マルコヴァルドさんの四季

マルコヴァルドさんの四季

自然を愛する敏感な心をもったマルコヴァルドさんが,都会のまんなかで,四季折々にくりひろげる物語.ちょっととぼけていて,どことなく憂鬱そうなマルコヴァルドさんとその家族のかもしだすユーモアは,暮らしをとりまく環境と心のバランスを失ってしまった現代人に,どんぴしゃり! 文豪カルヴィーノの傑作を新訳で.

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マルコヴァルドさんの四季 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『遠くから吹いてくる風は、都会に思いがけないおみやげを運んでくるものです。もっとも、それに気づくのは、よその土地の花粉でくしゃみを連発してしまう花粉症の人のように、感じやすい心を持った、ほんのひとにぎりの人たちだけですが』―『都会のキノコ』

    「『見えない都市』を歩く」の文章に誘われて読む。岩波少年

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    話の内容自体はごく単純だけどシビアな表現で書かれた文章です。気分転換に気軽に楽しめるかと思って読み始めたら、意外と考えさせられることの多い短編集だった。
    作者による解説によると「産業社会」というあまい夢だけでなく、「いなかの生活」というあまい夢も、攻撃の的となっているそうで、「昔にもどる」ことができ

    0
    2023年07月09日

    Posted by ブクログ

    思っていたのと違って、すごく考えさせられる内容だった。
    小さい頃読んでいたら、純粋に楽しい話で、裏の世界は見えなかったと思うけど、色々考えてしまうあたり、自分が大人になってしまったんだなーと思って、少し寂しくもあり・・・
    でも、いい作家を知れてよかった!

    0
    2015年05月05日

    Posted by ブクログ

    馴染んでいたせいか、前に出されたときの訳者によるものの再版でなくて、少しがっかりしましたが、マルコヴァルドさんを通して見る少し不思議な世界……おすすめです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「この本は、子どもの本なのでしょうか?若者むけの本?それとも、大人むけの本?」
    ー作者による解説より

    「マルコヴァルドさんの四季」というタイトルと表紙を見て、どんな内容のお話だと思いましたか?
    私はマルコヴァルドさんという男性が四季おりおりの情景の中で何か素敵なものを見つけ、小さな幸福とふれあう物

    0
    2022年12月17日

    Posted by ブクログ

    期待以上におもしろかった!

    おもしろさの方向性で言えば、「サザエさん」のようなおもしろさだ。
    登場人物たちの思考や行動が容易に予想できて、その結果も予想できてしまう。
    「あ~あ、またあんなことして、もう、サザエは。」みたいな。

    この本では、マルコヴァルドさんの春夏秋冬に関する短いお話がたくさん収

    0
    2022年09月10日

    Posted by ブクログ

    ちょっとシュールな現代童話、といった印象。ただただ現代童話にありがちなシニカルさに偏ってばかりではなく、ひねりを効かせた笑いあり、都会ならではの物悲しさあり、「意味怖」的な話もあり…それらが豊かな描写で描き出される。後半には、今に通ずる社会問題を取り上げた話もあり、物語とは別のところでドキリとしたり

    0
    2020年12月11日

    Posted by ブクログ

    自然を愛でることが得意(というより現実逃避が上手い?)な貧乏子沢山のマルコヴァルドさん
    児童文学の顔しながらそのじつ随所に散りばめられた皮肉とブラックユーモアに大人も楽しめるお話たち
    一話が短いし繋がりもほとんどないので気が向いたときに一話、また一話と気軽に読みすすめられる

    0
    2020年11月26日

    Posted by ブクログ

    カルヴィーノの作品は邦訳あるものは殆ど全部読んでたつもりだった。もしかしてカルヴィーノのファンと言っていいかもしれない。幾つかのものは再読すらしているから。「くもの巣の小道」は自分の楽しみのために、「冬の夜一人の旅人が」は若い友人に勧めるために。
    しかしこれは未読だった。半世紀以上も馬齢を重ねていれ

    0
    2023年01月13日

    Posted by ブクログ

    50年ほど前に書かれたイタリアの姿。でも現在にもいまだよくある光景がそこにある。時代差を感じる部分は、マルコヴァルドさんの貧しさくらいか。職を持っている人がなかなか食べていけないほど今の先進国は深刻ではないのではないかと思うくらいか。都市のなかで視点を変えて暮らすほのぼのとした一面があって良書であっ

    0
    2014年07月15日

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