野村恭彦の作品一覧
「野村恭彦」の「イノベーション・ファシリテーター」「裏方ほどおいしい仕事はない!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
1.前に出るものの、たくさんの人に迷惑をかけてしまっていることに気づいたので自分が支える側に回りたいと思ったので読みました。
2.事務局は単なる雑用ではなく、裏のリーダー的なポジションであり、自分を成長させる最大の役割ということを教えてくれます。
良い事務局には①構想力を持って他人に働きかける②企みをもって他人を動かす③その時に他人の力を使ってもう一方の他人を動かすことができます。そのためには事務局として良いサイクルを作っていく必要があります。そのサイクルは①雪かき仕事を探す②周りを助ける③人脈を広げる④提案が通るというサイクルです。さらに、著者が掲げる7つ実践を日々行い、自分の実力を高める習慣化をしていくことで更なる高みへ自分を引き上げてくれます。本書ではこのような事務局を「戦略的事務局」と呼び、その必要性について述べています。
3.自分が携わっているイベントでの立ち振る舞いを考えていたら「自分の意見を通すことにこだわっていた」ことに気付きました。良い意見を言うからみんなから尊敬されるし、ついてくるという勘違いをしていたので改めて行きたいと思います。頭ではわかっているものの、いざ現場に立つと自分をよく見せたい思いが働いてしまい「役立つこと」を軽視してしまいます。
うーむ、、、悔しいですね〜
Posted by ブクログ
発想を実際に事業化するためのツールが記された本。
イノベーションの定義等、MBAで学んだ概念と少しずれがあり、若干もやもや違和感。
メモ
・イノベーションへの4プロセス
機会を定義する define
アイデアを発見する discover
設計を作り上げる develop
イノベーションを証明する demonstrate
・イノベーションの分類
製品イノベーション
プロセスイノベーション
ビジネスモデルイノベーション
・ビジネスモデルイノベーションの対象構成要素
顧客、顧客経験、流通チャネル、ブランド戦略、収益源、中核商品、補助商品、中核的プロセスと資源、実現プロセスと資源、価値創造パートナー、コスト構造
・機会を定義する。実行可能なイノベーションの機会を作り出す。機会定義されればプロジェクトの範囲を定め、明確化できる。
・jobs to be done 機能的側面と感情的側面、後者には個人的次元と社会的次元がある。
これをより本質的な高次元のものにあげることで新たなヒントが見出せる
・ジョブマッピング。ジョブを8つの行動に分解し、ジョブのために節目節目で何が行われているかを見出す。
定義する、探し出す、準備する、確認する、実行する、監視する、修正する、完了させる。各段階で想定される課題を機会として特定し、アイデア出しにつなげていく。
・結果期待。 JTBDを定義した後、結果が望ましい、望ましくない、顧客、ソリューションの2軸でJTBDに対する結果期待を洗い出していく。
・シナリオプランニングは変化に伴うリスクを認識しつつ、変化について深く考えるための一般的な指針。
シナリオから意味することを読み取り、行動計画を策定する。
・発見的再定義。システムの全体像を部分像を描いてアイデア発想の焦点を絞る。
システム要素とJTBDの関係を特定して名前をつける。
・9つの窓。9つの異なるレンズを通して機会をみる。時間の過去現在未来と規模の上中下で要素を整理して、イノベーションの機会を検討する。
・プロジェクトチャーター。チームの集中を保ち、軌道からそれないようにするもの。プロジェクトの背景や目的、実行計画などを明確に定義する文書。
プロジェクトの名称、種類、リーダー、イノベーション擁護者、方法、イノベーションの程度。ビジネスケースでビジネスの理由や全社戦略との生合成を述べる。ジョブステートメントで片付けるべきジョブを状況対象動詞でシンプルに表現する。顧客を特定する。満たされない結果期待を述べる、状況行動対象尺度方向を用いる。競合するソリューション、検証すべき想定対象、財務への影響、マイルストーンとタイムライン、プロジェクトへの投資額、チーム。
・アイデアを発見する。ギャップを埋める現実的なアイデアを考案すること。潜在的なブレインパワーを活用して創造プロセスを加速させる。
・資源の最適化。利用できる資源は全て使う。物質資源、時間資源、情報資源、場の資源、空間資源、機能資源。分析した資源からアイデアを導く
・機能分析。システムを詳細に調べる。機能モデル(機能図)を作成する。主要な機能を一覧にし、その機能と望ましい望ましくないを整理する。そしてその機能が必要かどうかを考え、自分でできないか?他の資源でできないか?といったことを考えつつ、トリミングの候補を探し、アイデアを形作っていく。
・クリエイティブチャレンジ。ERAの観点からアイデアを模索する。Eliminate取り除く。Reason理由は何か。Alternative現在の代替手段はあるか。
・コンセプトツリー。ジョブを特定した上で、アイデアをリストアップする。そして、そのアイデアについてのコンセプトをあぶり出す。その上でコンセプトについて再度アイデア出しを行い、またコンセプトを・・と繰り返しつつアイデアを発散させていく方法。
・挑発して動かす。今の現実を言語化し、それに対して挑発的な思考を当てていく。否定、逆転、誇張、夢。
・強制連想法。他業界のソリューションに注目する。問題を特定し、中核的機能を抽象化し、他業界のソリューションをあて、適用可能性を模索する。
・設計を作り上げる。アイデアを実行可能なモデルに変えていくこと。
・片付けるべきジョブと結果期待を決定し、機能要件に変換する。
それをさらに設計パラメータに変換し、プロセス変数へのマッピングを行う、。
・イノベーションを証明する。新しいソリューションの実行可能性を高め、試し、立証する。
・SIPOCマップ supplier input process output custmerはプロセスマップ。イノベーション製品の生産と顧客への提供を計画するかについて理解を共有する必要があるときに用いる。
・コンジョイント分析。属性の最善の組合せを決定するのに用いる。
Posted by ブクログ
「フューチャーセンター」とは組織を超えて多様な背景を持った人々が集まり、未来志向で対話し、創発的なアイデアを協調して実行していく「常に開かれた場」であるという。求められるのは、「あそこに行けば、いま抱えている課題を解決できそうだ」という期待感であるが、それは他者に依存しての解決ではなく、そこでの交流を通じて空間全体にイノベーションが生じる、というプロセスでもある。そうした場では予想もしていなかったステークホルダーとの出会いが生まれ、未来への知的資本の蓄積を通じて自身の人格を見つめなおす場ともなる。
フューチャーセンターで創造的なアクションが生まれるために必要な要素としては「ファシリテーター」「方法論」「空間」「ホスピタリティ」の四つが挙げられる。逆にいえば、この四つがそろえば、会社の食堂やまちなかの広場もフューチャーセンターたり得る。しかし、これが恒常的な場として持続性を得るためには、その場を設計し、そこに集まる人たちを統合する「ディレクター」の存在が不可欠である、と本書は説く。
創造的な対話を生み出す手法として、グループ作業型のワークショップや交流による協働を啓発するワールドカフェといった手法や形式が用意されている。フューチャーセンターは、そうした手法や形式が理想に沿った形で機能的に動き出すための、演出の場である。ファシリテーターを志す人は、会議の中身が円滑に進行し協調性を生み出す、という短期的な目的を超えて、場の設計と持続的な運営という長期的な目的を果たす役割、「ディレクター」までもある程度こなせることが求められそうだ。「総合的にデザインする」苦しみと楽しみこそが、ファシリテーションをこなす本質であろうから。
現場での実践的な部分では、「参加者全員を主役にする」という見地に「なるほど」という思いを強くした。「ファシリテーターが一人ひとりを唯一の人として接することで、場のつながりが大きく変わる」という精神が、フューチャーセンターを成立させるための要素のひとつである「ホスピタリティ」にもつながる。「フューチャーセンター」そのものを、すぐに自分の地域に作ることはできなくても、本書からファシリテーターとして学べることは多い。テーマ同様、未来志向での発展を読者本人に自覚させる書物であると言えよう。