あらすじ
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英語の「スピーキング・ライティング・リスニング・リーディング」の4技能と「文法・語彙」の力をつけることで、英語スピーキングを総合的に高める本。論理的で引き締まった英語を話せるようになることを目指します。スピーキング以外の効果も高いのも特長。これ1冊で英語スピーキングを徹底マスター!
ビジネスでプレゼンやスピーチを行う機会のある方や、通訳案内士試験など資格検定試験の英語面接試験を受ける人にも即効力のある内容。英検2級・1級、TOEFL iBT、IELTS、TOEIC S&Wのスピーキング問題も解説します。
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Posted by ブクログ
英語の中でも難しいのがスピーキング。日常会話ぐらいできるようになりたいと思っていても、一番難しい。どうしてかと言うと、日常会話なんてどういう話題がr飛び出すかわからない。天気がいいですねでずっと会話するわけではないのだから。
それのみならず、ボキャブラリー、文法面および論理的思考力といった点も必要になるので、インスタントヌードルのように手軽に出来上がるものではない。
本書では、リスニング、リーディングとライティングも取り上げている。どれかが欠けてもスピーキング力を伸ばすことができないという著者の信念が反映されている。
スピーキング力をアップさせるには、NHKビジネス英語のビニエットをシャドウイングと音読したり、ジャパンタイムズSTという学習者向けの週刊英字新聞を使って、記事のサマリーを英語で言ったり、あのTIMEを音読したりという風に地道な努力が必要になる。
著者も指摘しているが、日本人の場合、言わなくてもわかる文化で生活しているのでどうしても英語で説明する際にボリュームが足らなくなると述べている。それが原因でTOEFL、TOEIC S/Wや英検準1級、1級の2次試験でさようならとなってしまう。
あとは、試験ごとに目指すところが違うので、あまり振り回されずに利用する図太い神経が必要になる。試験を実施している団体や参考書を発行している出版社や予備校に貢いで、もてあそばれてポイ捨てされないようにしたいものだ。