作品一覧

  • 危機の中の学問の自由 世界の動向と日本の課題
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    1巻682円 (税込)
    日本で世界で「学問の自由」が揺れている.旧来の「アカデミア」対「外部(政治)」の関係にとどまらず,拡大した経済・産業界からの影響を受け緊張関係の顕われが多様化する一方で,国際機関や非政府組織により,権利保障の規範づくりや情報共有が進んでいることはあまり知られていない.現在必要な知識を凝縮した1冊.

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  • 災害時にこそ問われる学級経営力:岩手・三陸編
    4.0
    1~28巻660~770円 (税込)
    悲しみのなか子どもたちを支えたのは、日常と変わらない学校生活、そして友人たちとの関わりだった。学校、学級の再建に向けて取り組んだ岩手県教師たちの記録。全国教職員必読の書。全国学校図書館協議会選定図書 第 1 章 3.11 当日とその後の教育現場 (河村茂雄) 1 その時何が起こったのか 震災当時の学校の様子 2 教師たちによる復旧の取組 物理的環境の確保に向けて 第2 章 学校再開から1 学期末まで 教育関係者はどう取り組んだのか 1 生徒指導主事の立場から 1 つの校舎で2 つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 (佐藤謙二) 2管理職の立場から 被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 (根田真江) 3 養護教諭の立場から 専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 (工藤宣子) 4 教育関係者の立場から 多くの支援を学校につなげ, 学校を後方から支えた取組 (森本晋也) 第 3 章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力 (河村茂雄) 1 心理面での総合的援助の必要性 2 グループアプローチの土壌としての学級集団 3 第 2 章の先生方の実践から学ぶこと 4 改めて認識した人と人との絆の大切さ

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  • はじめての憲法教室――立憲主義の基本から考える
    4.3
    1巻693円 (税込)
    「憲法は国民が守るもの」と教えられることが多い日本の憲法教育。しかし、立憲主義の本質からいえば、憲法は国家権力の暴走を縛るためのものである。このような憲法の基礎知識を踏まえつつ、憲法学者・水島朝穂が、そもそも憲法とは何か、また、“ここだけは変えてはならない一線”とは何かを考察。さらに、自民党の提案した「日本国憲法改正草案」や、読売新聞の憲法に関する意識調査などにも言及しながら、改憲議論の何が問題かを指摘する。憲法について深く知るための、必読の書!【目次】プロローグ――憲法改正を語るまえに/早稲田大学法学部「水島ゼミ」について/第一章 憲法とは何か/第二章 自衛隊と国防軍、違うのは名称だけではない?/第三章 統治について――二院制は必要か?/第四章 人権を制限する憲法改正とは?/第五章 憲法条文の読み解き方/エピローグ――憲法改正の「作法」/あとがき

ユーザーレビュー

  • はじめての憲法教室――立憲主義の基本から考える

    Posted by ブクログ

    第2次安部政権の下、執念のごとく押し進められる憲法改正議論は,連合与党の公明党にさえも決断を強いる、あまりに性急な議論としか思えない。

    本書は早稲田大学法学部水島研究室において学ぶ学生達と水島教授のゼミナールを元に、解説・論考を加え、憲法の意味を今一度問い直すもの。取り扱うのは固い内容だが、学生達の対話から一緒に考えることができ大変面白い。

    改めて憲法は何のためにあるのか、これを守るべきはだれか、守られているのは誰かと問い直されると、我々が日常として理解してきたことの曖昧さ、ジャーナリストでさえ時に議論の視座を見失っていることが明らかになる(政権の担当者でさえ、大いなる勘違いなのか、恣意的

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    2014年06月21日
  • はじめての憲法教室――立憲主義の基本から考える

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら、普段生活する上で全く憲法について考えたことはなく、立憲主義についても知らなかった。本書によって自分が如何に知らないかがよくわかった。

    憲法の中身を学ぶには物足りないが、憲法を意識するきっかけにはなった。

    0
    2014年12月28日
  • はじめての憲法教室――立憲主義の基本から考える

    Posted by ブクログ

     本来、憲法とは何のためにあるのか?それを再認識させられた。憲法解釈の変更についても、憲法に規制される側がそれを安易に行うことに対しては疑問を感じる。

     憲法が国民を守るものである以上、憲法あるいはその解釈であっても議論は『国民』が主体でなければいけない。内閣や国会で議論を尽くせばと言うことではないはずである。国は本来、国民の議論を喚起するべきじゃないのか?

     ただ、肝心の国民については、憲法をわがことと感じていないところがもどかしい。いくら「平和憲法改正反対」と念仏のように唱えてデモをしたところで、糞のヤクにもたたんだろう。敵はもっと巧妙に構えているのだから。

    0
    2014年08月17日
  • はじめての憲法教室――立憲主義の基本から考える

    Posted by ブクログ

    しばらく前に購入していたものを、そろそろ本当に知識の再確認したいし現状の憲法の論点を知りたいなぁと思って読んだ。
    もう一度学部の憲法の授業受けたい。芦部憲法こっちにもってくるかなぁ

    0
    2014年07月14日

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