作品一覧

  • ストロボライト
    完結
    4.3
    全1巻858円 (税込)
    君が好きになったのは、――本当に<私>?気鋭青山景、待望の最新作だから書かなくてはならない。知るために。夜行列車で’過去’を書き続ける小説家浜崎正。大学時代に出会った<町田ミカ>は、映画のヒロイン桐島すみれにそっくりで......。現実なのか、夢なのか。『CONTINUE』での連載を経て、遂に待望の単行本化。交錯する過去と現在夜行列車が向かうのは、どんな未来か。
  • よいこの黙示録(1)
    4.1
    1~2巻792円 (税込)
    新任教師の湯島朝子(ゆしま・あさこ)が担任することになった4年2組。その着任初日の朝の会で、とある作文をめぐってクラスの意見が対立。騒動が過熱するなか、朝子はこの対立状況が仕組まれたものであることに気づき――!? 神、仏、祈り、祝福、呪い、救済、現世利益、カルト、魔法少女、超常現象、動員ゲーム、集団心理、カリスマ、シャーマニズム、権謀術数……。舞台は小学校。30人のコドモと1人のオトナが巻き起こす、悪夢のようにカラフルな新宗教絵巻。

ユーザーレビュー

  • ストロボライト

    Posted by ブクログ

    付き合っている彼氏や彼女から、自分のことを「好き」と言われた時に、相手の自分への「好きになり方」に違和感を感じることがあるとしたら、それは自分が見て欲しいところを透過され、相手が自分の上に勝手に投影している自分の像のようなものを見ているような感じになる時だろうか? 好きな相手にこそ自分が評価されたいところを評価して欲しいという気持ち、相手に自分の都合のいい相手の像を投影してしまう気持ち。彼女との関係に挫折する主人公の姿を通して、ありのままに相手のことを見るということの難しさという、難しいテーマをとりあげた意欲作。明暗を意識した美しい映像的な画や、キャラクターの微妙な感情が表れた表情に、ついつい

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    2015年01月28日
  • ストロボライト

    ネタバレ

    最後の手紙は、、、

    青山景さんの少ない作品の一つ。

    「SWWEEET」から、ストーリ、作画もアップして、
    色々とやりたいこと詰め込んだ実験作。

    これと並行していた、お金だけのためのマンガ
    「チャイナガール」の原作に不満を持ちつつ、
    こっちで、発散するって言うバランスを取る作品。

    最後の手紙は当時付き合っていた娘の手書きになります。
    ※この娘、めっちゃかわいい。

    個人的には、「よいこの黙示録」はちゃんとラストまで読みたかった。
    ちなみに、朔ユキ蔵のアシ時代にあまりにも乳首のトーンを立体的に削れたので、
    「乳首職人」という名称で呼ばれていたとさ。

    0
    2013年10月07日
  • よいこの黙示録(1)

    Posted by ブクログ

    青山景が死んでから読んだのが悔やまれる。
    生きてるうちに読んだからって何かが変わるわけではないけど。

    カリスマの作り方というのは、私も非常に興味があるテーマだったし、宗教をテーマにするのはある程度勇気がいることだしね。

    ところで、12月22日に第2巻が出るそうで。
    ここで完結してほしいなー。

    0
    2012年08月16日
  • よいこの黙示録(1)

    Posted by ブクログ

    クラスに宗教を作る漫画。個人的に宗教論が好きなので楽しめた。惜しむらくは作者様が亡くなってしまったため続刊が出ないという点。悲しい。

    0
    2012年07月26日
  • ストロボライト

    Posted by ブクログ

    きれいにまとまった大傑作なのでは。
    ヴォネガットや、「小池真理子が清少納言に影響を与えるような……」など、かなり整理されている。
    セックスばかりというのもご愛敬。
    いま知っておいてなんだが、作者の死は残念だ。

    0
    2014年01月04日

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