作品一覧

  • 世界史の中の戦国大名
    3.6
    1巻1,155円 (税込)
    ポルトガルインド総督に使節を派遣した大友氏。アユタヤ国王との接触を図る松浦氏。カンボジアとの「国交」樹立を目論む島津氏。さらには天正遣欧使節や伊達政宗による慶長遣欧使節。あるいは、その本拠地で花開いた国際色豊かな「コスモポリタンシティー」ーー国の「王」として、狭い冊封体制の枠組みを越え、東南アジアから南アジアへ、そしてヨーロッパへと、対外活動を地球を俯瞰する広範囲へと拡大してゆく戦国大名たち。日本史の文脈を越え、世界史のコンテクストの中から見えてくる、戦国大名のこれまでとはまったく異なった新たな姿を提示する。
  • 月に名前を残した男 江戸の天文学者 麻田剛立
    3.3
    1巻550円 (税込)
    幼少期から天体の観測を続けた少年は、独学でケプラーの第三法則を見つけ、やがてクレーター・アサダとして月に名を残す。大阪に日本初の天文塾を開き、日本の近代天文学の礎となった偉人の生涯をいきいきと描く。

ユーザーレビュー

  • 世界史の中の戦国大名

    Posted by ブクログ

    読み応えありました。
    『大航海時代』、『信長の野望』、子どもの頃に熱狂したゲームタイトルですが、最新の学問の進展状況を鑑み、2つのタイトルを合併させるべきかもしれませんね。私、買うと思います(w。
    分権と集約の波、集約時の原動力には国際性が関与する。これからの日本は、分権のステージでしょうかね?国境が曖昧になり、気軽に容易く飛び越える人材が頻出するのでしょうか?未来へと思考を誘う歴史、いいですね!

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    2024年01月22日
  • 世界史の中の戦国大名

    Posted by ブクログ

    科目が分かれているから日本史と世界史を区別しがちなんだけど、戦国から江戸の大名たちは世界と繋がっていたんです。ヨーロッパで有名人だった豊後王の大友宗麟とか。イエズス会布教のキーマンになったアンジロウのくだりが面白し。

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    2025年05月11日
  • 世界史の中の戦国大名

    Posted by ブクログ

    西日本の戦国大名を中心に、積極的に展開された海外交流の実態を明らかにし、世界史における戦国時代の位置付けを示そうとする内容。分散した外交権が統一政権のもと集約される過程や、近世以降への視点なども興味深い。

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    2024年10月02日
  • 世界史の中の戦国大名

    Posted by ブクログ

    世界史の中で、戦国大名がどのように貿易をして評価されてたかを、主に海外の文献から調べた一冊。

    大友宗麟をはじめ、日明貿易や南蛮貿易をしていた戦国大名について知ることができた。

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    2024年07月15日
  • 世界史の中の戦国大名

    Posted by ブクログ

    やっぱり戦国時代は面白い
    グローバル化する大航海時代のなかの日本

    戦国時代にこれほどのコスモポリタン性が日本にあったからこそ、徳川鎖国によって日本文化は熟成していったのかもしれない

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    2024年04月13日

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