河本英夫の作品一覧
「河本英夫」の「飽きる力」「オートポイエーシス ――生命システムとはなにか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
何かの本で読んだ「思考は肉体を伴う」という一節を思い出さずにはいられない一冊。
元は『オートポイエーシスの練習問題』というタイトルだったらしく、オートポイエーシスが果たしてどんなものかはこの一冊を費やしてもなお読者が明確に言語化することは難しいのではないかと思われる。なんとなくは飲み込めた気がするけれどはっきりとはわからない。ただこの本は哲学の本というよりはきっぱりオートポイエーシスの本なのだと思う。広義で哲学の本ではあるのだろうけれど。
一冊に出てくる知識の幅がとにかく広い。建築デザインから脳神経科学、生物の発達の歴史を辿り、認知運動療法を通じて思考のエクササイズへ。思い出せる限りを書き出しただけでもどういうこと???
あんまりあちこちに話が飛ぶので何を読まされているのかわからないような気分になりつつも、文章そのものは概ね読みやすくて内容も興味深いから困る。なお終盤の章は例外で全体的に難解で理解できたとは言い難い。
あと注釈で解説される人物の紹介も個性的で面白かった。読みたい本が増えてしまった。
今の自分にとって身になる部分があったのかわからないけど、何かに行き詰まり壁を感じることがあったらきっと気になる部分を読み返すと思う。