作品一覧

  • 英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

    英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    英語はいつから、これほど世界を覆う言語になったのか。イングランドに出現した言語が、ウェールズ、スコットランド、アイルランドに広がり、ついで、インドやアフリカ、オーストラリア、アメリカをも含む植民地へと達し、さらにグローバルな地域へと拡大した「英語の帝国」。これらの地域は、どのように「英語」と出会い、反発し、受け入れたのだろうか。そして、日本の英語教育の始まりと、森有礼の「日本語廃止論」の真相とは。
  • 黒いイギリス人の歴史 忘れられた2000年

    黒いイギリス人の歴史 忘れられた2000年

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    「黒いイギリス人」とは、Black Britishの訳語である。「黒人のイギリス人」である彼らは、歴史に翻弄されながらも、「白いイギリス人と女王様の国」では忘れられた存在だった。 「黒人史」といえば真っ先に思い浮かぶのは「アメリカ黒人史」だが、アメリカ黒人史の多くは「アメリカの国内史」として語られるのに対し、イギリスの場合、その黒人史はブリテン島内だけでなく、海を越えて東西にわたる帝国に視野を広げて見る必要がある。ここに「イギリス黒人(在英黒人)」にとどまらない「黒いイギリス人」という語を用いる意図がある。 イギリス史には古くから黒人が姿を見せる。イングランドに最初の黒人女性が現れたのはローマ時代。16世紀チューダー朝の絵巻には王室付き黒人ラッパ手が描かれている。17世紀初頭、エリザベス女王は黒人追放令を発し、シェイクスピアは『オセロー』でムーア人の軍人を主人公にした。さらに、18世紀の新聞の「逃亡奴隷」の広告データベース分析や、アメリカ独立戦争で王党派についた「黒人ロイヤリスト」たちの命運、ロンドンの黒人貧民をアフリカに移送する「シエラレオネ植民計画」の顛末など、「黒いイギリス人」の歴史は「イギリス帝国」の光と影を映し出す。 長期的かつグローバルな視点で、その移動と混合の歴史をたどり、社会的マイノリティの共生の道をさぐっていく。 目次 はじめに:「白いイギリス人」と女王様の国で 序章 「黒いイギリス人」とは誰か 第1章 最初の来訪者たち:ローマ帝国期から近世まで 第2章 逃亡奴隷のプロファイル:18世紀前半 第3章 シエラレオネ計画の夢と失望:18世紀後半 第4章 奴隷解放と「黒人消滅」:19世紀 第5章 世界大戦下の黒人臣民と黒人米兵:20世紀前半 第6章 戦勝国の旧弊:20世紀後半 終章 「イギリスらしさ」を担うのは誰か あとがき
  • イギリス帝国と世界システム

    イギリス帝国と世界システム

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自由貿易帝国主義論からジェントルマン資本主義論に至るイギリス帝国史研究を踏まえた上で、世界システム論の長期的でグローバルな視野を導入して、世界システムの動態、イギリス帝国の構造、帝国の社会・文化史、帝国の性、環境史などの新しい領域を切り開く。
  • ブリテン帝国史のいま――グローバル・ヒストリーからポストコロニアルまで

    ブリテン帝国史のいま――グローバル・ヒストリーからポストコロニアルまで

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 帝国史の課題は何か。政治・軍事・外交から社会・文化へのブリテン帝国史革命、国内史から帝国史への帝国論的転回、さらにはトランスナショナル・ヒストリーやグローバル・ヒストリーの大胆な試行と、グローバル化の展開に応じて変容を遂げた帝国史研究の最前線を追跡。そして、これから何をなすべきかを提示する。
  • 内なる帝国・内なる他者 : 在英黒人の歴史

    内なる帝国・内なる他者 : 在英黒人の歴史

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人種問題・「非白人」の観点・イギリス帝国史を取り入れながらの在英黒人史研究。

ユーザーレビュー

  • 英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

    Posted by ブクログ

    本書の核となるのはウェールズ・スコットランド・アイルランドにおけるイングランド語の進出の過程である。その後,インドやアフリカ,日本などの歴史についても触れている,日本の章では森有礼の「日本語廃止論」を読み解いている。

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    2023年04月01日
  • 黒いイギリス人の歴史 忘れられた2000年

    Posted by ブクログ

    とても興味深いしおもしろいけど、audibleなのでなかなか頭に入ってこず繰り返し聴いて時間がかかった。
    イギリスにおける黒人のルーツから、どうやって北米社会にまで奴隷貿易が広がったのか。また、アメリカ独立戦争後の動きと奴隷貿易の廃止、更に移民の高齢化や移民2世の問題まで余す所なく語られている。
    第一次世界大戦の時には黒人臣民として戦争に参加したのに、たとえ敵国でも黒人が白人を殺すことが許されなかったことに驚いた。
    今もなお差別意識は残っていて、根深い!と感じるけどその根を辿って理解を広げられたのはよかった。

    0
    2026年10月20日
  • 黒いイギリス人の歴史 忘れられた2000年

    Posted by ブクログ

    英国と聞けば、白い肌の紳士や女王を思い浮かべる。だが、その歴史には長く見過ごされてきた黒人たちの姿がある。大英帝国の繁栄を支えた植民地支配と奴隷貿易。その陰で、黒人たちは差別に苦しみながらも、英国社会の一員として生き、自由と尊厳を求め続けた。白人中心に語られてきたのは表の歴史であり、古くより黒人が底辺の裏の歴史があった。歴史とは、誰が語り、誰が忘れられてきたのか。国の豊かさは、誰の犠牲の上に築かれたのか。肌の色ではなく、一人ひとりの歩みに目を向けるとき、私たちの知る英国は違った姿を見せ始める。

    0
    2026年10月14日
  • 黒いイギリス人の歴史 忘れられた2000年

    Posted by ブクログ

    イギリスで新生児の名前として「ムハンマド」が最も多いというニュースをきっかけに、イギリスにおける黒人の歴史に興味を持ち、本書を手に取りました。読後の感想として、想像していた以上にその歴史が深いことに驚かされました。

    移民によって社会が変化したといった見方もありますが、歴史をたどることで、実は古くからイギリスには黒人が存在し、社会と関わりを持ってきたことが分かります。そうした背景を知ることで、現在の状況をより冷静に捉えられるようになると感じました。

    0
    2026年05月05日
  • 黒いイギリス人の歴史 忘れられた2000年

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ブリテン島における黒人の歴史
    ・ローマ帝国時代のブリテンにおける黒人上流階級の存在、15世紀のポルトガルを経由した黒人従僕の来住を前史とし、17世紀には砂糖植民地形成による奴隷貿易が興隆。
    ・18世紀には家内奴隷や従僕として流入、男8割女2割と推計。黒人男性と白人女性との結婚も下層階級では相当数あり。
    ・18世紀末にはシエラレオネ計画。ブリテン島の黒人、ノバスコシアの黒人、ジャマイカの逃亡奴隷を送り出すが、熱病等により多くは死亡。
    ・1838年に奴隷制度廃止。黒人のシエラレオネやジャマイカ送り出しと同化により19世紀後半にはブリテン島にほとんど黒人はいなくなる。
    ・第1次世界大戦では黒人の志願兵を忌避。戦後復員兵による失業が発生すると黒人迫害暴動。人種間結婚も迫害。
    ・第二次世界大戦では西インド諸島を中心に志願兵。戦中の米軍駐留の際には米軍内で黒人兵弾圧の内乱により黒人兵が多数殺害。
    ・戦後コモンウエルスが形成されると西インド諸島から移民。しかし1962年コモンウエルス入移民法により黒人移民は激減。再度増加するのは労働力不足へ対応するための80年代から。

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    2025年07月23日

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