菊池寛の作品一覧
「菊池寛」の「身投げ救助業」「芥川の事ども」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「菊池寛」の「身投げ救助業」「芥川の事ども」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
これが「娯楽」だ!!
圧倒的に楽しい。
面白くないところ、退屈するところがない。
今までに出会ったことのないタイプの小説だ。
どこを切り取っても面白い場面で構成されている。
なぜこんな本が生まれたのか。
自分なりに当時の文学事情とかもまったく分からないまま考えた。
おそらく「新聞小説」であることと、「当時の娯楽事情」が関係しているのではないか。
「新聞小説」についてだが、当然「新聞小説」はすぐに続きが読めないものだ。
私もずっと購読している新聞の小説を読んでいるが、同じ新聞を購読している人から「今回の小説は面白くないから読むのをやめた」という話はよく聞く。
そうなのだ。
単行本なら多少面
役になりきる
名優と言われる役者は役に没入するために体型 容貌 言動 そのすべてを役にあわせる と言われるが、作者菊池寛は、その典型例 極端な例を描きこんでいる。作品の最後の部分、女の死を振り切って舞台へ向かう主人公の振る舞いが役者としての「業」を象徴していて大変に印象深い。
祭り上げ
福祉制度が整い心身障害者が比較的まともに生活できるようになったのは、ごく最近のことである。それまでは家族の重い負担になっていたはずである。この物語のような話もきっとあっただろうと、リアル感を持って描きだされている。民衆の間で「義民」と英雄扱いされた人々の中にも、このような例があったのではないかと想像される。