作品一覧 2024/04/19更新 老いて、若返る~人生、90歳からが面白い~ 試し読み フォロー 人生の達人・堀文子の生き方 試し読み フォロー ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ 試し読み フォロー 私流に現在を生きる 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 堀文子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 老いて、若返る~人生、90歳からが面白い~ 日野原重明 / 堀文子 日野原さんと堀文子さんの対談 日野原:私はつねづね、「よい人生」を送るのには「よい習慣」が大切で、それは「よい家庭」から生まれる、と説いています 医療は人の「体」にタッチするアートです。そして絵画や音楽は、人の「心」にタッチするアートです 堀:さまざまな国を旅して、「風景は思想だ」と私は確信した。風...続きを読む景は自然を取捨選択し、その国の人々がつくり上げた作品なのだ 日野原:子どもたちには「命というのは、君たちが使える時間なんだ」と話します Posted by ブクログ ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ 堀文子 白寿記念・堀文子展で購入した書籍。 堀文子さん語録。 読んでいくと、折に触れ、繰り返し語られる言葉がある。 「今」「初めて」「新鮮」「感動」「美」 慣れることを堕落の始まりと言って なによりも恐れた堀さんは、 今日は誰にとっても”初めて”の日であると、 その”新鮮”な気持ちを大切にし、 自然...続きを読むが織りなすいのちの”美”を見つめて、 ”感動”に心を震わせながら”今”を生きる。 そのためには一所不在を貫き、 常に不安の中に身を置き、 岐路に立ったときには わざと困難な道を選ぶ。 自分を決して甘やかさない厳しさは、 好きなことだけを追い求め、 嫌いなことを寄せ付けない毎日を送るため。 「息の絶えるまで感動していたい。」 その生き方から感じられるのは自由。 頭に浮かんでくるのは、 目を細めてその瞬間、瞬間に ワクワクを胸に生き生きとしている 堀文子さんの凛とした姿である。 そして 「死が生涯の華々しい収穫の時」 いざその時が来たら、心の底から こう思えるようになるだろうかと、 わが身を振り返る。 Posted by ブクログ 老いて、若返る~人生、90歳からが面白い~ 日野原重明 / 堀文子 39歳でアメリカへ留学。第二の青春を過ごす。 バブルの時、土地の値段が上がっているだけなのにマスコミは経済大国という。こんな品位を失った日本で死ぬのは嫌だと思いイタリアへ。 ネパールに山の名前はない。名前があるのは西洋人が征服した山だけ。 シャボン玉の歌は子供の命を象徴。消えないように風風吹くなと祈...続きを読むる。 オリーブオイルをスプーン一杯。血管が柔らかくなる。 Posted by ブクログ 私流に現在を生きる 堀文子 〈本から〉 物を作る人間は都会にいてはいけないという強い決心を抱きました。 美というものは、歴史を離れて、どんな時代でも、国や、男女や、学問のあるなしに関係なく、胸を打つものでしょう。勉強しなくてはわからない、といういうような性質のものではないと思うのです。 極寒の寒さに耐える山の草木には、次の...続きを読む春に芽吹く命が眠っています。冬の中には春の予兆があり、死の中に、生へのエネルギーを秘めた命が息づいているのです。生と死は常に隣り合わせで、決して別々に存在するものではないことを、自然はわたくしに教えてくれました。 描くものに対しては、感動とか興奮といった生易しいものではなく、逆上に近いような感情を持っていないと、人の魂など打たないのです。 わたくしは山の獣、草木、花々が、日々生と死を分けながら生きているさまを観察してきて、その原始の感性とでもいうものに少しでも近づきたいと思っています。そうした本来の生物としての能力を発揮しているときこそ、命は輝くのではないかと考えております。 縁側というものは、里山だと思います。外の世界と内の世界を隔てる役割を持っていたものだったのです。 わたくしが生まれた時から身につけていた言葉づかいや礼儀作法、美の意識は、すべて「古い日本」でした。 「慣れない、群れない、頼らない」という生き方 私の生涯 いま 私はその日その日の現在に熱中し 無慾脱俗を忘れず 何物にも執着せず 私流の生き方を求めて歩き続けて参りました。 これが私の生きた道です。 Posted by ブクログ 老いて、若返る~人生、90歳からが面白い~ 日野原重明 / 堀文子 1918年生まれの堀文子さん(日本画家)、「画家は長命」、ご多聞に漏れずですね。「医者の不養生」という言葉もありますが、1911年生まれの日野原重明さん(聖路加病院院長)には無縁の言葉でしょう(^-^) おふたりの「人生、90歳からが面白い」、ビッグな対談集(2011.4)です。昨秋(2015.10...続きを読む)続版とも言えそうな「100歳が聞く100歳の話」という本も新しく刊行されてますので、この本も是非読みたいと思っています!歳とともに、自然に対する感受性が鋭くなる・・・、私も最近そんな感じがしてきました。 Posted by ブクログ 堀文子のレビューをもっと見る