名字の歴史学

名字の歴史学

935円 (税込)

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4.5

一族の歴史と想いが込められているはずの「名字」は、古代から階層意識、職制、地名、出自などさまざまな要素を取り込みながら陰に陽に使われ続け、明治維新後に公称が義務化されるに至ったものである。氏姓制度、臣籍降下、律令制、源平合戦、惣領と庶子、幼名、通字、偏諱――名字の成立過程と変遷を通して日本の歴史を通観し、現代に続く起源を探ってゆく。

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    Posted by ブクログ 2019年11月10日

     一般に広く流布する「江戸時代以前の庶民は苗字・帯刀が禁じられていた」とする言説に真っ向から反論した昭和27年の「洞論文」。これに触発された著者が、日本人の「名字」の歴史について、中世史を専門とする立場から通時的に解説を加えてゆく。原本の出版は2004年だから結構時間が経っている。
    一言で「...続きを読む

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