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Posted by ブクログ 2021年06月06日
「出版と権力」を読んだ後、同じ本を読んだ友人から「なぜ、いま若い人は本を読まないのだろう?」という、おっさん臭い質問をされ、若い人=本を読まない、って決めつけについて異議申し立てをして、お互い主観的な噛み合ないディベートになったのですが、そういえば、NHK Eテレのswitchインタビュー、鈴木敏夫...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月20日
「読書」という文化が日本においてどのように育ってきたのかがよくわかる。
文字は昔から中国でも貴族階級の特権であったが、日本もそのご多分に漏れず、読書はほとんど江戸時代までは貴族や武士のみで全てであった。
一般大衆においては識字率字体は低く、働いて生きることで精一杯だったのだ。読書というのは、やは...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年05月01日
読書と名付けられた営みの変遷について、土岐は平安時代「源氏物語」「更級日記」といったあたりからさかのぼり、現代そして未来にいたるまでを述べた一冊。
ここまで日本人による読書の方法論と日本の読書の歴史について、詳しく述べられた本はないのではないかと思う。
はじめに、平安時代あたりの読書の方法として実際...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月14日
●→本文引用
●「じぶんの本棚に好きな本がならんでるのを見ていると、なんとなく安心するんです」「本って記憶ですよね。夕方、どこかの町の喫茶店の窓際の席であの本を読んだなとか、本にはそれを読んだときの記憶がくっついてるでしょ」なのにインターネット経由、ケータイやスマートフォンで読む本(つまり電子本)...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月03日
編集者、評論家出身、和光大学名誉教授の津野梅太郎(1938-)による、日本の読書史。
【構成】
Ⅰ 日本人の読書小史
1 はじまりの読書
2 乱世日本のルネサンス
3 印刷革命と寺子屋
4 新しい時代へ
Ⅱ 読書の黄金時代
5 二十世紀読書のはじまり
6 われらの読書法
7 焼け跡からの再出発
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
広く一般の読書というものが、例えば車なんかのように、20世紀の大量生産、大量消費のうえに成り立っていた一過性のもので、永らくは特権階級のものであったし、その黄金時代は既に過ぎた、というのが、とてもよくわかる
読書の危機は100年前に映画によって既に始まってて、テレビの普及があって、ネット社会が今、...続きを読む
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