かれが最後に書いた本

かれが最後に書いた本

2,310円 (税込)

11pt

3.8

※この作品には販売期限があります。2025年12月22日を過ぎると販売を終了致します。

世界をおおった未曾有の蟄居の日々、友だちはあっちの世界に仲間入り。でも、本を開けばまた会える。かれらとのつながりは、いまのほうがつよく感じられる。樹木希林、鶴見俊輔、池内紀、橋本治、和田誠、加藤典洋、古井由吉、坪内祐三、平野甲賀……ページのむこうにある記憶の重なり。希代の本読みの読書案内、しみじみと完結。

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かれが最後に書いた本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    書名から勝手にいろんな人が最後に書いた本の評的なものをまとめたものと思っていたら違って、それはエッセイの一編の題だった。とはいえ、本にかかわる話は当然多い。全体的には著者のかかわった人々についての生病老死(特に病老死)の話がメインか。
    著者は私より11歳年上。勝手ながら老い方の手本(かく老いていきた

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    坪内祐三の逝去に関してなにか知るところがあるかとの期待から。
    それほど紙幅が割かれているわけでもなかったが、その他の彼との同時代の文筆家等について、知見を得る入口として楽しめた。

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    お年寄りのぼやきではなく、筆致が冴えています。体と折り合いをつけながら最後まで書いて頂きたいです。友人たちとの交友録や、コロナ下でのカミュ再読の件は面白かったです。

    0
    2022年05月31日

    Posted by ブクログ

    八十歳をこえると、老いというよりは、もうすぐ死ぬ人間として生きている――。世界をおおった未曾有の蟄居の日々、友だちはあっちの世界に仲間入り。でも、本を開けばまた会える。かれらとのつながりは、いまのほうがつよく感じられる。樹木希林、鶴見俊輔、池内紀、橋本治、和田誠、加藤典洋、古井由吉、坪内祐三、平野甲

    0
    2022年04月14日

    Posted by ブクログ

    今はこの世にはいない多くの作家、芸術家達との出会いから記憶に残る言葉を日記のように綴った小説。その中から気になる言葉と自分なりの注釈を入れてみた:
    ・「人間って、どっか負けの部分があった方が素敵だ」「素のままに生きる」(人生の幸せを掴む心がけかもしれない)
    ・「どうしてもモノを知っている人間はモノを

    0
    2024年08月15日

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