奥富敬之のレビュー一覧

  • 名字の歴史学

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     一般に広く流布する「江戸時代以前の庶民は苗字・帯刀が禁じられていた」とする言説に真っ向から反論した昭和27年の「洞論文」。これに触発された著者が、日本人の「名字」の歴史について、中世史を専門とする立場から通時的に解説を加えてゆく。原本の出版は2004年だから結構時間が経っている。
    一言で「名字」と言っても、それが「氏」や「姓」やはたまた「苗字」とどう違うのか、違うとすればどのような関係にあるのかについて即答できる人間は多くはあるまい。しかし、それぞれの成立過程が、本書にあるようなその時々の権力構造や社会構造との強い相関下にあることを理解すれば、それらが同列に扱われていることがむしろ不

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    2019年11月10日
  • もっと行きたい鎌倉歴史散歩

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    もっと安直なガイドブック的な本を想像していたが、しっかりと鎌倉成立から滅亡までの歴史をお勉強できる本でした。

    個人的には、縄文期には大船辺りまで海だったということに衝撃を受けました。

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    2017年12月03日
  • もっと行きたい鎌倉歴史散歩

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    旧版で読んでましたが、久々に読んでみると、地図、写真、解説の多さにびっくりしました。
    これはかなり良いです。
    いわゆる鎌倉幕府の成立前から、滅亡までの史跡が紹介されているので、結構知識付きますよ。

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    2012年05月06日