作品一覧

  • 考える血管 細胞の相互作用から見た新しい血管像
    値引きあり
    3.5
    1巻506円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 血管は、単なるパイプではなかった! 急速に進展した分子レベル、遺伝子レベルの研究は、従来の血管像をあざやかに描き変えた。全身の細胞と情報をやりとりし、相互に影響をおよぼしあいながら能動的にふるまう、「考える」システムとしての姿が見えてきたのである。ノーベル賞学者が予言した「動脈硬化を進める遺伝子」の発見者が、最新の知見を引っ提げ、知られざる血管の実像をヴィヴィッドに語る。(ブルーバックス・1997年6月刊)
  • 逆システム学
    4.3
    1巻682円 (税込)
    市場や生命という複雑なしくみを解明する方法を著者たちは「逆システム学」と呼ぶ。それは、新古典派経済学や遺伝子決定論などの主流の学問研究を批判し、市場や生命の本質を多重フィードバックのしくみに見出すというものだ。経済学と生命科学の対話から浮かび上がる、まったく新しい科学の方法論。

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  • 現代カタストロフ論 経済と生命の周期を解き明かす
    4.5
    1巻946円 (税込)
    コロナ禍の中で見えてきたのは,「周期的な破綻(カタストロフ)」という問題である.経済学と生命科学が専門である著者たちは,現在が50年周期の大転換点にある,とする.現代化したカタストロフ論の視点から,日本と世界が陥っている現状を経済と生命の両面から解き明かし,迫りくるカタストロフへの具体的対処法を示す.

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  • 内部被曝の真実
    3.8
    1巻770円 (税込)
    「私は満身の怒りを表明します」「7万人が自宅を離れてさまよっているときに、国会は一体、何をやっているのですか」――内部被曝研究の第一人者が、科学者の使命を懸けて政府の対応を厳しく批判。大きな感動を呼んだ国会でのスピーチを全文採録。さらに電子書籍版では、放射線被曝を原因とする子どもの甲状腺がんでは、遺伝子のある部分に特徴的な変異が見られるという、きわめて重要な最新研究成果を紹介。科学的証明には時間がかかるとされていた、放射線による子どもの健康被害の問題に、衝撃的な一石を投じる必読の増補版である。
  • 日本病 長期衰退のダイナミクス
    3.0
    1巻880円 (税込)
    長期化する不況、失業者の増加、年金制度の破綻、少子高齢化の進行など、日本経済は「長期停滞」から「長期衰退」の時代に入り、いまや「日本病」とも呼べる状態に陥っている。『逆システム学』で市場や生命の複雑な仕組みを解明した著者たちが、「日本病」のダイナミクスを明らかにし、大転換期を生き延びる方法を提示する。

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  • 放射能から子どもの未来を守る
    値引きあり
    5.0
    1巻499円 (税込)
    国会の参考人説明で、内部被曝研究の第一人者・児玉龍彦教授(東京大学)は、満身の怒りを表し、「国はいったい何をやっているのですか!」と政府を糾弾した。子どもと妊婦を守ることを最優先にすべきであると涙ながらに訴える児玉教授の姿はYouTubeで繰り返し流され、大勢の人々共感と支持を得た。 一方、不良債権問題、小泉構造改革を厳しく批判してきた金子勝教授(慶應大学)は、誰も責任をとろうとせず、失敗も総括しないところに、「失われた20年」と今回の原発事故との共通点を見いだし、3.11直後から警鐘を鳴らしてきた。 原発事故と、その後の無責任な対応により、住む家を追われ、仕事を失い、子どもたちの未来に不安を抱かなくてはならないという理不尽な現実に対して、盟友・児玉龍彦教授と金子勝教授が熱く語る、魂の対談! 感情をあらわに、理不尽な現実に怒りを表明することができる。そんな学者たちが、今この時代にいるのは、ものすごく心強い。

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  • 放射能は取り除ける 本当に役立つ除染の科学
    4.0
    1巻898円 (税込)
    福島原発事故による放射能汚染で、今も16万人が避難生活を続けている。除染活動については、「お金がかかるだけで効果がない」と悲観的な意見が少なくない。たしかに今回の事故では、史上かつてない膨大な量の放射性物質が放出された。しかし最新の科学的知見、現場でのノウハウの蓄積、そして日本の環境技術をもってすれば、美しい国土を取り戻すことは不可能ではない。森・水・土をいかに除染し、生活を再建するか。怒りの国会演説で多くの日本人の心を揺さぶった著者が、ふたたび渾身の提言。

ユーザーレビュー

  • 現代カタストロフ論 経済と生命の周期を解き明かす

    Posted by ブクログ

    カタストロフは一般的には、崩壊と考えられているが、実は一つの周期であり、局所的な変曲点だそうです。
    だいたい50年という周期で経済や生命科学が新しい枠組みに切り替わっていることが書かれていました。
    この本は2022年12月に発行された本で、コロナウイルスの感染拡大の経緯が書かれていましたが、まだ2、3年しか経っていないのに、いろいろなことを忘れてしまっているな~と反省しました。
    安定的な構造がカタストロフという変曲点を経て、次の安定的な構造になるためには、自立した地域からの再生エネルギーと食の供給を基盤とする再生、教育と医療の確立が必要だということでした。

    0
    2025年01月17日
  • 現代カタストロフ論 経済と生命の周期を解き明かす

    Posted by ブクログ

    現代カタストロフ論
    経済と生命の周期を解き明かす
    岩波新書 新赤版 1953
    著:金子 勝
    著:児玉 龍彦

    カタストロフとは、安定的な状況が突然破局する現象を説明するための数学モデルだとおもっていました。
    でも、ちょっと、主旨がちがっていました。
    ここでは、コロナの変種、経済危機がくりかえし発生することを説明するのに使われています。

    あるいは、経済が周期的に変化していく内容を、カタストロフをつかって説明しようとしている書です。

    内容はこうです

    ①生物も繰り返し変わっていくが、ある限界までは、「安定的な構造」を保ち、変化は予想される範囲に収まる
    ②しかし、不安定な循環が重なり、「安定的な

    0
    2024年04月03日
  • 放射能から子どもの未来を守る

    Posted by ブクログ

    「何かが変わりはじめた。
     お母さんは、もう昔のように騙されない。
     そういう時代が始まった。」

    0
    2013年04月28日
  • 内部被曝の真実

    Posted by ブクログ

    原発事故の一番の問題は放出された放射性物質の総量が莫大で必ず濃縮が起こり、高線量のスポットができること。対策は食物は全数検査と、地域は学校などを優先して、高濃度スポットを測定して、除染する。わかりやすく書いてあるのでおすすめです。

    0
    2013年02月20日
  • 内部被曝の真実

    Posted by ブクログ

    BIO Tech 2012では、IT創薬に関する講演会の司会をやっていらっしゃいました。政治力学ではなく、医療科学の視点から、ごく当たり前の話を語った本です。

    0
    2012年05月04日

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