生きるための読書

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ビジネス・実用
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「老化につれて狭くなった私の世界の外で、新しく魅力的な知的世界が着実に築かれつつあるらしい」――ではこれを生きるための読書、「最後の勉強」の対象にしてみたらどうだろう。伊藤亜紗、斎藤幸平、森田真生、小川さやか、千葉雅也、藤原辰史……若い世代の知性にふれ、学んでゆく喜びをいきいきと綴った読書エッセイ。

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生きるための読書 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    #ヨンデルホン
    #生きるための読書 / #津野海太郎(#新潮社)
    #ドクリョウ #ヨミオワリ
    軽妙な語り口が読んでいて心地よい。
    『生きるための読書』の意味が分かり本を閉じる。表紙のイラストが、何体かの骸骨であることに気づく。(カバーを外すと、中の表紙にも骸骨。笑)こういうの、洒落てるなぁ。

    0
    2025年03月24日

    Posted by ブクログ

    自ら「もうじき死ぬ人」と語る著者。
    80代半ばでミレニアム世代の研究者の本を読もうと実践する。

    若手にも学ぶ真摯な姿勢、アナキズムの考察が印象的。

    転倒してからの生活も赤裸々に。
    バイタリティに驚かされる。

    「お祭り読書」、見習いたい。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    新聞の書評欄での紹介と、「私の履歴書」での連載記事のどちらも気になり、読んでみた本。手にとったら主に取り上げられた6冊の多くが私の積読本のでなおさら、読むべき!と。

    軽妙な語り口、けれど紹介される本はどれもなるほどな本ばかりで、内容の紹介と津野さんの個人的な語りが絶妙に混ざり合う。とり上げられた本はどれも読むべき!と感じられて、読書リストを増やしてくれた良書だった。

    「読めるけど書けないし話せない」
    人生の晩年に、そんな状態になっても私もまだ本を読んで生きたい。まだだいぶ先だけれど、そんな目標ができた良い読書案内だった。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    84歳の著者があと何年生きられるかという気持ちから、もうじき死ぬ人、メキシコ人の死者のおまつりを連想し、死は怖くない→最後のお祭り読書として、6人の作家の評を記したのが本書。伊藤亜紗、斉藤幸平、小川さやか、森田真生、千葉雅也、藤原辰史。後半は鶴見俊輔のアナキズム論やブレイディみかこの著述からの国際情勢や思想に言及されている。大変勉強になる一冊。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    前半で著者から見て非常に若い世代の著者の本を紹介していたが、小生も後期高齢者なので読破リストに登録しておいた.後半ではアナキズムについて面白い議論が続いた.「権力による強制なしに人びとが助け合って生きていく」がアナキズムの理想の由だが、60年代の安保闘争やベ平連の活動もアナキズムの実践だと評価できるとの論評.なんとなく理解できる.

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    書いてあることは難しかったけど、
    もうすぐ死ぬ人、過去と現在はあるけど未来のない人、付記のせん妄についての記載はぐさっと刺さった。
    高齢の方のストレートな言葉が詰まった貴重な本

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

    前半は、著者が読んだ本の紹介。新進気鋭の研究者の方々の著作で、普段の自分のアンテナには引っかかりにくいものばかりだったので、世界が広がりました。
    「人新世の資本論」(職場の上司もオススメしていた)と「現代思想入門」は、読んでみようと思います。

    後半はアナキズムについて。つい最近、読んだ本にも、ソビエト連邦建国関連で、ボルシェビキが出てきたところだったので、思わぬシンクロに、興味深く読みました。
    この部分を読みながら、右左の対立に囚われない政党も昨今生まれており、社会を変革するのは、小さな活動からのうねりなのかもしれないと少し未来に明るい展望を抱きました。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    自分の生活に染み込ませるような、生きる力を静かに養うような、そんな読書

    ほとんどジャケ買いのような形で購入したので、著者のことをまったく知らずに手に取りました。読み始める前に調べてみると、アングラ劇団の演出家、出版社取締役、小林信彦や植草甚一などレジェンド文化人との仕事と、”戦後サブカルの生きる地図”のような人なんだと知り期待が高まりました。

    御年86歳の著者が自身で「最後のお祭り読書」と表現した、老年の読書について書かれています。ブックレビュー然としてなくて、読書記録や読書周辺のよもやま話など著者の生活や考えが見えてくる、とても読みやすいエッセイです。著者が今まで触れることのなかった30〜40代の若い研究者・学者の本を読み刺激を受ける前半と、それら読書から読み解く、現代によみがえる新しいアナキズムの形について語られた後半で構成されています。

    開発途上国でのフィールドワークなどを取り上げた文化人類学系の本は、ここのところ個人的に興味のあるジャンルです。政府の力がまだ及びきってない途上国の社会モデルからアナキズムを読み取って、生きにくい現代を生きるヒントにするような書籍も、よく本屋で見かけます。この本の中で指摘されている、新しい形のアナキズムを提唱しはじめた世代に私も入っているし、実際にそういった本も数冊ですが読んでます。この世代が今、アナキズムに接近しているのはなぜ? 景気のいい時代を知らないから?脱・保守的なマインド? そんな問いが生まれました。

    この本を読み始めた当初、「希望あふれるタイトルの割には、自分のことを“もうじき死ぬ人”と頻繁に言うなあ」と少し気になっていました。照れ隠しの皮肉とも感じないし、老いに対する諦観のようなものかなと思っていたのです。しかし読み終わって、私のタイトルの解釈が違っていたのだと思いました。タイトルの『生きるための読書』は、自分の生活に染み込ませるような、生きる力を静かに養うような、そんな読書のいちスタイルのことを言っているのであって、著者個人の生とは関係ないのだと。

    尽きぬ知的好奇心、あと切実に視力と認知力(笑)。それがあれば、老いても若い世代の本を読むことができる。老いて固まってしまいそうな脳みそを柔軟に開くことができ、若い風を招き入れることができるということか。私が高齢者になった時、それができるかどうか…

    あとがきで階段から転倒し緊急入院、そして退院後についての著者の生活が書かれていますが、本当に、ただただ大事になさってほしいと願うばかりです。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    「老人でいるのに飽きたよ」で始まる本書ですが、「八十代も半ばの老人」が書いたとは思えない生き生きとした、好奇心旺盛の、知的欲求を満たして行く過程を傍で見ているような本でした。
    アナキズムについての記述はちょっと難しかったけど津野海太郎さんの「お祭り読書」は読んでいて楽しかった。
    あとがきとそのひとつ前の章の内容でも、とても客観的にわかりやすく書かれていてすごいなあとしみじみ思いました。「もうじき死ぬ人」と言いながらも「続・百歳までの読書術」やその続きもどんどん書いて頂きたいです。

    0
    2025年04月17日

    Posted by ブクログ


    あと数年あるかも分からない人生の中で、
    未来ある若者の書いた本をどう読むか。
    なかなか興味深かった。

    私自分が老いたらどうなるだろうか。
    そもそも読書したいと思わなくなっていくのかなとも思うし、
    やっぱりその年齢その年齢で読んでおいた方が良い本って言うのがあるなと思う。
    私が今青少年向けの本を読んでも、ティーンの時のような感動を持って読めないだろうし。
    なかなか時間が捻出出来ないけど、後で読めば良いやーじゃなくて、読みたいと思った時にはちゃんと読めるようにしたい。



    0
    2025年01月26日

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