配信予定・最新刊

作品一覧

  • 私小説を歩く
    NEW
    -
    1巻2,420円 (税込)
    近代文学の根を掘り起こす旅 日本文学の根幹〈私小説〉──その系譜を歩く 告白と創作の狭間で、作家たちは何を見たのか 尾崎一雄、嘉村礒多、八木義徳、太宰治……。命を削って書いた作家たちの現場を訪ね、彼らが遺した“文学の血脈”をたどる八年の旅。 本書は作家・作品論ではなく、なぜ彼らが小説を書いたのか、どうして小説を書くようになったのかを訪ね歩いた随想である。(中略)草木を見るように自分たちの身近な世界を書く。良くも悪くもそれが逆に「生きる」という大きなテーマを創出しているが「私小説」とはそういうものではないか。(「後書き」より) 【目次】 第一回 尾崎一雄、第二回 嘉村礒多、第三回 八木義德、第四回 藤枝静男、第五回 葛西善蔵、第六回 岡田睦、第七回 川崎長太郎、第八回 徳田秋聲、第九回 古木鐵太郎、第十回 三浦哲郎、第十一回 野口冨士男、第十二回 岡松和夫、第十三回 田山花袋、第十四回 和田芳恵、第十五回 耕治人、第十六回 上林暁、第十七回 宇野浩二、第十八回 岩野泡鳴、第十九回 木山捷平、第二十回 高井有一、第二十一回 坂上弘、第二十二回 辻章、第二十三回 太宰治第二十四回 檀一雄、第二十五回 秋山駿、第二十六回 安岡章太郎、第二十七回 島崎藤村、第二十八回 森内俊雄 【著者】 佐藤 洋二郎 佐藤洋二郎(さとう ようじろう) 1949年福岡県生まれ。中央大学卒。作家。元日本大学芸術学部教授。放浪癖があり全国の神社・離島巡りを趣味とし、神社は数千社、離島は百数十島を歩く。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。
  • 日本史の嘘  歴史の真実とは何か
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 歴史には必ず表と裏、光と影がある! ・「帰化人」を「渡来人」と言い換える愚 ・信長の比叡山焼き討ちは経済戦争 ・消された坂本龍馬と西郷隆盛の顔 ・日本文化を破壊した「廃仏毀釈」 ・日本は上代から軍事大国だった ・高千穂は天皇の故郷なのか…… ◆筆者からのメッセージ 正しい歴史観を取り戻す! 懐古調になっているわけではありませんが、戦前のものがすべて悪いのでしょうか。そのことによって、日本人の美徳としていたものも失われたのではないでしょうか。島国の日本は温暖な気候ということもあり、古代から人口も多く、なおかつ元寇(げんこう)と今度の戦争以外は、他国に攻められたということもなく、また侵略されたという歴史もありません。 それゆえに日本独特の文化が育まれてきたのに、わたしたちは外国の目や評価を気にして生きています。(筆者より)
  • 夜を抱く
    -
    1巻1,760円 (税込)
    生の哀しみと愛おしさに満ちて 「闇の中を模索するように生きていた」青春時代から老境に至る道のり。 作者の実人生と重なる登場人物達の、逞しくも苦い哀しみと愛おしさに満ちた、二つの物語。 【目次】 夜を抱く 手賀沼のマリア 初出一覧 【著者】 佐藤洋二郎 佐藤洋二郎(さとう ようじろう) 1949年福岡県生まれ。少年時代を山陰で過ごす。中央大学卒。主な作品集に『未完成の友情』『福猫小判夏まつり』『神名火』『グッバイマイラブ』『沈黙の神々Ⅰ・Ⅱ』などがある。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。著書多数。元日本大学芸術学部教授。
  • 百歳の陽気なおばあちゃんが人生でつかんだ言葉
    -
    1巻1,320円 (税込)
    人生の経験から生まれたどんな名言よりも輝く21の言葉 人生の経験から生まれたどんな名言よりも輝く21の言葉 激動の時代を乗り越え、女手一つで子どもたちを立派に育てあげたおばあちゃん。 百歳を超えた今でも認知症にもならず健康を保ち、家族に囲まれて幸せに暮らしている。 そんなおばあちゃんから発せられる百年の経験から生まれた言葉は、 不思議な力と説得力を持ち、私たちに生きるためのヒントを与えてくれる。 【目次】 まえがき ① 戦争がないだけでいい。 ② 生きているだけで幸福。 ③ いい人の真似をすればいいのよ。 ④ 米粒は拾えても愚痴は拾えんよ。 ⑤ 見栄は大敵。 ⑥ うまくいくものは一つもない。うまくいかせるようにがんばるだけ。 ⑦ 死ぬまで働きたい。 ⑧ おばあちゃんは孫を甘やかすのが仕事。 ⑨ どう生きても大差はない。 ⑩ なんでも注意をしてやりなさい。 ⑪ 惚けるくらいなら死んだほうがまし。 ⑫ 文科省は全国的に親不孝者をつくっている。 ⑬ なんでも腹六分目。 ⑭ 別れないこつは、どんなことがあっても別れないと決心すること。 ⑮ 思い出はみな財産。 ⑯ 笑顔に勝る化粧はなし。 ⑰ 孫が一番、お嫁さんが二番、子どもが三番、お父さんが四番。 ⑱ 子どもの悪口はわたしの悪口。 ⑲ 約束は物事の始まり、結果は別物。 ⑳ 目が悪くなって、逆に人間がよく見えるようになってきたよ。 ㉑ 絶対に病気はしない。 あとがき 【著者】 佐藤洋二郎 佐藤洋二郎(さとう ようじろう) 1949年福岡県生まれ。中央大学卒。主な作品集に『未完成の友情』『福猫小判夏まつり』『グッバイマイラブ』『神名火』『沈黙の神々Ⅰ・Ⅱ』などがある。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。著書多数。
  • 偽りだらけ歴史の闇
    -
    1巻1,540円 (税込)
    さまざまな文学賞(野間文芸新人賞・木山捷平文学賞)を受賞している作家・佐藤洋二郎が、 日本史の「嘘」を一つ一つ読み解くことによって、書き下ろした画期的な歴史論。 歴史とは「接(つ)ぎ木(き)」のようなもの! だから、敗戦後「民主主義」という言葉によって 日本の「歴史」は変わった。でも、「正史」より「稗史」「偽史」のほうに 真実の歴史が隠れているのかもしれない‥‥。 ・「秀吉は中国人」という史書ありき? ・「帰化人」を「渡来人」と言い換える愚 ・どうして「金」は「清」になったのか ・信長の比叡山焼き討ちは経済戦争 ・消された龍馬と西郷の顔 ・日本文化を破壊した「廃仏毀釈」 ・日本は上代から軍事大国だった ・中韓だけがなぜ日本を嫌うのか ・韓国はなぜ「日王」と呼ぶのか ・高千穂は天皇の故郷か…… (著者からのメッセージ) わたしが神社や離島を歩いて愉しんでいるのは、そこに文字を持たない神話や民話、伝承や伝説があるからだが、案外とこちらのほうが「歴史」ではないかと思うことがある。 本書は、それらのことを踏まえて、物語ふうに、私流の歴史観を書き綴ったもので、疑念も疑問を持つ人もおられるかもしれないが、興味を持っていただいた方々の、歴史観の指針にしてもらえればと思っている。 (著者略歴) 1949年福岡県生まれ。中央大学卒。作家・元日本大学芸術学部教授。主な作品集に『未完成の友情』『神名火』『東京』『グッバイマイラブ』、単行本未収録作品の『佐藤洋二郎選集1 「待ち針」』『佐藤洋二郎選集2「カプセル男」』などがある。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。小社からは小説『未練』を刊行している。
  • Y字橋
    -
    1巻1,760円 (税込)
    各文芸誌に掲載された6作品を収録した至極の作品集。 約束。刻。記憶。澱……。 忘却の淵から濾過されてくるものは苦く、また愛おしい。歳月に隠された傷から、生きて在ることの秘密が明かされる。こんな大人の小説は、佐藤洋二郎氏にしか書けない。 (小説家・藤沢周) 【目次】 Y字橋 瀞 光 虹 ガスマスク男 かさぶた 初出一覧 あとがき 【著者】 佐藤洋二郎 佐藤洋二郎(さとう ようじろう) 1949年福岡県生まれ。中央大学卒。主な作品集に『未完成の友情』『神名火』『東京』『グッバイマイラブ』、単行本未収録作品の『佐藤洋二郎選集1 「待ち針」』『佐藤洋二郎選集2「カプセル男」』などがある。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。著書多数。
  • 未練
    -
    1巻1,540円 (税込)
    人は心の奥にしまってあるものがある。 ときめきを懐かしみ戻らぬ時間は切なく想いは儚く残る 年齢をかさねたからわかる男と女の機微 珠玉の一篇。本書は季刊『コンフォール』(ワック刊)二〇一五年No.12~二〇一八年No.27に連載された連作小説シリーズ十五編に、書き下ろし「偽パパ活」を加えて一冊にまとめたものです。
  • 妻籠め
    2.5
    1巻660円 (税込)
    孤独を見つめる作家が描いた最高傑作!  少年の頃に足を怪我し、父を亡くし母親の手で育てられたわたしは、母に気兼ねする内向的な性格になっていた。そして、親しかった友人の自死と、恩師とも言える神父の失踪。若き日の二つの喪失を抱えて生きるわたしの前に現れたのが、教え子である女子大生の真琴だった。  心ざわめくわたしは、真琴に勧められるままに山陰の神社を巡る旅に出ることになった。それが、二つの喪失に関しての謎を解き明かすことになるとは――。  波風の立たないように静かに暮らしていたわたしに、大きな転機が訪れる。  構想6年。美しい文章で綴られた著者の最高傑作。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた作品の文庫版となります。
  • 神名火(小学館文庫)
    -
    1巻451円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 自分を陵辱した男と暮らし始めた女(「五十猛」)。日本海の岩窟で焦がれる男を待つ女(「静之窟」)。入水を救われた男と愛し合う女(「浮布」)など。<官能的関係を生々しく描きながら、本書には縹渺と海風が渡っている。人間の穢れ、愚かさと聖性が、始まりの風景さながらに混然としている。この豊かさに胸をつかれる>(小池昌代さん解説より)山陰地方を舞台に、男女の情欲が運命の糸に絡め取られていくさまを静謐な文章で綴り、神話的世界にまで昇華させた作品集。野間文芸新人賞、木山捷平賞など、数々の賞に輝く作家が、その評価を一躍高めた注目作を初めて電子化。
  • 恋人
    3.0
    1巻1,463円 (税込)
    「もし生きていたら、30年後のクリスマスに会いましょう。必ずよ」、それが彼女の別れの言葉だった。「ずっと憶えている」「そうしましょうよ」――人生は孤独に耐える修練かもしれない。淋しさは突然さざ波のように心の中を走る。その波が通りすぎるのを待ち、また恐る恐る歩きだす。噛みしめるほどに味わいが深まっていく文学の言葉で綴られる胸底に響く物語。
  • 前へ、進め
    -
    1巻1,518円 (税込)
    大人への入口に佇む少年の不安とときめき。修平16歳。母の郷里・山陰の町でのひと夏の体験は修平をゆさぶる。大人の世界をつきつけられた思春期の少年の不安やときめきをケレン味なく描いた新鋭の快作。
  • 腹の蟲
    3.5
    1巻1,672円 (税込)
    「家族なんて、よっぽど注意をしておかないと、すぐに壊れてしまうんだぞ」。かつて「息子」だった男は、やがて「父」となり、いま人生の後半に差し掛かっている。人間の成長と連環、生きていくということの根源を、丹誠を尽くした文体で描きだす、純文学。書き下ろし作品。
  • 東京
    3.0
    1巻1,672円 (税込)
    人間と情念を精緻に濃密に描いた大人の文学。心に隙間風が吹くことは誰にだって何度かある。それでもまた気を取り直して生きていく。西新宿、矢口渡、葛西……東京の街々を舞台に描きだされる男と女の情念。
  • 未完成の友情
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    自分の人生はこれでいいのかと心に隙間風が吹くことは、誰にだってあるし何度かはある。それでもまた気を取り直して生きていくのが、わたしたちの人生だ。濃密な人間関係と情念を精緻に描いた甘口ではない、大人の文学。あなたには、親友がいますか。
  • 坂物語
    -
    1巻1,881円 (税込)
    なんだ坂。こんな坂。生きていく。その道程はこんなにも起伏にとんでいる。上り坂も辛いばかりではない。下り坂が楽とは限らない。人間の胸底を鮮やかに描き出した連作小説集。実在する坂を舞台に紡がれる、人生の黄昏どきに交叉する人間模様。「正論」(2009年11月号から2010年10月号)連載中より好評を博した珠玉の12編が単行本化。
  • 河口へ(小学館文庫)
    3.5
    1巻660円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 自らの体験をもとに建設現場で働く外国人労働者の姿を骨太にしてユーモラスに描く表題作のほか、「入水の夏」「待ち針」「菩薩」「ありふれた一日」の短編を収録しました。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 夏至祭
    -
    1巻649円 (税込)
    廃坑の町を棄て、1人の少女を不幸にした負い目を残して都会へ出た靖雄は、過去の傷を抱え、孤独をなめるような生活を続ける。土の匂い、山の息吹に引かれるように戻った故郷は、ベッドタウンとして新たな活力と創造に満ちていた。彼もまた、再生できるのか? 人間の生命力を讃える表題作他2編を収録。(講談社文庫)
  • 極楽家族
    3.5
    1巻1,562円 (税込)
    せっぱつまった家計は家族を明るくする?! リストラ中年男の人生の悲哀と楽しみ。ゆっくりする時間が出来て初めてわかる自分という存在。過去を振り返り人間というものをしみじみ考える好篇3本名作小説集!
  • おーい、宗像さん
    5.0
    1巻1,562円 (税込)
    煩悩満載の純文学小説! 少年の心を持った中年男。それは、ガキか馬鹿か? 純粋か? この小説を読みながら、考えてみて下さい。
  • 福猫小判夏まつり
    -
    1巻1,881円 (税込)
    小説を読む愉しみが、しみじみ味わえる名作。卓越した筆致。言葉が紡ぎだす小説という世界に、するりと入りこんでしまいます。表題作は、木山捷平賞、野間文芸新人賞受賞の著者にとって、数少ない恋愛小説。

ユーザーレビュー

  • おーい、宗像さん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    秋山駿が出てくる。主人公の男は佐藤さんという名前で、日大芸術学部の講師になる男だという。では、宗像さんとは誰なのだろう。読み終わった今、そんな思いが頭のなかにこびりついている。
    読んでいてだんだん哀しくなる。それが佐藤洋二郎さんの文章の特長だ。人生って辛く哀しいものだなとおもい、絶望し、教訓にし、作中の人物を不安な眼で見ている。近頃はこんな苦しい小説に出会ってこなかった。ぼくのなかにある苦しい気持ちと共鳴する。読みたくないとおもいながらも、この苦しさを人生をもって教えてくれることに感謝している。今まで佐藤洋二郎さんの作品は、「湿地」、「運動会」、「東池袋」、「福猫小判夏まつり」、「妻籠め」と読

    0
    2022年03月09日
  • 極楽家族

    Posted by ブクログ

    タイトルが目に付いて読んでみた本
    著者は全然知らなかったけど理系ぽい好きな文体
    終わった家族のぐだぐださもツボ

    0
    2009年10月04日
  • 日本史の嘘  歴史の真実とは何か

    Posted by ブクログ

    歴史といってもその時代の権力者に都合の良いことしか書かれない(傾向が強い)ということを心に留めておこう。
    その影にある裏歴史?にもロマンがあるんだろうなぁ。

    0
    2026年03月16日
  • 妻籠め

    Posted by ブクログ

    美しい文章で綴られた著者の最高傑作、と裏表紙に書かれていてその通りの良い小説だった。

    静かなトーンの語りが心地良く、それが美しい風景描写を引き立て、景色が広がるようだった。
    出雲に行ってみたくなった。

    内容も展開もとても良くて、若い読者でも年配の読者でもいける。
    生きるということ、それを考えること、悲しみに向き合うこと、大袈裟でなく理想でもなくリアルな捉え方で書かれているのが良い。
    終わり方も良かった。

    八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を

    0
    2023年03月18日
  • 河口へ(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    先日読んだ佐伯一麦さんとどこか似ています。
    主人公達は皆建設作業員。言い方は失礼ですが、どこか社会の底辺に居る人たちです。その人たちの数日間を丁寧に切り出すように描かれます。
    絵画でいえば写実派です。数ある風景の中から、そこを切り取ったということに意味があるようです。何かを声高に主張するのではなく、淡々と一つの風景が語られます。文体に特徴があるわけでは有りませんが、美味さは感じられます。
    何故か引き込まれる作品です。

    0
    2017年11月08日

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