作品一覧

  • 義経の悲劇
    5.0
    1巻1,232円 (税込)
    薄幸の生涯を終えた、という人物像が先行する義経。はたしてそれは本当なのか。歴史のうねりの中で翻弄され続けてきた義経の知られざる実像を、兄頼朝との対比を通して史実に沿って検証。真実の義経像に迫る。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 名字の歴史学
    4.5
    1巻935円 (税込)
    一族の歴史と想いが込められているはずの「名字」は、古代から階層意識、職制、地名、出自などさまざまな要素を取り込みながら陰に陽に使われ続け、明治維新後に公称が義務化されるに至ったものである。氏姓制度、臣籍降下、律令制、源平合戦、惣領と庶子、幼名、通字、偏諱――名字の成立過程と変遷を通して日本の歴史を通観し、現代に続く起源を探ってゆく。
  • もっと行きたい鎌倉歴史散歩
    3.0
    1巻838円 (税込)
    長年鎌倉時代・源氏を研究してきた著者が、数々の史跡や寺社の来歴を織り交ぜながら太古から幕府終焉までの古都鎌倉の歴史をわかりやすく描く。海の底にあった鎌倉の市街地、武士の都としての都市計画、煌びやかな「鎌倉大仏」と華麗な永福寺、武士団の興亡の舞台となった数々の古戦場など、鎌倉の歴史が鮮やかによみがえる。古都鎌倉の復元地図や現在の史跡・寺社の写真、アクセス地図を多数掲載。 ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 (底本発行日:2010/02/07)

ユーザーレビュー

  • 名字の歴史学

    Posted by ブクログ

     一般に広く流布する「江戸時代以前の庶民は苗字・帯刀が禁じられていた」とする言説に真っ向から反論した昭和27年の「洞論文」。これに触発された著者が、日本人の「名字」の歴史について、中世史を専門とする立場から通時的に解説を加えてゆく。原本の出版は2004年だから結構時間が経っている。
    一言で「名字」と言っても、それが「氏」や「姓」やはたまた「苗字」とどう違うのか、違うとすればどのような関係にあるのかについて即答できる人間は多くはあるまい。しかし、それぞれの成立過程が、本書にあるようなその時々の権力構造や社会構造との強い相関下にあることを理解すれば、それらが同列に扱われていることがむしろ不

    0
    2019年11月10日
  • もっと行きたい鎌倉歴史散歩

    Posted by ブクログ

    もっと安直なガイドブック的な本を想像していたが、しっかりと鎌倉成立から滅亡までの歴史をお勉強できる本でした。

    個人的には、縄文期には大船辺りまで海だったということに衝撃を受けました。

    0
    2017年12月03日
  • もっと行きたい鎌倉歴史散歩

    Posted by ブクログ

    旧版で読んでましたが、久々に読んでみると、地図、写真、解説の多さにびっくりしました。
    これはかなり良いです。
    いわゆる鎌倉幕府の成立前から、滅亡までの史跡が紹介されているので、結構知識付きますよ。

    0
    2012年05月06日

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