鈴木伸元の作品一覧
「鈴木伸元」の「加害者家族」「性犯罪者の頭の中」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「鈴木伸元」の「加害者家族」「性犯罪者の頭の中」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
加害者家族の苦悩とは、殺人など重大な犯罪を犯した加害者家族のことだろうと思っていた。
本書には窃盗を犯した加害者家族の苦悩も書かれていて、自分が思っていたよりずっと多くの加害者家族が苦しんでいることを知った。
さらに被害者家族ですら、地域や社会、マスコミから好奇と偏見をもってみられることに恐れ慄き目立たないように振る舞い続けてきたという。
日本は個々人が曖昧な「世間」によって成り立っていて、そういった社会だからこそ攻撃はエスカレートする。集団で同じ行動をすれば、匿名の個人は目に見えない存在として安全地帯から意見表明をすることができるのだから。
自分が殺人犯の加害者家族になるとはほとんどの人は思わないだろうが、交通事故の加害者家族になる可能性は誰にでもあるだろう…。
自分は蚊帳の外だと考え、匿名で人を苦しめるような行動をとる社会は悲しいと思う。
日本の「世間」とはどのようなものか、『「世間」とはなにか(阿部 謹也)』を読んでみたい。
Posted by ブクログ
西欧では「個人」が集まって「市民社会」を作ってるのに対して、日本は個々人があいまいな「世間」によって成り立っている。
「世間」においては人権や権利はない。あるのは「お互い様」という関わりだけ。
たしかに、「世間」て日本特有の意味を持った世界観かもしれない。
こんな世界だと、加害者個人だけではなくその家族が叩かれ生きづらい思いをする。自分が今まで通り生活してはいけないんだと思ってしまう。
少年犯罪の親とか加害者が犯罪を起こすにあたって責任がある立場の家族もいるとは思う。でも、関係ない家族まで生きづらくなるのはつらいな。
被害者家族とか、別の事件で被害にあった方の関係者であれば加害者家族に対して憎らしい気持ちを持つのはわかる。でも、まったく関係ない第三者が、野次馬根性だったり行きすぎた正義感で、加害者家族を攻撃するのは間違ってる。その感情を煽るようやことをするメディアも間違ってる。
私は加害者家族でも被害者家族でもない。だからどちらの気持ちも本当はわからない。だからわかったようなフリして、単に興味関心を煽るような報道の仕方をするメディアの言うことを鵜呑みにして、あーだこーだ論じることはしないように気をつけよう。
アメリカでは少年犯罪を犯した親が実名でテレビにでたところ、激励の手紙がたくさん届いたという。
出所して再犯しないようにするには、家族のサポートって本当重要だ。サポートするためには家族は普通に生活できてなきゃいけない。だから、加害者家族を支援することは犯罪の再犯防止に役立つんだってことも考えなきゃいけない。