嶋戸悠祐の作品一覧
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
暴力事件でクビ寸前の主人公が、仕事を通してカスハラ、パワハラに立ち向かっていくお仕事小説。
読後は、同じ働く者として、とても大切なことを学ばせてもらったように思います。
何度も同じことを聞いてきて自分の時間を奪ってくる顧客に、嫌な顔ひとつせず誠意を持って対応する部下。
可能性がゼロでない限り、思い込みを捨てて必ず確認を怠るなと教えてくれる上司。
案件を重ねていくうちに、できることが増え、自信がついてくる主人公。そして、それは決して自分だけの成果ではなく周りが助けてくれたからこそ成し得たものだと自覚できたこと。この場所でこのメンバーで働けることを誇りに思えたこと。そして、これからも一緒に働き続けたいと感謝の気持ちを持てたこと。
働くことって本当にしんどくて孤独で。辞めたくなることばかりですが、この主人公みたいにいつか自分にもそう思える仲間と心の底から楽しい、やり続けたいと思える仕事にまた巡り会いたいと思いました。
以前の楽しかった職場を思い出して、再スタートを切りたくなる一冊。
Posted by ブクログ
かなり面白かった
「新しい法律ができた」と言う話を軸に
・AIに絡んだ近未来
・全く関係ない未来
・過去から法律ができたことにより、現代になる
・新しくできた法律の内容が分からない
といった様々な進め方を楽しめた
舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた
〜特にお気に入り〜
矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
大沼紀子先生→一番好きだった。人を殺したらokな国(=SFちっく)が、人を殺しちゃ駄目になる(=現代)という逆転の流れ。斬新な視点から、現代を揶揄してて面白すぎた。
五十嵐律人先生→過去から現代に。当たり前だけど憲法も作られたときがあったんだよなぁと。