松崎隆司の作品一覧
「松崎隆司」の「香川発 希少糖の奇跡」「北朝鮮の暴走、韓国の迷走」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松崎隆司」の「香川発 希少糖の奇跡」「北朝鮮の暴走、韓国の迷走」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
儒教(孔子)の教えに格言は多いが、中国の歴史を見ても、取り入れた江戸時代の幕府から各藩の歴史を見ても、事業継承という課題をうまくクリアしたとは言えない。長子継承、長男の序列が絶対であり、また「自分らしさ」を表現することとも相容れない。優秀な長男を育て、あとは平穏を願うばかり。
この方式が当てはまらないと、ドロドロの継承争いが、常に起こる。そしてロッテ然り。
クズのような3人衆が、私利私欲に走り、善人から貪り散る残念極まりない、企業ガバナンスの最悪事例のような、魑魅魍魎蔓延る実話。本来の仕事の本質を忘れて、保身と政治と策略が仕事の中心となる残念な輩は、必ず組織を腐敗させる。いち早く淘汰するに限る
Posted by ブクログ
ロッテの創業者・重光武雄の最晩年における事業承継の失敗、ロッテ内部での骨肉の争いから勃発したクーデターを生々しく追いかけたルポ。クーデター当事者の次男・昭夫氏には取材を断られたためか、追放された武雄氏と長男の宏之氏寄りの内容になっている。しかし、この2人に関してもそれぞれの争いの経過を余す所なく追っている。一族以外の経営陣が跋扈する様子もしっかり描かれている。
本書はロッテを舞台に取材したものだが、韓国の財閥の大半で同じような骨肉の争いが展開しているという。政権交代した後の元大統領の扱いも同様で、そこに「儒教的な価値観」が根ざしてしまっていることは否めないようだ。
全編に渡って争いの様子が