佐伯一麦の作品一覧
「佐伯一麦」の「芥川賞を取らなかった名作たち」「アスベストス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐伯一麦」の「芥川賞を取らなかった名作たち」「アスベストス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
主人公と父親との確執を描いた作品で、父親は心臓病とその後認知症を患い、要介護者となる。そんな父親を、主人公と彼の妻、そして母親は対応していくことになるが、持病で苦しむ主人公、父の介護に疲労困憊する妻、父の妻として長年過ごした母親の苦労と、日常会話の様子を本作では描かれている。著者の体験をもとにしたこともあって、リアリティに富んだもので、介護人を持った家族の大変さがこの作品から伝わる。また、本作の途中で巨大地震の描写もあり、当時、震災に見舞われた人たちの、地震に対する恐怖心とその影響についても当事者だからこそ説得力のあるものとなっている。
Posted by ブクログ
☆4.5 静かな生活
といっても実際はそんなに静かではないものの、雰囲気は穏やかで心やすまる。
妻の留学について行ったノルウェー生活。そこでさまざまなエピソードが起る。
1997年、主人公の〈おれ〉はノートパソコンからインターネットで仕事のEメールを送る必要があり、公衆電話の差し込み口を探すが、なかなか見つからない。ノルウェー最大の電話ショップ・テレノルで見つけても、店員に叫ばれてやってきた警備員に追い出される始末……
また、こんなこともある。路面電車に乗ってあてどなく行った先の魚屋で、その親父と懇意になる。魚は鱈、鯖、サーモン。ある日、勧められて食べた魚はおいしく、しかし正体は不明
Posted by ブクログ
主人公と一緒に旅をした気になった。主人公と一緒に過去の出来事や旧友を偲んだ気になった。
とても大きな喪失の後、旅に出ずにはいられない気持ちはとてもよくわかる。
愛読していた著者が被災され、どのようなことを感じ、どう行動され、どうなっていかれるのか。
私小説を愛読していた読者は待ち望んでしまう。はしたない感じはするし、人ごとのように作品を読んでしまうのは違う感じはする。
その反面わかった気になるのも違う感じがする。
本当の意味で共有できないのに共有しなきゃとプレッシャーがかかる。
だから、この本の感想もなんか書きにくい。
お気楽感想しかいつも書いてないから書きにくい。
日本というのは本当に災