作品一覧

  • 有次と庖丁
    4.8
    1巻1,408円 (税込)
    桶狭間の合戦と同年の創業以来、自己革新を続けてきた老舗、有次。錦市場にある「鰻の寝床」の店舗は、いまや世界中の料理人が集う新“名所”だ。つくる人とつかう人の間で京料理、“和食”を支え、京都と共に歩む世界のARITSUGU─全面協力のもと、ものづくりの精髓とその類まれな存在、軌跡をたどる。写真とイラスト満載!
  • 「うまいもん屋」からの大阪論
    4.7
    仕事帰りのビジネスマンでにぎわうキタの串カツ屋、カウンター越しのライブ感を味わうミナミの割烹、芦屋の「大阪より大阪らしい」うどん屋。「うまいもん屋」にはその「街」のすべてがある――ナニワの名物編集者・江弘毅による、極上の「街場論」。

    試し読み

    フォロー
  • なんでそう着るの? 問い直しファッション考
    3.7
    ■〈カネはあるけどセンスはない〉おじさんたちへ ■〈カネはないけど何とかしたい〉若者たちへ ■〈夫や恋人の見てくれにアタマを抱える〉女性たちへ 「過ぎたらあかんの良い加減」そこが面白くも難しい……50歳からのファッション再入門 --------- 〈背広を脱いだ日本のおじさんたちって、どうしてこうもカッコ悪いの?〉 「何を着ていいのか分からない」「自分で服が選べない」、でも「そこそこカッコよくなりたい」……。 こんなオヤジの悩みに応えるべく、大阪・岸和田の洋装店に生まれ、長年にわたり情報誌の編集・執筆に携わってきた著者が、饒舌かつ大胆な切り口で指南する。 --------- 【目次】 ■はじめに──衣食住とモード ■「個性」はいるのか ■服に正統なんてあるのか ■オーダーの罠 ■どこに何を着ていくのか ■てっぺんから考える ■パンツの丈は大丈夫ですか ■パンツの丈は大丈夫ですか──実践篇 ■ジーンズという奇怪な服について ■トレンチコートというくせ者 ■どんなコートを着てきたか ■ボタンダウンからシャツについて、あれこれ考えてみる ■ワニのマークのポロシャツとブランドについて ■ラコステでサイズ感について考える ■イロハにアロハ、おじいのアロハ ■コロナ禍でのTシャツ考 ■ストリート・ファッションと革ジャン ■「差し色」って何だ? ■「裸足で靴」と「俺は俺」、そのココロ ■ファストファッションは教えてくれる ■「まとめ」としての「カッコいい」の構造 ■モードとは世間であり、ファッションは利他である ■おわりに──ファッションは「等価交換でない」と「過ぎたらあかん」

ユーザーレビュー

  • 有次と庖丁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    有次と刻印のある包丁を使っていたので読もうと思った。庖丁を中心に技術の伝搬、料理人の流儀・渓流?などの世界が書かれており興味深い内容だった。本中には、おいしそうな店舗も書かれてあり、もちろんすべてメモを取った。中には高級すぎて入れなさそうな店も多くあり、”それに似合う人になろう、そして美味しい寿司をたべよう!”と決意させる本だった。また読もう!

    0
    2015年12月24日
  • 有次と庖丁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    京都は錦市場に店を構える、日本でも最高の庖丁屋、有次。その比類なき高品質を支えているのは、職人たちの妥協を知らない熟練の技。間違いなく一本欲しくなる。

    0
    2014年06月27日
  • 有次と庖丁

    Posted by ブクログ

    これはヤバい。もし今錦市場に行ったら間違いなく庖丁を買ってしまうだろう。ちゃんと手入れをするとは限らないのに・・・

    「切れへん庖丁やな。ぐだぐだになってるやん。キズシか何かわかれへんやん。せっかく上手く作ってきたのに。いい包丁買ったろか、あんた」著者の友人の女性ライターは新築祝いにきてくれる友人に備えて万全のおもてなし体制を整えたつもりだったが切れない庖丁のために台無しになって恥ずかしい思いをした。このライターによると「主婦は自分の庖丁が切れるかどうかについての認識がない」という。

    自分の身になるとよく分かる。確かに今使ってる庖丁は全然切れない。備え付けのステンレス製でろくに手入れもしない

    0
    2014年06月16日
  • 有次と庖丁

    Posted by ブクログ

    有次の前は何度も通っているが、店の中には入ったことがない。錦の包丁屋が職人同士をつなぐ機能を続けてきたことに感銘。まずは家の包丁をシャープナーにあててみよう。

    0
    2014年06月04日
  • 「うまいもん屋」からの大阪論

    Posted by ブクログ

    江さんが書かれた本の中では、これがベストと思う。
    京阪神の「うまいもん屋」を紹介しつつ、「うまいもん屋は情報ではない」ということがひしひしと伝わってくる。
    オムライスは大阪が発祥の地だったとか、知らなかったこともたくさんあった。
    でも、いちばんおもしろかったのは「白雪温酒場」のお話。
    「あのなあ、にいちゃん、ここ白雪やから焼酎はないねん」
    ぜひ一度行ってみたいと思う。

    0
    2012年03月20日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!