内田幹樹の作品一覧
「内田幹樹」の「機体消失」「機長からアナウンス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「内田幹樹」の「機体消失」「機長からアナウンス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
飛行機の故障によって、飛行機がコントロールできなくなる
ということは、あり得る話である。
どうやったら、その故障を 故意に行なって、
その故意性を、隠蔽するか と言うことが重要だ。
ある意味では、空飛ぶ 密室殺人事件のようなものだ。
大気の圧力を測るスタティック孔(static hole 静圧孔)を塞ぐことで、
操縦不能となると言うことが、この物語の鍵を握る。
スタティック孔が、塞がれることで、計器のデータが狂ってしまう。
つまり、飛行機の状況把握ができなくなり、
コンピュータの故障と理解して、違った操作をしてしまうことで、
失速して、墜落する。
女性パイロット1号になる予定だった ノゾミ
Posted by ブクログ
実際にANAのパイロットだった著者が、パイロット物語。
成田から 雪の吹雪くニューヨークまでのフライトの中で、
新米機長 村井、ベテラン機長 大隅、そして 査察を担当する氏原。
3人をめぐって、村井と大隅の視点で 物語られる。
氏原に対する 村井の 風評からの人物評価。
そして、査察と言うものが どんな意味があるのか?
チェックされて 機長の職位が
剥奪されてしまうという心配から、緊張する。
一方で 村井は 職人気質なところがあり、
コンピュータの指示に従うよりも
自分の技量で 美しく着陸すると言うことにこだわる。
大隅はベテランであり、パイロットの教官だったりしたので、
チェック項目は