高橋知子の作品一覧
「高橋知子」の「ハウスメイド」「ソシオパス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
シリーズ2作目。前作に引き続き今作においても、良い意味で予想を裏切る展開となっており非常に楽しめた。
単なるミステリーでなく、勧善懲悪ヒーローもの的な、エンターテインメント性もあるため、頭を捏ねくり回さずに、純粋に物語に没頭してしまう。忙しい日々の隙間に充てる余暇として、まさに最適な作品だと思う。
作中には、人間の嫌な部分を凝縮・誇張したキャラクターが登場する。そんなキャラクターを見て、「いるよね、こういう人」と自分の体験に重ね合わせ、そんな悪どいキャラクターたちが因果応報の目に遭う様を見るのは、かつて嫌な思いをした自分を慰められるようで、ある種の爽快感すら覚える。
ストーリーの読みやすさやエンターテインメント性は勿論だが、主人公の真っ直ぐさや人生に奮闘する姿には、人間らしい生き方としての深みも感じることができる。これらの要素が物語の奥行きにも繋がっているのだろうなと思う。
Posted by ブクログ
この本を読んだ多くの読者と同じように、途中で中断することができずに一気に読みました。全編を覆うゾワゾワ とした緊張感と恐怖感。その動悸の正体は…住み込みのハウスメイドの職を得た主人公・ミリーの寝泊まりする屋根裏部屋の鍵が “外側についている”からです!
しかもその屋根裏部屋には、小窓しか無く、その窓は開けられないのです。
読者は早い段階でそれを知ります。ミリーも。たとえ不審感を抱いた家でも、車中生活をしていて前科者のミリーがやっと得た職なので辞めるわけにはいかない。その現実が苦しみの始まりとなります。
文章は臨場感があり無駄がなく、登場人物が少ないのでストーリーを追いやすいです。作者の、読み手を惹きつけてやまない直球のミステリアスが、読み手を先へ先へとフルスピードで誘う作品です。お勧めです。
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• 2023年 国際スリラー作家協会賞(ITW賞): 最優秀ペーパーバック・オリジナル小説賞 受賞
• 2026年 本屋大賞: 翻訳小説部門 第2位
• 2026年度「ミステリが読みたい!」: 海外篇 第1位
• 2025年 米国で映画化 (日本では2026年11月公開予定)