植田一三の一覧
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ユーザーレビュー
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非常に濃いボキャブラリーの本です。
英語読み終えたとしていますが、まだまだ覚えきっていないのでこれからじっくり取り組みます。
全て星5つの満点です。決して一般的にはユーザーフレンドリーと言える書ではないのですが、現存する単語本の中では異色の存在で私の趣向には合いました。
星5つの理由1:きっかけ
...続きを読むになる
最初に課されるテストでぶちのめされてください。私は完全にぶちのめされました。そこで、いままで英語は割と得意だと思っていた自信を粉々にされたことで一大決心をしました、語彙を増やしてやる!という。
星5つの理由2:英検1級単語をコロケーションで約1000収録
この収録の仕方は独特です。見出し語に3,4つのコロケーションがついていて、その下に意味が書かれているのです。
(例)
affected(speech, manner, way of walking)気取った
そしてCDは見出し語とコロケーションを3つだけ読むという独特の編集です。
最初は「これ意味あるんかい?」といった感じで懐疑的でした。1回目だけは紙に書きつつ発音するという重労働をしましたが、2回目以降はCDに合わせて音読するとか、CDの後に見出し語だけ音読するとか、比較的楽に勉強するだけでターゲットの単語と知り合いになることができました。というのもCDもかなりのスピードで読み上げるので、英検単語は本書で1日分とされているものも、たったの5分で終わりです。元々8割方未知の単語だったので、覚えるのは不可能なんじゃないかとすら思いましたが、気付けばどれも見憶えのある単語に変わりました。
この編集の仕方のおかげで1000語を3つくらいのセグメントに分けるという方法で5回巡回するとかなり身に付きました。1回目だけはかなり苦しい作業ですが、2回目以降は気軽にCDを利用しつつ行えば英検1級単語は怖くないです。(といっても1000程度なので、これだけでは到底英検1級には立ち向かえませんが)今では収録された語を耳にしたり目にするとここで培ったコロケーションが自然にでてきます。英検語彙問題Part1を高速で解けたのもこれのおかげかもしれません。
星5つの理由3:収録後は3000以上
正確には図っていませんが、3000~4000近く単語が収録されています。日本の上級レベルの単語本では圧倒的な収録数です。ただし英検語彙以外は、ほぼ全て名詞で、英語:日本語訳という形で問答無用状態です(通訳編だけ日本語:英語の順)。CDもこの形で収録されています。とにかくおそろしいほどの量ですが、CDをうまく利用して地道に覚えることができます。一応政治、教育などジャンルごとに分けられているので、ざくっと強化したい分野だけおぼえてしまうという使い方もできるので便利です。google村上憲郎氏は部下にこの本の旧版で単語を覚えろ!と薦めていると著書にありましたが、「むちゃ言うな~この人」と思いました。それほどかなりの量が収録されています。そして決して覚えやすい造りになっているとも思いません。私はまだまだ覚え途中です。
ただし、名詞はこのような形で英語:日本語でシンプルに覚えていってしまっても差し支えないと思います。
以上の通りです。これは本気の人は持って置いて損はないと思います。著者の植田一三さんが(Ichy Ueda)となっているところとか何気に笑えます。ダジャレで覚えさせるという作戦もいくつか載ってます。そういえば私のは初版のためか誤植も結構ありました。本棚に眠らせていたことを後悔させられた数少ない書です。
【総評】
とにかくめまいがするような量のごり押し本なんでマゾッ気のある人や修行することが好きな人に向いているかと思います。親切な部分もありますが、決して易しいものではありません。
Posted by ブクログ
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MBA留学に来てみて、英語ライティング力の未熟さを痛感し、再度取り組んでいるところ。
2008年当時はこの本の意義が理解できていなかったなぁ(苦笑)。
第三章以降のトレーニングが良く練られています。
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(2008.6.29コメント)
英作文をきちんと身につけたいと思い手に取った一冊。
実際
...続きを読むの英作文トレーニング問題に入る前段階として、
第一章に日本人のライティングの20の問題点、
第二章にライティングを試験問題として課している各種試験対策が
まとめられているのが特徴的。
20の問題、、自分の英作文の問題点と被りまくりです。。。。
実際のトレーニングを完了させたらまたコメント追記します。
Posted by ブクログ
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シソーラス(類義語)辞典としても使えます。というかその目的で使う方が効果的かも。
それにしても植田一三先生の知識量がすごすぎる。
Posted by ブクログ
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自分が書いた英文が果たして正しいのだろうかといつも悩んでしまうので読んでみた。本書は、痒い所に手が届く感じで丁寧に解説が施されており、非常に役に立った。冠詞一つを取ってみても、そこには英語の思考方法が基盤となっていることが分かり、その理屈を理解することが大切であると思った。体系だった英文法解説書では
...続きを読む読むのが退屈だったが、本書はかなり実践的な英文法解説書であり、図表も多く盛り込まれており、苦手な個所も分かりやすかった。さらに復習が必要。
Posted by ブクログ
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英語の中でも難しいのがスピーキング。日常会話ぐらいできるようになりたいと思っていても、一番難しい。どうしてかと言うと、日常会話なんてどういう話題がr飛び出すかわからない。天気がいいですねでずっと会話するわけではないのだから。
それのみならず、ボキャブラリー、文法面および論理的思考力といった点も
...続きを読む必要になるので、インスタントヌードルのように手軽に出来上がるものではない。
本書では、リスニング、リーディングとライティングも取り上げている。どれかが欠けてもスピーキング力を伸ばすことができないという著者の信念が反映されている。
スピーキング力をアップさせるには、NHKビジネス英語のビニエットをシャドウイングと音読したり、ジャパンタイムズSTという学習者向けの週刊英字新聞を使って、記事のサマリーを英語で言ったり、あのTIMEを音読したりという風に地道な努力が必要になる。
著者も指摘しているが、日本人の場合、言わなくてもわかる文化で生活しているのでどうしても英語で説明する際にボリュームが足らなくなると述べている。それが原因でTOEFL、TOEIC S/Wや英検準1級、1級の2次試験でさようならとなってしまう。
あとは、試験ごとに目指すところが違うので、あまり振り回されずに利用する図太い神経が必要になる。試験を実施している団体や参考書を発行している出版社や予備校に貢いで、もてあそばれてポイ捨てされないようにしたいものだ。
Posted by ブクログ
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