英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

1,815円 (税込)

9pt

3.8

英語はいつから、これほど世界を覆う言語になったのか。イングランドに出現した言語が、ウェールズ、スコットランド、アイルランドに広がり、ついで、インドやアフリカ、オーストラリア、アメリカをも含む植民地へと達し、さらにグローバルな地域へと拡大した「英語の帝国」。これらの地域は、どのように「英語」と出会い、反発し、受け入れたのだろうか。そして、日本の英語教育の始まりと、森有礼の「日本語廃止論」の真相とは。

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英語の帝国 ある島国の言語の1500年史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年04月01日

    本書の核となるのはウェールズ・スコットランド・アイルランドにおけるイングランド語の進出の過程である。その後,インドやアフリカ,日本などの歴史についても触れている,日本の章では森有礼の「日本語廃止論」を読み解いている。

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    Posted by ブクログ 2017年01月24日

    英語がいかにウェールズ、スコットランド、アイルランドで広がり、アメリカやオーストラリアに広がり、その他植民地に広がり、日本や韓国といった直接的に英語を必要としない国々で親が子に教えようとやっきになっているのかという事情がわかる本。オストラーの英語に関する未来予測やカチュルによる円を使った世界諸英語の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月22日

     「ブリテン近現代史」が専門の著者による、イングランドの英語がスコットランド、ウェールズ、そしてアイルランドを含めたブリテン諸島に広がっていき、そこからインドやアフリカを含むブリテン帝国へ(厳密にはp.129にあるように「ブリテン諸島とブリテン帝国の英語の普及は近現代に並行して行われた」らしいけど)...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月25日

    英語の拡散とその需要のされ方についての通史である。

    紛れもなく帝国的な広がり方と言えるし、
    もしかすると帝国主義とは言語の不均衡な浸透を言うのではないかとも思える。

    しかし、当然軍事的な侵略のみで言語の浸透は起きない。
    当該地方の積極的な受け入れもあってこその不均衡な浸透である。
    つまるところ、...続きを読む

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