作品一覧

  • フィツジェラルド短編集

    フィツジェラルド短編集

    小説・文芸

    3.8
    1巻737円 (税込)
    抜群の感受性で時代の寵児となり、真摯に人生の理想を追った人フィツジェラルド。「人生は崩壊の過程である」となぜ彼は書くことになるのか。ニューヨークの上流家庭に生まれた青年アンスンを憧れと揶揄をもって描いた「金持の御曹子」、大恐慌後、パリに静かな悔恨と不屈の魂で佇むチャーリーに熱い思いを託した「バビロン再訪」等、彼自身と当時のアメリカを彷彿とさせて魅力的な6編。
  • 老人と海

    老人と海

    小説・文芸

    5.0
    1巻440円 (税込)
    舞台はキューバの港町とメキシコ湾流の広大な海、84日間も魚を釣り上げることができなかったサンチャゴ老人は、いままた使い慣れた舟の帆を張り、ひとり外海へと出かけてゆく。目指すは《まかじき》だ。…ついに大物がかかる、二日にわたる死闘のあと、老人はとうとう「わしの大きな魚」を引き寄せ、その姿を目にする。ヘミングウェイの代表作。
  • グレート・ギャツビー

    グレート・ギャツビー

    小説・文芸

    4.0
    1巻649円 (税込)
    豪奢な邸宅に住み、絢爛たる栄華に生きる謎の男ギャツビーの胸の中には、一途に愛情を捧げ、そして失った恋人デイズィを取りもどそうとする異常な執念が育まれていた……。第一次大戦後のニューヨーク郊外を舞台に、狂おしいまでにひたむきな情熱に駆られた男の悲劇的な生涯を描いて、滅びゆくものの美しさと、青春の光と影がただよう憂愁の世界をはなやかに謳いあげる。

ユーザーレビュー

  • グレート・ギャツビー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    味わい深い小説である。ギャツビーがデイジーに惹かれていく理由の描写が良い。

    p182 彼の唇にふれられて、彼女は彼に向かって一輪の花のごとく開花した。同時に彼の夢も一個の人間の姿に具象化されたのである。

    p245 これまでにデイズィに想いを寄せた男がいっぱいいるおいこともまた彼を刺激した ー 彼の眼には、そのため彼女の値打ちが増したように見えるのだ。

    良家の娘であるデイジーはギャツビーにとって高嶺の花である。漠然とした上昇志向の男の強い欲望の対象に結晶化していく過程をうまく表現していた。

    原文や別の翻訳も読みたい。

    0
    2026年09月20日
  • グレート・ギャツビー

    Posted by ブクログ

    今は村上春樹訳が定番となっているようだが、この小説が好きな方にはこちらの野崎孝訳との読み比べをお勧めしたい。原著のold sport を村上版は「オールド・スポート」、野崎版は「親友」と書き、語り手のニックとギャツビーの会話を村上版はタメ口、野崎版は敬語口調で書く。地の文についても、村上版はできるだけ原著の語順を尊重しているのに対し、野崎版は日本語として一般的な語順で書くのを優先している。時代による言葉選びや雰囲気の違いに加え、良い翻訳とは何かを考えるのにも役立つだろう。

    0
    2026年08月24日
  • グレート・ギャツビー

    Posted by ブクログ

    ぼくは彼をゆるすことも、好きになることもできなかったが、彼としては自分のやったことをすこしもやましく思っていないこともわかった。何もかもが実に不注意で混乱している。彼らは不注意な人間なのだ──

    0
    2026年02月15日
  • グレート・ギャツビー

    Posted by ブクログ

    20年くらい前に、「グレート・ギャツビー」と「老人と海」はどっちがより沁みるか、友人と議論したことがある

    結論は「老人と海(以下RU)」となった

    「グレート・ギャツビー(以下GG)」は、まずフィッツジェラルドっていう名前がカッコ良いし、社交界が舞台で華やかだし、若い女がたくさん出てくるし、主人公は何だか影あるし、過去に引きずられがちな文章は含みを持たせるし、文庫本持ってるだけで様になるから、ハンチング被った学生がベンチで横になって読んだりしてた

    一方のRUは、まず題名がダサいし、舞台は海だから誰もいないし、ヘミングウェイも無骨な佇まいだし、教科書にも載っちゃってるから真面目な印象だし、そんくらいしか言うことないし、文庫本持ってベンチで読んでたらたぶん「家で読みなさい」って言われるし

    でも、どちらも本当に素晴らしいんだ。若い頃、本当に憧れていたのはどんな生活だったか。本当に嫌っていたのはどんな奴らだったか。ギャツビーだって、海に出て1人でお魚さんと格闘したかったはずだぜ

    そんな凄みを全く感じさせないRUの勝ちってことにした。それと、俺たち親が大学行ってないからよく知らないことを良いことに勝手に生きて金のかかるコストジェネレーションだね、って言ったりしてた

    0
    2025年11月16日
  • グレート・ギャツビー

    Posted by ブクログ

    ロストジェネレーションを代表する作家のひとりであるフィッツジェラルドの代表作。派手な社交界で孤独に悩む大金持ちの苦悩。作家本人の悩み多き人生を映したような小説の気もする。映画が美しい映像で再現されておりこれもいい。

    0
    2025年08月18日

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