カルステン・ヘンの作品一覧
「カルステン・ヘン」の「本と歩く人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
Posted by ブクログ
すごいすごい!久々の★5!本好き、ドイツ好きには堪らない。話がサクサク進むのでダレない。映画版は全然別人だと思ったけど、表紙のカールとシャシャは本人じゃん。
賢い老人と活発な少女の掛け合いが小気味良い。子どものシャシャだからこそカールにぬけぬけと叱責できるのも良いし、子どもに戸惑っていたカールが徐々にシャシャを良き相棒と思っていく流れがあまりにも自然。シャシャの良さを父親に伝えようと、本の虫を描けることを挙げるあたりも面白い。カールが老人らしく怒りに振り回されないので大人だなと思った。この領域に行きたい。
タイトルと雰囲気からして全体的にハッピーなのかと思いきや、良い塩梅でまあまあの辛さを
Posted by ブクログ
本とともに生きてきたカール。
年老いて、勤務する書店のボスも代替わりして、
何かと煙たがられる存在に。
しかし、本を注文してくれて、それを届けるお客様はまだいる。毎日決まった時間に、その人のために考え、歩いて届けている。
まるで巡回しているように。
訳ありのお客様ばかり、お店に行かれるような状況でもない人や、カールと話をして何かを得ている人ばかり。皆なにかに閉じ込められている。
カールもまた、小さな町に閉じこもったままでいる。
ある日、突然に天使が降ってきたように、小さな女の子がカールと巡回をともにするようになる。
彼女もまた、閉じ込められているひとりだった。
天真爛漫、可愛らしい彼女の態度に