無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
事故で命を落としたトアが出会ったのは、昇降機守を自称するトウカ。
死者の乗降場でたくさんの人を見送ったという彼は「自分の背負ってきたものと向き合えなかった者は人ではなくなる」とトアに話すが…。
トアの後悔に寄り添うトウカの言葉に胸を打たれました。
そんなトウカが探し続けている友人はどんな人物なのか、トウカにとってどのような存在だったのか…。
トウカの言葉の節々からその友人への尊敬と執着を感じ、ますます気になってしまいます。
そして、昇降機が"生える"不思議な世界観に思わず惹きこまれました。
死者の国を舞台に、どこか冷たい雰囲気がありながらも、そこで生きる人たちの温かさも描かれており、何度でも読み返したくなる作品です!
過去誰かがその水の向こうに異界を見た
過去誰かがその下に異界を見た
我が身は誰なるぞ
例えばギリシャ神話に登場するアケローン河。
「冥界の入り口」を流れる苦悩の川。
一方、三途の川は、日本の仏教や民間信仰における現世とあの世の境界。
どちらも死者を死後の世界へ分かつ「境界の川」として共通した役割を持っている。
例えば天岩戸。岩戸に太陽神たる天照大神がこもったことで、世界は闇に包まれた。
そう思えば世界は、簡単に区切られてしまうのかもしれない。
作品タイトルである「昇降機」に切り込んでいく。
昇降機は人ないし物を運ぶものだ。終端街ではあり得ない世界に連れていく昇降機は、どこに、なぜ、なんのために彼らを運ぶのか。
うろの水路は、私たちの識る河だけでない可能性があるのではないか。
己の足元を問うてみる一話。
落花生は、花が咲き終わると、落ちた花の根元からツルが伸びて地面に潜り込み、その先端でサヤ(実)が成長するため「落ちた」「花が」「生える」という。
土の中、普通にしていては見ることのできない世界の中で育まれる存在を、改めて認識する。
茹で落花生の炊き込みご飯のような一話。
約束はフラグ?
ナガツキくん復活おめでとうございます!
そしてこれからもトウカさん&ナガツキくんコンビが続いていくことが嬉しい!!
心なしか、ナガツキくんの笑顔がより柔らかくなったような、そしてトウカさんが素直にしょんぼりした顔を見せるようになったような気がします。
ナガツキくんとトウカさんがそれぞれ互いの理解者であること。
「また仲良くなれるかな」と、誰かと過ごすことを受け入れているナガツキくんがいること。
二人とも孤独ではないこと。
こうした二人の距離感がやっぱり好きです。
そしてトウカさんとトアさん。
この約束が今後どうなるのか……気になりますね……!
誰かと仲良くなることは、孤独ではなくなること。
でも、誰かと仲良くなると、いつか別れが来たときに、その別れが辛くなる。孤独であればそんな思いをすることはなかったのかもしれない。
その選択が、この先どうなるか。でも読者には見守るしかないんですよね……。
昇降機の謎について、なるほど!?となりました
確かに、何故「昇降機」なのだろうという疑問はありました。
前の話(20話等)でも、海上他界観の話が出ていましたが、今回指摘された「地下に他界を見た」もそうです。地獄や冥府は地の底にあるといわれる神話や宗教もあれば、天国や天上といった表現がある神話や宗教もあります。
「天国に登る階段」という概念もありますし、死後の世界において、「異界に繋がるもの・異界に繋げるもの」に上下方向という概念がある……!
物語の中でひとつオマージュや暗喩、物語構造の回答が出たようで、すっきりしました。
凄い。本当に色んなところに色んな神話の構造が敷き詰められていて、作者さんの知識とアイデアとセンスが凄い。
でも、それならば、「昇降機は虚の水路から、人々の魂を掬いあげているのだろうか?」
(井戸は桶を使って水を掬い上げるもの)
「掬い上げた上で、宗教や信仰、前世界の記憶といった『終端街に持ち込んではいけないもの』を濾し取っているのだろうか?」
「なら、濾し取ったものはどこへ行く? それが赤ランプの先に閉じ込められているもの……?」
等々、勝手に妄想して楽しんでいます。
謎が解き明かされる度に新しい謎があり、進む度に終わりに近づいているようで。知りたいのに終わってほしくない……!この物語を永遠に読み続けていたい……!という気持ちになります。
匿名
なぜ昇降機なのか。
1話を読んだ時、確かにそう思ったのに、深く考えてませんでした。
そういう、突拍子もない設定に実はちゃんと意味を持たせているのが結月作品の醍醐味の一つだというのに!
なるほど、と唸りました。
『犬夜叉』に出てくる「骨喰いの井戸」を連想しました。
昇降機である理由が明らかになったことで、あの場所が「水路」であることと「終端」街という名前に、改めて納得しました。
「水路」とは(もともと流れていたものを整備したり、)本流から横に人工的に作った水の通り道。その行き先が終端街。
本来、虚の水路と終端街は同じ高度にあったはず。それがズレたのが「大捩れ」で、その高度の差を解消するために「昇降機が生える」ようになった、という感じでしょうか。
果たして水路は今どうなっているのでしょう。
というか、そんな荒技思いついてしまうトウカさんに感心しました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少女・女性マンガ
少女・女性マンガ
少女・女性マンガ
少女・女性マンガ
少女・女性マンガ