作品一覧

  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    3.5
    日本の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄――。厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。人間が人間らしく、日本人が日本人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。八十年の生涯の膨大な作品の中から選り抜いた、魂の言葉四百十六。

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  • 学生との対話(新潮文庫)
    4.3
    さあ、何でも聞いて下さい――。小林秀雄は昭和36年から53年にかけて、雲仙、阿蘇など九州各地で五度、全国から集った学生達に講義を行い、終了後一時間程、質疑に応えていた。学生の鋭い問いに、時には厳しく、時には悩みながら、しかし一貫して誠実に応じた。本書はその伝説の講義の文字起こし二編、決定稿一編、そして質疑応答のすべてを収録。小林の学生に対する優しい視線が胸を打つ一巻。
  • 私の本棚
    3.9
    1巻539円 (税込)
    本棚は、すでにいっぱい。ほしい本は、まだまだある。――夢、憧れ、苦労、奮闘。23編の名エッセイ。小野不由美、椎名 誠、赤川次郎、赤瀬川原平、児玉 清、南 伸坊、井上ひさし、荒井良二、唐沢俊一、内澤旬子、西川美和、都築響一、中野 翠、小泉武夫、内田 樹、金子國義、池上 彰、田部井淳子、祖父江慎、鹿島 茂、磯田道史、酒井駒子、福岡伸一。
  • 新潮クレスト・ブックス ブックレット2014-2015
    無料あり
    3.0
    1巻0円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新潮社の海外文学シリーズ《新潮クレスト・ブックス》の最新情報をご紹介する特別ブックレットです。10年ぶりの長篇小説『低地』を刊行したジュンパ・ラヒリのインタビュー、今年惜しくも亡くなったアリステア・マクラウドの追悼記事、近く刊行予定の5作品を訳者自身が紹介する「ただいま翻訳中!」、そして現在入手可能な全作品を網羅したカタログを収録しています。 ※当コンテンツにはまだ電子化されていない作品の情報も含まれています。

ユーザーレビュー

  • 私の本棚

    Posted by ブクログ

    久しぶりに100点満点それ以上に面白かった
    全ての本好きさんに読んでほしいです!

    存じ上げない方の本棚のそれを
    読んでいても、読書家、本好きの心はひとつ。
    絶え間ない努力で本棚に情熱をつぎ込んで
    いらっしゃる。

    平成発行のこの著書ですが全く
    古臭さも感じず、「うん、うん、わかるー」と
    何度呟いたか(笑)
    3種3様の本棚の最高でした。

    ここまで書いてなんですが、最後
    新井素子さんの解説がいっちばん面白かった。

    そして私は読書も好きだけど、無類の本好き
    なのだと再認識し積読だらけの
    自分の本棚を眺めてニャッとしてしまった。

    0
    2025年08月30日
  • 学生との対話(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    感動は個性である。
    僕はいつも感動から始めた。
    真理というのは、ほんとうは大変優しく単純なものではないでしょうか。
    直覚したとこを分析するんです。分析したところに直覚はない。

    0
    2025年05月18日
  • 私の本棚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃ面白かった
    本棚を何回も整理したり、頭の中の具現化だと例えたりするところから「こんな傑物達も私と同じことをするのか」と感動した
    本や本の文化な好きな人は是非読んで欲しい

    0
    2024年05月06日
  • 学生との対話(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ものを考えるということ、ほんとうに知を愛し、表現する存在を愛しているのだと思わずにはいられない。
    驚き、考え、疑い、そして信じるということに出会う。そしてまた疑う。上手に質問するということは、答えを出すことではなく、その問い自体を問い続けること。生きること死ぬこと、そこから出発しなくて何を問うというのか。信じることと疑うことはいつも表と裏の関係である。
    歴史とは、よく思い出すこと、これは大森先生がことばの論理で考えた通り、記憶とはことばによるより他ない。歴史的な事実、考古学的な事実といった唯物的な論理を持ち出さなくてもよく思い出せることこそ歴史家の力だと
    それが本居宣長であり、さまざまなひとの

    0
    2023年12月03日
  • 私の本棚

    Posted by ブクログ

    小野不由美、南伸坊、都築響一、鹿島茂、福岡伸一ら本が好きな23人による本棚話。
    幼き日の本棚の思い出。本が増え本棚から溢れる。本棚が部屋から家から溢れる。本をきれいに並べようとするが無限に増殖する本を前に諦める。
    共感し笑うしかない本棚事情。

    0
    2022年01月26日

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