隠れ星は心を繋いで ～婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話～

花散ここ / とよた瑣織

王家にも商品を納入している有力な商家である『ブルーム商会』の末娘アリシアはトストマン子爵家の令息・フェリクスと婚約していた。
しかし、浮気に夢中のフェリクスからは蔑ろにされており、これは破談か、と思っていたある日、浮気相手を連れて現れ目の前で貶められたアリシアは、ついに婚約解消を宣言する。

煩わしいこともなくなり平穏な日常に戻る……はずだったがふとした表紙に意気消沈してしまう。
そんなアリシアに、硬派なイケメン騎士・アインハルトや謎多き飲み友達のノアが急接近！

戸惑いながらも二人の男性に心惹かれていくアリシアは――！

小説家になろう 発 ラブ＆グルメファンタジー！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: Kラノベブックスf
• シリーズ: 隠れ星は心を繋いでシリーズ
• ページ数: 308ページ
• 電子版発売日: 2022年08月31日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 25MB

[まるっ · ★★★★★]

満足！

コミカライズ作品を先に読んでいて、原作が気になっていたのでとても満足。
漫画とは少々話の流れが違うように感じるけれど、お陰で漫画の展開も楽しみになりました。

漫画は女性向け、小説が男性向けコミカライズという事がやや疑問ではあったけど、話の内容としては女性向けなのでは？と思います。

「隠れ星」って何？と思いましたが、その謎も分かって納得です。


作中の料理やお酒が美味しそうで、ワインが飲みたくなりました。

残念なのは、男性向けの扱いだからなのか挿絵がちゃっと…

[teo · ★★★★★]

漫画とは違った良さが

先に漫画の方を読ませて頂きました。
どんな違いがあるのかと思い、こちらも読んでみました。
設定に少しの違いはあるけれど、どちらも、私には甲乙つけ難い作品です。
原作と、コミック同じストーリーでも楽しみ方の違いを教えてくれた作品です。

＃胸キュン ＃ハッピー ＃ほのぼの

[ニック · ★★★★★]

最高に良かった！

コミック→なろう→小説と流れてきました。
いや全部良い❗
各々少しずつ内容が違うのですが、コミックはやっぱり可愛くて素敵な絵でほんとお話もすっごく良かった！なろうは隠れ星の意味も分かるし、心情が分かりやすい。更に加筆された小説は、なるほど❗と思える心の動きが見てとれてすっごく楽しめました❤️大好きな作品です✨

＃胸キュン ＃ハッピー ＃カッコいい

[ねこねこねこ · ★★★★★]

異世界的な現実世界的な

文章がとても綺麗で文学的で、さらりと入ってきました。食べ物の描写かとても美味しく、表現力がすごく、自分も一緒に食べてるような気がしました。

異世界的な感じの世界でしたが、アリシアは普通の女女性で、色々と等身大の悩みや迷いを持っていて、共感できるところが沢山ありました。
ノアもぶっきらぼうだけど最初から優しくていい男性です。全体のイメージはほっこりだけど、対決シーンもなかなかドキドキハラハラで良かったです。

＃胸キュン ＃癒やされる ＃感動する

[shaon · ★★★★★]

コミカライズを読んで面白かったので小説を読みました。展開は予想通りだったけど美味しそうな料理と共に楽しみました。

＃ハッピー ＃ほのぼの

[マーコ · ★★★★☆]

幸せな気分

とてもほっこりするお話でした。
出てくるお酒と料理がとても美味しそうで、それを楽しむノアとアリシアのやり取りが好ましかったです。

＃ハッピー ＃ほのぼの

[スロり · ★★★★☆]

案外嫌いじゃないかも

ある程度予想が付きやすい展開かなっとも思ったけど日常に恋の話しが加わったという感じですかね。
そこに元婚約者と浮気女が何かと問題ふっかけてくるのだけど、あまりの小物感に嫌いになれないというか周りは面倒臭いだけかもしれないけどむしろやっちゃってとか思ってしまった。

[ぶちゃこ · ★★★★☆]

素敵な恋のお話

食べることが大好きなヒロイン｡バカな婚約者がバカな女にひっかかって、婚約破棄されてしまいますが、それが、この恋が動き出すきっかけで。美味しい食事と美味しいお酒｡素敵な恋にご馳走様です｡

＃ハッピー

[ブクログ · ★★★★★]

飲み友達と麗しの騎士様、どちらにも惹かれて迷う話なら苦手なパターンかなと警戒していたら（主人公が二人の間をふらふらしちゃうのが地雷）ベクトルが最初から偏っていた上に、そもそもの前提の心配が全く不要だったという。
表紙イラスト絶妙でしたね、騙された……
もう何の憂いもなく、美味しそうな、それはもう美味しそうな料理とお酒と、アリシアの恋の行方を見守らせていただきました。

ノアの正体は読者側には割と早めにヒントをくれるので（ゆえに安心して読めた）寧ろ身バレがどうなるのか、そこも楽しみにして読んでいたら、最高のタイミングでしたね。
元婚約者との対峙シーンというのがまた。
元婚約者、拗らせ過ぎていて怖かったし。
自分に都合のいい方にいい方に解釈するから、話が全く通じない。
アリシアの兄が何度キレそうになったことか……分かるよ。
その後の掌返しの改心には別の意味で驚かされたけども。
ノアの一撃強力過ぎ。

前述通り、ノアの正体に関する情報は作中ちょこちょこ出ており、アリシアにも開示されていたし、推理小説好きなアリシアなら推理できた筈。
なのに鈍いのが可愛いポイント。
混乱しつつ、でもノアが好きとブレなかったところ、よかったなあ。
ノアと遠慮なく「あんたって」と言い合う会話も、またいいんですよ。
打てば響くみたいな会話が。
ノアのぶっきらぼうな口調も相乗効果でたまらないし。
何より美味しそうに食べるんだよ、アリシア。
ノアじゃないけど、ずっと見ていられる。

そんな飲み友達だった二人の、お互い不器用な恋の駆け引きからの決着とは。
あることを有言実行したノアの名シーンは挿絵にもなってますので、是非見て悶えてほしい。
ギャップが、たまらんね！

欲を言えば、ウェンディと団長さんの馴れ初めもしっかり見たかった！（団長のビジュアルも）
番外編とかにならないかなあ。
ウェンディもいい子なので、読みたいなあ。

そう、ウェンディもだけど、あまりりす亭のご夫婦も素敵なキャラで、サブキャラが魅力的なのもいい！
自分もあまりりす亭みたいな行きつけのお店、あればいいのにと本気で思ってしまった。
大満足なお話でした。
……無性にお腹空きますけどね。
ぜひ何か食べ物と、そしてできたらお酒を手に読むといいと思います。

[ちくわ · ★★★★★]

ノアもアインハルト様も良い！！

なろう版もコミカライズも読んでいます。

まずは、婚約破棄された裕福な家柄の平民主人公と飲み屋だけで会う軽口が言い合える素性がわからない男性ノア、そして王道に容姿端麗な騎士アインハルト様との三角関係が楽しめます。主人公としてはノアが好き、アインハルト様は高嶺の花…そんな関係で、彼らの多くを知ろうとせず、それでも最初は現状の心地よさに浸っています。

しかし、ノア＝アインハルト様だったことがわかったあとのアインハルト様の見た目でノアの口調で話すシーンになると、アインハルト様がどんな顔で話しているのか、主人公の混乱した顔はどんなだろうか、と想像が捗ります。

また、料理やお酒に関する描写が素晴らしく美味しそうで、とにかくホットワインを温かい料理をつまみに食べたくなります。料理もお酒も実在のものばかりなので、再現したくなるし、こんな素敵なものがある居酒屋あまりりす亭行きたくなること請け合いです。

コミカライズ版とは少し内容に違いがありました。出てくる人物、動きが違うため、コミカライズを読んでからくると違和感があるかも知れませんが、コミカライズ版の方がどの様な話運びになっても話の流れにそこまで影響はない様に感じました。

＃胸キュン ＃癒やされる ＃萌え