作品一覧

  • ネット右派の歴史社会学 アンダーグラウンド平成史1990-2000年代

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻3,300円 (税込)
    保守的・愛国的な信条を背景に、その言動でしばしば他者を排撃する「ネット右派」。彼らはどのように生まれ、いかに日本社会を侵食していったのか。その真の意図とは何だったのか。 前史にあたる1990年代の雑誌論壇と草創期のネット論壇、55年体制の崩壊から現政権の成立までの政治状況、マンガ・アニメや「2ちゃんねる」などの文化状況、歴史教科書問題や外国人労働者問題、日本会議・在特会・極右組織などの団体の動向――。 日本社会に全面展開するネット右派の2000年代までを、嫌韓・反リベラル市民・歴史修正主義・排外主義・反マスメディアという5つのアジェンダ(論題)と、サブカル保守・バックラッシュ保守・ネオナチ極右・ビジネス保守という4つのクラスタ(担い手)からあざやかに分析する。 圧巻の情報量で「ネット右派の現代史」と「平成のアンダーグラウンド」を描き出す「ネット/右翼」研究の決定版。
  • フラッシュモブズ : 儀礼と運動の交わるところ

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻3,784円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の2ちゃんねるオフから中東のフェイスブック・デモまで、世界中で繰り広げられるフラッシュモブ現象。そこでは人間行動の地殻変動が進行しているのではないか? ネット群衆のうねりに時代の躍動を探る、新しい群衆論。
  • 曖昧な弱者の時代

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    SNSで駆り立てられた「正義」.「真の弱者」から向けられた「偽りの弱者」への怒り.多くの人々が「この社会で損をしている」という思いに突き動かされている今,社会の至るところで噴出する「敵意」や「憎悪」から,私たちは何を聞き取るのか.そして,どう向き合うべきなのか.もっともクリティカルな日本社会論!

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  • 炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻924円 (税込)
    インターネットやSNSを中心に沸き起こる、尽きることのない分断・衝突・ぶつかり合い――。「炎上」という現象をかくも夥しく呼び起こしてしまう今日の社会、すなわち「炎上社会」は、どんな対立構造を持ち、いかなる紛争状況を抱えているのか。また、その背景にはどんな社会構造があり、時代状況があるのか。本書の意図は、炎上社会の成り立ちを分析し、炎上という現象の社会的な意味と文脈を明らかにすることである。 【目次】 第1章 自粛警察と新自由主義 第2章 SNSの倫理と新自由主義の精神 第3章 ハッシュタグアクティヴィズムの光と影 第4章 差別と反差別と反・反差別 第5章 誹謗中傷と共感市場主義 第6章 キャンセルカルチャーの論理と背理

ユーザーレビュー

  • 曖昧な弱者の時代

    Posted by ブクログ

    現代の日本社会を表すキーワードとして、「曖昧な弱者」というものを規定することで、すごく見通しが良くなる。

    0
    2026年08月08日
  • 曖昧な弱者の時代

    Posted by ブクログ

    自分に向けられる敵意の質を見事に描きだしてくれた。家族福祉>高齢者と障碍者向けだけが公的な制度に置き換えられてほかのあいまいな弱者が取り残された>ベーシックインカムじゃダメかな。あいまいな弱者の大量発生。直感的なまず減税のわかりやすさ>意図するところを汲めない現システム側のおばか。参政党の農本主義>これはほんとに同意。強い外国人への反感が弱い外国人に向けられる>生活保護バッシングと同じ。意識高くないリベラルってどんなだろう。現体制から疎外され、もらえるお金が増えることが想像できない永遠の若者である中年層マジョリティ、弱者のためのネオリベからも漏れる層のデモ。富裕層優遇策は同意。

    0
    2026年07月29日
  • 曖昧な弱者の時代

    Posted by ブクログ

    高市早苗さんがどうしてこんなに支持されるのか、まるで分からなかったところに出会った本。なるほどねぇと思うとこばかりでした。

    0
    2026年07月26日
  • 曖昧な弱者の時代

    Posted by ブクログ

    「曖昧な弱者」をキーワードにして、右派と左派の対立から「オールドな彼ら」と「ニューなわれわれ」という対立軸に持ち込んで勝利していく自民党と新興政党伸長の説明は、極めて明晰で分かりやすく、伊藤氏の慧眼に感銘を受けた。なるほど、昨今の政治情勢にかかわる謎の多くが説明されている。リベラル派の主張は理想主義的かつ高邁な「文化政治」に傾きすぎていて、もはや多数派となった日々の暮らしに汲々とするロウアーミドルの人々には響かない。手取りを増やす、社会保障の負担を減らす、というような即物的「経済政治」を訴える党が伸長するのもむべなるかな。本来は結託すべき「明白な弱者」と「曖昧な弱者」に分断をもたらし、政治的に

    0
    2026年06月18日
  • 曖昧な弱者の時代

    Posted by ブクログ

    今まで手厚く保護されてきた生活保護受給層等を「明白な弱者」、いわゆる弱者男性のような近年の格差の拡大で生まれた社会保障の網にかからないが社会的困窮者を「曖昧な弱者」、と定義して現状の日本社会を描いた本
    今まで意識していなかった対立軸等に目を向けられて、世の中の見方が変わる本だと思った。
    名著すぎる

    0
    2026年06月17日

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