作品一覧

  • 新しいリベラル ――大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

    新しいリベラル ――大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,287円 (税込)
    実は日本には「新しいリベラル」と言いうる人々が存在することが、7000人を対象とする社会調査から浮かび上がってきた。この人たちが求めるのは、私たちの「成長」をサポートする政治だ。「新しいリベラル」は最多数派を占めるのに、これまで見落とされてきたのはなぜか? 「従来型リベラル」や保守層など他の社会集団と比較しながら、「新しいリベラル」が日本政治に与えるインパクトと可能性を示す。「新しいリベラル」の実像と可能性を明らかにした、初めての書!
  • 解読 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

    解読 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻2,310円 (税込)
    これならわかる!『プロ倫』はなにを解き明かしたのか? いま受け取るべきメッセージはなにか?超難解書の全体像と核心が明快にわかる、驚異の解説書が登場。これが、ウェーバーの言いたかったことだ!《冒頭10頁強で、ウェーバーってどんな人&『プロ倫』のあらすじが、ざっくりわかる!》《基礎知識から "ライバル" ゾンバルトやマルクス主義とのわかりやすい対比まで、たのしくわかるコラム満載!》『プロ倫』は「プロテスタンティズムと資本主義の発展の関係」を論証したとされるが、本当にその試みは成功していたのだろうか? いまなお読み解くべき意義があるのだろうか? そんな素朴かつ核心的な問いをスタート地点にして、ウェーバーの論考のエッセンスを、クリアーで平明な文章で徹底解説。宗教改革によって勃興したプロティスタンティズムは、「天職」という概念や、神が誰を救うか/救わないかをすでに決めているという「二重予定説」なる教説を生み出した。快楽を排しひたむきに貨幣獲得に生きがいを見いだすような精神が生まれ、資本主義社会が発展していくが、しかし資本主義が爛熟すると崇高な精神が失われてしまう――ここに、ウェーバーの問題意識の核心があった。そして、その問いと思考は、現代における新保守主義という思想と響き合うものだった。市場経済の発達が加速度を増し、その行く末を誰も見通すことができなくなりつつあるいまこそ、近代とは、資本主義とはなにかを正面から考えた『プロ倫』のエッセンスを読もう!【本書の内容】序章 ウェーバーってどんな人?第1章 「問題」はどこにあるのか?第2章 資本主義の精神とはなにか?第3章 「天職」の概念が生まれた第4章 禁欲的プロテスタンティズムの倫理とはなにか? -1-第5章 禁欲的プロテスタンティズムの倫理とはなにか? -2-第6章 天職倫理と資本主義第7章 現代社会で生きる術を考える補論
  • 経済倫理=あなたは、なに主義?

    経済倫理=あなたは、なに主義?

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻2,035円 (税込)
    市場社会はどのように倫理的な評価/批判をされるべきだろうか。そのような問いに対して、現代のイデオロギー――リベラリズム、ネオリベラリズム、ネオコン、リバタリアニズム、平等主義、共同体主義、マルクス主義――は、いかに答えうるのか。そしてあなた自身は、なに主義なのか?時事問題や、あなた自身の日常的で素朴な倫理感覚からスタートして、さまざまな思想のエッセンスを、実感的かつ体系的に理解できる、驚きの1冊。
  • 消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神

    消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,925円 (税込)
    いくらモノを買っても幸福感は訪れず、世界各地で経済格差が広がり、環境危機が深刻化する――。資本主義社会が直面するこれらの問題を乗り越えるには何が必要か? 身の回りのモノを捨て、最小限のモノで暮らすミニマリズムには、資本主義の支配力に抗して新たな文化を生み出す「脱資本主義の精神」に通じる回路があるという。今も圧倒的な支配力をもつ資本主義の「魔法」から抜け出すべく、「消費ミニマリズム」を多角的に検証し、その可能性を論じた画期的な思想書である。
  • 自由の論法(自由学芸叢書) ポパー・ミーゼス・ハイエク

    自由の論法(自由学芸叢書) ポパー・ミーゼス・ハイエク

    ビジネス・実用

    -
    1巻4,895円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 科学的自由主義者たち(ポパー、ミーゼス、ハイエク)は、社会主義批判を核として、強力な論理構造を配備した。新しい時代の社会科学は、彼らの議論を批判的に乗り超えていかねばならない。本書は、20世紀における社会科学方法論を、思想闘争に対する問題解決という観点から問い直し、新たな自由の論じ方を豊かに提示する現代自由学芸の騎士による挑戦の書である。方法論が思想の機能を担う「方法の思想負荷およびその「脱思想化過程」という分析手法を用いて、資本主義と社会主義のシステム選択という経済思想の大論争に、斬新なメスを入れる。 【目次より】 まえがき 序章 科学の時代 一 問題精神としての科学 二 科学的自由主義の成立 三 体制問題をめぐる知性史をどう捉えるか 四 社会科学の転換点 五 以下の議論の構成について 第一部 方法の思想負荷性 第一章 方法論の理論 一 問題としての方法 二 方法論とは何か 三 方法論の機能分析 a 第一類型 正当化 b 第二類型 発見法 c 第三類型 領域設定 d 第四類型 自己了解 e 第五類型 限界論 f 第六類型 価値操作 四 方法の思想負荷性 第二章 思想負荷性の解釈 一 ポパー 二 ミーゼス 三 ハイエク 第三章 社会主義経済計算論争における方法の思想負荷性 一 論争の標準的解釈とD・ラボアの再解釈 二 論争の代替的整理 三 方法論との関係 第四章 反《歴史主義》方法論の内在的批判 一 ポパー批判 二 ミーゼス批判 三 ハイエク批判 第五章 方法から思想へ 第二部 負荷される思想の分析 第六章 個人主義の位相 一 方法論 二 社会論 三 思想 第七章 合理主義と功利主義 一 批判的合理主義 二 実践的合理主義と功利主義 三 反合理主義 第八章 政治経済の政策認識 一 部分社会工学 二 社会工学批判 三 介入主義 第九章 自由主義 一 自由の意味 二 ハイエクの自由論 三 自由の成長論 注 あとがき 残された課題 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 橋本 努 1967年生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科課程単位取得退学。博士(学術)。北海道大学大学院経済学研究科教授。シノドス国際社会動向研究所所長。専攻は社会経済学、社会哲学。 主な著書に、『解読 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』』『経済倫理=あなたは、なに主義?』『自由の論法 ポパー・ミーゼス・ハイエク』『帝国の条件 自由を育む秩序の原理』『自由に生きるとはどういうことか 戦後日本社会論』『学問の技法』など多数ある。
  • 「人生の地図」のつくり方 ――悔いなく賢く生きるための38の方法

    「人生の地図」のつくり方 ――悔いなく賢く生きるための38の方法

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻2,244円 (税込)
    あれか、これか。迷うことばかり…、どう生きる? 自分なりの「人生の地図」を作って、先の見えないこの時代を生き抜こう。洗練された経営学やビジネスの理論を読み解くことで、多角的な視点を提供。深い気づきが得られる、真に役立つ人生の羅針盤!
  • 日本を変える「知」~「21世紀の教養」を身に付ける~

    日本を変える「知」~「21世紀の教養」を身に付ける~

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻628円 (税込)
    日本社会を支えてきた諸制度が根底から揺らいでいる。こうした混迷の時代だからこそ、しっかりとした「知」が求められるが、あふれる情報の中、適正な競争のもとで正しい情報が残るのではなく、メディアで露出度の高い者が声高に主張する空疎な意見がまかり通る。そんな危機的な状況の中、我々が生きる社会の現状あるいはその来歴をきちんと理解し、未来への展望を正しく切り開くための「知」を提供することに、本書の使命はある。

ユーザーレビュー

  • 新しいリベラル ――大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

    Posted by ブクログ

    新しいリベラル!
    リベラル・保守という枠組にどうもはまらないといった違和感に対して解を与えてくれる調査と分析。
    リベラルの中身は絶えず変わり得る、矛盾を前提に最適解を探していく。

    0
    2026年05月10日
  • 新しいリベラル ――大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

    Posted by ブクログ

    大規模な調査の成果として、我が国の有権者の動向をかなり正確に把握していると感じた.次の6つの区分、新しいリベラル、従来型リベラル、福祉型保守、市場型保守、成長型中道、政治的無関心 を定義して、どのような投票をしているかを示している.どの区分も多数を占めてはいないことから、さまざまな組み合わせでこれからの政治が動いていく予感がしている.さて、小生がどの区分に属しているか考えてみたが、新しいリベラルの考え方: 築いた財産は政府やNPOを通じて、子や孫など後続世代の人的資本の形成に役立てる がかなり近い感じだ.

    0
    2025年11月29日
  • 新しいリベラル ――大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

    Posted by ブクログ

    既存調査では表れなかった、社会投資型国家を志向する「新しいリベラル」について論じた一冊。

    新書ながら300ページを超える骨太の一冊で、読み応え抜群であった。

    内容を要約すると
    「日本政治でリベラルの衰退が叫ばれて著しいが、実は従来型のリベラルと異なる、新しいリベラルの思想を持つ層が現れている。新しいリベラルは社会投資型国家を志向する。それは所得再分配に留まらない、各人の潜在能力の開花のため、「人的資本としての個人」に投資するという面を持つ。この層が積極的に支持する政党は、未だ存在していない。しかし、新しいリベラルの思想は他の保守やリベラルと連帯する可能性を秘めている。新しいリベラルは、日本政治に地殻変動を起こす存在である。」というものである。

    私自身、社会投資型国家の理念には強く共感するところであり、政治哲学的な思想のバックボーンから丁寧に説明がなされているため、非常に勉強になった。

    0
    2025年07月07日
  • 「人生の地図」のつくり方 ――悔いなく賢く生きるための38の方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人生の選択は、選択肢を十分に吟味せずに行わなければならない。選択肢をあまり吟味しないほうが、何かを選ぶときに積極的になれる。人生とは見切り発車の電車のようなものである。選択肢が多くなりすぎると、かえって選ぶのが難しくなる。

    GRROWWモデル
    現状認識・分析⇒資源⇒障害⇒オプション⇒計画⇒意思⇒目標⇒現状認識・分析⇒…

    私達が生きていく上で、主体的に選択することは大切だけれども、すべての事柄を主体的に選べるわけではない。ある面では主体的に選ぶとして、別の面では、主体的な選択を信頼するしかない。

    人生のチグハグした経験を、心理学用語では「認知的不協和」という。exタバコと健康。認知的不協和音に対処する方法は、3つある。すなわち、行動を変更すること、認知の在り方を変更すること、新たな認知を追加することである。認知的不協和音を減らす為には選ばなかった選択肢の価値を、事後的に下げればいい。しかし、あり得たかもしれない人生に思いを馳せることは、人生の真実を一層よく知ることでもあるだろう。選ばなかった人生の選択肢には、もう一人の自分がいる。そのもう一人の自分と語り合うことが出来るとき、私達は一層、自分の価値を確立していくのではないだろうか。

    私達の人生は、課題と解決の連続である。ところが私達は、自分の人生にとぅて重要な課題に気づかないまま、人生を終えるかもしれない。取るに足らないことに対応しているうちに、月日が過ぎていくかもしれない。まだ気づいていない重要な課題に気づくためには、どうすればよいか。そのためには、自分の価値観のものさしをいったん脇に置いて他の人々がどのようなことを重要だと考えていきてきたのかを、多様な角度から調べてみるとよいだろう。私達は人生において、さまざまな経験を積むだけではなく、さまざまな問題の立て方を学んでいる。人生とはある意味で、どんなことが重要であるのかを探求する度でもある。自分が重要だと思う課題を見つけることが出来れば、人生は有意義なものになるだろう。

    人生において重要なのは、経済コストの計算に先立って、「時間とコストをかけるに値する有意義なもの」を見つけることである。時間とコストをかける価値があるものを、ここでは「追求材」と呼んでみよう。人生の可処分時間と可処分所得のすべてを投入するに値する財が、理想的な追求材であると言える、吉田兼好「徒然草」では、人生において重要なのは、1つのことに打ち込んでいることである。どれも捨てたくないと執着していると、何一つ成し遂げられない。
    例えば、家庭を築いて子育てすることは、時間とコストをつぎ込むに値する追求材(人生の目的)の1つといえるかもしれない。しかし、やがて子供は巣立っていく。長い人生を考えると、子育てにつぎ込むことが出来る時間はそれほど長くない。子育てが終われば、今度は孫を育てることもあり得るかもしれない。しかし、こうした営みのほかに、人生の時間おコストを最大限につぎ込むべき追求財を見つけることは、意外と難しい。
    私達は、理想の追求財をどのように見つけるべきか。1つの考えは、お金がなくても普遍的に営むことが出来るもののなかに、理想を見つけることだろう。exマラソン、読書、家庭菜園。もう一つは、とにかくお金をつぎ込んで、文化の嗜みを掘り下げる方向に思想を見つけることである。ex骨董品の収集

    毎日、何かに没頭する、専念する、浸る、集中する、のめり込む、など等。このような生活をおくることが出来れば、人生に後悔することはないだろう。

    エドガー・シャインのキャリア・アンカー理論
    自分の人生を考えるときに、何か自分を思いとどまらせるものがある。それがアンカー(錨)である。①技術/専門②総合管理③自立/独立④保障/安定⑤企業/創造⑥奉仕/貢献⑦挑戦/克服⑧ライフスタイル
    アンカーは人生の指針であるとともに、人生を縛るものである。

    世の中は、価格(お金)と価値という、2つの物差しがある。価格が高くても、自分にとって価値のないものがある。反対に、自分にとって価値があっても、価格がつかないものもある。また、世の中には、次の4種類の財がある。①価格は高いが自分にとって価値がないもの。②価格が安くて自分にとって価値がないもの。③価格が高くて自分にとって価値があるもの。④価格が安くて(あるいは価格をつけられないほど)自分にとって価値があるもの、である。

    生きがいという言葉の意味を突き詰めて考えると、それは自分の人生を肯定する感覚であるといえる。

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    2025年06月14日
  • 消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神

    Posted by ブクログ

    ここ10年くらいミニマリストのインフルエンサーを見かけることが多くなったことから、気になって読んでみた。本書はミニマリズムが脱資本主義の突破口になり得る可能性を論じている。

    周知の通り資本主義にはあらゆる側面から限界が近づいており、さらにその代替となるパラダイムは未だに存在しない。共産主義も、明治以前の封建主義も、自給自足の原始的な生活も今さら受け入れられないので、我々は甘んじて今日も汗水流して働くのである。(※私はニートですごめんなさい)

    そんな現代において、消費欲望を抑え最小限のモノ・サービスを利用するミニマリストたちは、資本主義の苦しみから逃れ、自分らしく生きている。
    脱資本主義を実現するパラダイムが無い限り、資本主義にぶら下がるが精神は囚われず自由に生きるミニマリストが、少なくとも現代では一番賢い生き方と言えそうだ。

    私も三年前までサラリーマンとして馬車馬のように働いていたが、今は好きなことを仕事にして(ほぼニートだが)、無理せず必要な分だけ稼ぎ、プライベートの時間を大事にすることで幸福度が上がった。

    忙しくて辛さを抱えている社会人には、是非ご一読いただきたい。


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    2024年05月11日

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