下さんの著作を読むのは「安楽死」をテーマにした2作以来だが、取材対象者の言い分に振り回されず、自分の考えを押し付けるでもなく、とても冷静に書かれていて読みやすかった。
    犯罪抑止力としての効果

    0
    2023年01月14日

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