IBSー過敏性腸症候群の患者さんは日本ではだいたい20%ほどいるといわれているそうです。
5人に1人がかかっている可能性がある、かなり身近な病気だそうです。
この本のレビューはするかどうか迷ったのですが、という訳で残すことにしました。
私はIBS(過敏性腸症候群)です。
もう20年以上治りません
...続きを読む。病院では抗うつ薬、抗不安剤、睡眠薬、下剤(酸化マグネシウム)を処方されています。
最近IBSの症状が重くなってきて、外出するのがかなり大変になってきたのでこの本を手に取りました。
読んでみると運動不足でも症状が重くなるとあったので、コロナ禍で外出が減ったのが追い打ちをかけたのかもしれないと思い当たりました。
4、5年前にもかなり悪くなってきたことがあり、病院の先生に「下剤を変えてみましょう」と言われたのを下剤は20年前に、この病気にかかった時、何度も変えて、苦しい思いをしたのでお断りしてしまいましたが、今はとてもいい薬が出ているということがわかったので次回
病院に行った時に相談してみようと思いました。
この本には薬の種類も詳しく解説されていて症状に合わせてどの薬が合うのかがわかりやすかったです。
私は20年来治っていませんが、この本によると治る病気だそうです。
希望が持てました。
IBSには3つの型があるそうです。
○ストレス型IBS
ストレスに腸が反応しやすい体質によって引き起こされる。下剤とストレスとの悪循環によって病気になっている。
○腸管形態型IBS
大腸がねじれたり、あるいは落ち込んでしまっている。
○胆汁性下痢型IBS
食事の後に必ず下痢を起こすというパターンが決まっている。
○いくつかのタイプを併せ持っている場合。
※現在ストレス型IBSや胆汁型IBSには特効薬があり腸管形態型IBSではエクササイズが中心になるそうです。
腸のマッサージの図解も載っています。