さがら総の作品一覧
「さがら総」の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」「変態王子と笑わない猫。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「さがら総」の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」「変態王子と笑わない猫。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2010年『変態王子と笑わない猫。』でデビュー。同作は第6回MF文庫Jライトノベル新人賞最優秀賞を受賞し、テレビアニメ化もされている。
Posted by ブクログ
昔と比べて、いまでは一般レーベルとライトノベルの垣根は小さくなっていると思う。
とはいえ、ライトノベル独特の物語というものもある。
まさに、本作はライトノベルらしいライトノベル。
テーマは人と人との主観の違いということだが、そのことを描くために吸血鬼を登場させたり、「正義の味方の敵」という表現があったりするのは、まさにライトノベル特有という感じ。
もしライトノベルに対して抵抗がないのなら、読んでみてもいいかもしれない。
章ごとに印象の変わる登場人物。各章に含まれている謎が、最終章で収束していく様は、読んでいてミステリーチックで面白かった。
こういう小説を読むのも、たまにはいいかもしれない。
一巻から10年経って
読者の立場からのストーリーも、この年月かけて完結した重みを感じます。「無花果少年と瓜売小僧」という平成の小説にも通じる感覚を覚えます。良かった。これに出会って。
Posted by ブクログ
アンソロジーの4巻目は個人的に一番よかった。
特に第一話が驚き。
これまでずっと俺ガイルの中の話だったのに、この第一話は『俺ガイル』を読んでいる読者の青年を主人公としてその9年間の青春が描かれていて、アンソロジーとして、こう言う書き方もあるんだとまず驚かされた。
そしてその内容がまた、時々の俺ガイルに触れながら、彼の人生や好きだった人に対する想いを描いていて、これはそれこそ俺ガイルを読んできた読者みんなの人生に寄り添った物語だと思った。
そこがすごく刺さった。
正直、このお話を読むためだけにこの巻を買う価値があると思う。
二話目のリレー小説のお話でのそれぞれのキャラの個性が出た小説も良かった