ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
内政外交の両面で新井白石は難題に挑んでいく。綱吉時代に乱れた経済立て直しのための通貨改革、朝鮮使節との交渉。国のため、民のために正論を吐く白石だが、その活躍ぶりを快く思わない政敵も増えた。そんななか、白石を全面的に庇護してきた家宣の死で、白石の運命は、また大きく変わることとなった。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
朝鮮使節の出来事が入ってきて、上巻以上に政治面が押し出されている。他の歴史小説にありがちな主人公を持ち上げすぎるところがなく、歴史研究家のように冷静に見つめている。これを読むと『蜜謀』がいかに政治の部分をテーマとして優先させていないかがよくわかる。文章については、この作者なので不満点は当然ない。
心の修行でした。
ようやく時間が出来て、65の手習い?として、落ち着いて本を読めるようになり、難しくはありますが、大変読みごたえがありました。藤沢周平の世界観といいますか、精緻な資料に基づいた構成と文章に、老いてからの心の修行をしている感を受けました。今後も読み続けたく思います。
新井白石ってすごい人だったんだなぁ、というのが感想。 下積みを経て徳川家宣に信頼され重用を受け幕府の頭脳とも言える働きをし家継の世もサポートして、白石がいなければ日本はどうなっていたのだろうと思わせる存在になりながら吉宗の世になると一気に凋落と言って良いような扱いを受けるようになる。弊履を捨つるが如...続きを読むき扱い。 1人の人間の栄枯盛衰、かくも残酷なものか。 講談社文庫で読んだので伊集院静さんの解説が巻末にあった。 これが良い。 藤沢周平ファンの思いを代表して語ってくれている。 フランスの日本料理店で初めて藤沢周平さんの用心棒日月抄に触れてから一気にファンとなってのめり込んでいったエピソードには「そうそう、私もおんなじ」という声が聞こえてきそうです。
朝鮮通信使や貨幣改鋳のくだりが少々冗長および予想通りの展開ということで少々★評価を落とす。 結局白石の零落ぶりに品を見出すか否かでこの作品の印象は随分と変わってくるんだろうなと思うけれども、当方は自らの正義の貫徹を追求する求道者というより顕示欲にかき乱される俗な(あるいは普通の)お方といった印象を持...続きを読むちましたな。 間部詮房といい権力という悪魔に取り憑かれるということは人間の業そのものなのかもしれません。
新井白石について知っていることといえば正徳の治という言葉くらいで、漠然とすごい人なんだろうとしか思っていなかった。市塵というタイトルの示す意味を知り、後世に伝わる偉人でも人間味ある人には違いないと思った。 2012/1/26
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
市塵
新刊情報をお知らせします。
藤沢周平
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
決闘の辻
春秋の檻 獄医立花登手控え(一)
たそがれ清兵衛
長門守の陰謀
クラシック リバイバル 日本名城紀行1
藤沢周平 とっておき十話
闇の歯車
雪明かり
「藤沢周平」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲市塵(下) ページトップヘ